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海外ビジネス コラム

時事 2013年11月15日

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政治家と海外進出。ビジネス成功のために協力できる2つのこと

丸山 和也(参議院議員・弁護士)

今回は、政治家と海外進出について述べさせていただきます。

政治家としてできることは、2つあります。
それは、「スピリッツを啓蒙していくこと」。そして、「促進するための環境づくり」です。

前者は、海外に行き、世界を見て、世界との懸け橋になっていくこと。また、日本企業に対して精神的なものを鼓舞していくことです。後者は、特区をつくったり、予算を組んだりすることです。

ともすれば後者にばかり目が行きがちですが、これは2つとも非常に大事だと思っています。海外進出を成功させるための完璧な条件などありません。しかし、スピリッツがあれば、それを切り開いていけるはず。まだまだ十分じゃない政策の中でも、成功している人は成功しています。

以前であれば、海外進出はもっと困難な状況でした。その一方で、予算や特区で環境が整えられれば、競合も自然と増え、競争は以前と比べ激しくなっています。誰もが出て行けて、誰もが成功するというのはありません。どんな時代になっても厳しい競争はあります。その中でスピリットが大切になってくるのです。

日清食品の創業者で、安藤百福さんという方がいます。彼は、「人がやらないことをやったほうが、成功体験として強い。簡単なことに価値はない」ということを仰っています。これこそが、チャレンジングスピリット。このスピリットが海外進出には絶対に必要です。

先ほども述べたとおり、海外進出は容易になっています。渡航もしやすい、資金の持ち出しもできる、お互いに国家が協力しあっています。今は、20年30年前と比べて、はるかに海外進出しやすい状況です。だからこそ、予算や特区などによる環境づくりを、手をこまねいて待つだけではなく、どんどんとチャレンジしていって欲しいです。

もちろん、私達としては、もっと誰でも進出できたり、誰でも投資できたりという環境を作っていかなくてはならなくて、それはまだまだ不十分です。タイミングが合えば、そうした中で出てくる施策を是非ご活用頂きたいですし、可能な範囲でお助けできるように進めていければと思います。

丸山和也氏・最新著作!『“いま”こそ「中小企業の社長」は国内で足場を固め「アジアに進出」せよ!』

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丸山 和也

(参議院議員・弁護士)

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