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海外ビジネス コラム

商習慣 2013年11月17日

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アフリカで感じるドライなビジネス・ウェットなビジネス

金城 拓真(津梁貿易株式会社)

僕のビジネスは日本人よりも中国人を相手としていることが多いです。

アフリカには日本人より中国人が多いというのが1番の理由ですが、理由はそれだけではありません。

例えば、うちの倉庫を借りたいと日本人と中国人が言ってきた場合、そのステップに大きな差があります。

日本人は料金の問い合わせをしてきて、(おそらく)他社からも見積もりをとり、そのうえで比較検討していく感じではないでしょうか。

そして契約に従い、倉庫代を僕らは頂いていく。

明瞭でビジネスをしていてもすごくやりやすいのは確かです。

しかし中国人は違います。

少なくとも僕の周りにいる中国人は違います。

倉庫に空きがあるか問い合わせをしてきて、空きがあればそのまま契約してきます。

あまり値段とか気にしている感じではありません。

その代わり、倉庫を使いながらいろいろなことを相談して来たり連絡して来たりします。

イメージとしては、倉庫スペースの貸し借りというビジネスをきっかけとして、うちとの関係性を深めていこうといった意図が感じられるのです。

すると、そのうちビジネスを共同で立ち上げようとか、何かを一緒にやっていこうとかという話に自然となっていきます。

そこまで行くと、正直倉庫代なんて微々たるもので、そのまま無料で貸し出しちゃう場合だってあります。

僕の経験上、長い目で見ると日本人よりも中国人のほうが得をしているようにも感じます。

ビジネスとしては日本人と一緒にしているとすごくやりやすい。

中国人としているとすごく発展性がある

そんな風に大きく分けれるんじゃないでしょうか。

日本人のようなドライさも必要だとは思いますが、中国人のように人を巻き込んでいくウェットさも大切だと思います。

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金城 拓真

(津梁貿易株式会社)

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