Digima〜出島〜

海外進出に関わる、あらゆる情報が揃う「海外ビジネス支援プラットフォーム」

海外進出に関わる、あらゆる情報が揃う「海外ビジネス支援プラットフォーム」

海外ビジネスサポート企業はこちら

検索フィルター

検索コンテンツを選ぶ

検索したいコンテンツを選んでください

国を選ぶ

検索したい国を選んでください

業種を選ぶ

検索したい業種を選んでください

課題を選ぶ

検索したい課題を選んでください

海外ビジネス コラム

商習慣 2014年10月30日

  • share

中国No.1決済システム「アリペイ」でお金儲け

浅野 潤(セールスインチャイナ株式会社)

アリババのECプラットフォーム、タオバオや天猫で買い物をする人のおよそ80%が利用する決済システム。それはアリペイ(支付宝)Alipay.com です。

昨年、2013年にアリペイの決済サービスを利用した人は1億人を突破、その決済数は27億8,000万回。とにかく巨大な決済装置となっています。

そのアリペイが半年前にリリースして大ヒットしているのが、「余額宝」というサービス。(https://financeprod.alipay.com/fund/index.htm)すでに約5,000万人がこのサービスを利用していて、すでに約4兆2,500億円の運用資金を集めたとされています。

この「余額宝」は、買い物に使おうと思って、アリペイにチャージしたままになっている残高を運用してくれる投資信託ですが、天弘(http://www.thfund.com.cn/)というファンドが運用を担当していて国際や社債など比較的リスクの少ない運用が特徴のようです。

今日現在の利率は6.259%で、利益は毎日決済され、午後3時に当日の利益がチャリ~ンとチャージされます。これは楽しいかも。

目下、アリババの最大のライバルのテンセントも、大ヒット中の微信ユーザーをターゲットに、債券などで運用する金融商品を購入できるサービス「理財通」をリリースしました。

両者ともに、消費者にただ買い物をしてもらうだけでなく、まずは儲けさせて、そのお金でまた買い物をしてもらう、そんな循環を描いているようです。

このコラムの著者

このコラムニストにメールで問い合わせる

浅野 潤

(セールスインチャイナ株式会社)

コラムニスト詳細

ジャンル別 新着コラム