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海外ビジネス コラム

商習慣 2013年10月11日

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アフリカビジネスのセールスについて

金城 拓真(津梁貿易株式会社)

アフリカでいくつかの会社を持っていますが、
これらの会社には共通のルールがいくつか存在しています。

その中の一つが、「商品やサービスを売り込まない」というもの。

もちろん、ビジネスマンで、ビジネスを継続させていくには売り上げや利益が必要です。

しかし、売り上げや利益を求めてお客さんにセールストークを実行しても
今までそんなにいい結果は生みませんでした。

それよりも、相手の話を聞いて、
「あ~、うちの会社もそれを扱ってるよ」
くらいで済ませる方が今までいい結果を生んでいます。

といいますのは、アフリカの場合は基本的にアフターケアは存在しません。

もし何かを購入して、不具合があったとしてもそれは購入者の自己責任。

そんな社会なら、消費者は商品やサービスを購入する際にどんな基準で売り手を選ぶのかと言いますと、
もちろん信用できる人。

お客さんに対して、こちらがきちんと対応する売り手だと認識してもらうことができれば売り上げや利益は勝手についてくるのです。

お客さんと接する短い時間に、セールストークをする時間があるなら信頼関係を築く方が効果的なんですよね。

商品の良さやサービスの良さなどは、お客さんが興味をもった時に話せばいいんだと思います。

アフリカでのビジネスは急がば回れですね。

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金城 拓真

(津梁貿易株式会社)

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