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海外ビジネス コラム

商習慣 2012年12月28日

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インドネシア進出問答集④――「駐在員の生活費はどれくらいかかるか」

小野 耕司(インドネシアビジネスサポート)

本連載では、インドネシア進出に関する問答集という形で、実際によくいただくご質問をご紹介しています。今回は、操業後のコストに関する問答集となっております。日本人駐在員の現地給与などは、どれくらいに設定すべきなのでしょうか?

 

社長:日本人をジャカルタ周辺に単身で駐在させる場合、給与はどのような形で支払うことになるでしょうか?

小野:単身の場合で、家族が日本に残っている場合は、日本での給与のほとんどはそのまま継続し、現地での生活費を別途、現地給与として支払う形が多いと思います(その場合の税金の扱いについては、前回の税金制度編の問答集を参照して下さい)。

 

社長:ジャカルタ東部の工業団地にある、サービスアパートに住まわせる場合、月にどれくらいの生活費が必要でしょうか?

小野:社用車とアパート代金(月6万円くらい)は現地法人の負担とした場合、最低でも10万円が相場と言われています。但し、この額は生活するためだけの費用ですので、仕事上の付き合いで、ゴルフ代や交際費を個人で負担する場合は20万円くらいになると思われます。

 

社長:もし家族同伴となれば他にどんな費用が発生するのでしょうか?

小野:生活費は月10万円×人数が目安と考えてよいでしょう。もしお子さんが小学生や中学生で、ジャカルタ日本人学校に通わせる場合、生活費の他に日本人学校の費用として子供一人あたり月に4万円程度必要となります。

 

社長:給与の他に家族同伴の場合に追加的に発生する費用は何かありますか?

小野:ジャカルタ日本人学校に通わせる場合、現地法人負担とするにしても、スクールバスに乗れるジャカルタ市内のアパートを借りる必要があります。アパート代はUS$2,000/月前後が普通です。また、家族のための車を運転手付きで、リース契約などで確保することも必要になります。

 

このように現地での生活は意外とお金がかかります。そちらを把握した上で、進出計画を立ててい

このコラムの著者

小野 耕司

小野 耕司

(インドネシアビジネスサポート)

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