海外ビジネス コラム

市場動向 2015年08月10日

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活発化するベトナム人材市場のトレンドは?(from RGF)

榊原 宏一(リクルート海外事業法人 リクルート・グローバル・ファミリー(RGF))

【ベトナム エリアトピックス from RGF ベトナム現地法人】

企業を経営する上で、最も大切なのは「人材」と言っても過言ではない。ビジネスの海外展開においては、より一層重要なキーファクターとなってくる。一方で、アセアン各国の人材の特性や市場動向は様々。その上、情報が手に入りにくく、弊社にも数多くの相談が寄せられている。

そこで、このコラムでは、各国の人材事情について「エリアトピックス from RGF」と題し、全7回でお送りしていく。第4回は、ベトナム法人の拠点長・細田 裕子(ほそだ ゆうこ)へのインタビューをもとにベトナムついて解説する。

vietnam

ベトナム人材市場のキーワードは「言語」

ホーチミン周辺エリアでは、イオンモール2号店開店、高島屋開店準備、各種飲食店、小売り系の進出が急激に増えている。また、ホーチミン第一号の地下鉄工事が開始されるなど、インフラ設備の拡充にも弾みがついているベトナム。

昨今、20代若手の営業事務、人事総務などの事務系求職者の動きが活発になり、求人案件、紹介決定共に増加している。

進出されている日系企業のほとんどの公用語が英語であり、「英語+業務経験」を求める求人が多い。一方、日本語人材は少ない為給与はより高くなる傾向にあるが、日系IT系企業の中でのニーズが非常に高い「日本語+IT系経験」の人材は、1000USDを超えるケースが多くなる。また、ベトナムという国家が、20代の人口が多い為、日系企業が求めるレベルの管理経験を持つ人材が少なく、「言語+業務経験+管理経験」となると、満足いく人材が転職市場に出てこないケースが多い。

日本人に関しては、若手人材の営業職よりも、製造業・IT系の技術者が目立つ

一方、日本人のベトナムでの就業に関しては、労働許可証取得に対する条件が比較的に厳しい状況に変わりがないが、20代の若手からシニア層まで、べトナム勤務希望者が一定数存在している。

特に直近では、若手人材の営業職よりも、製造業・IT系の技術者での紹介決定増加が目立つ。ベトナム生活の経験者は少なく、日本在住・在勤者から転職成功例が目立つ。地域的には特にホーチミン希望者の割合が多く、ハノイでの日本人採用は難易度が高くなり、その他の地方になると、さらに難易度が増す。

【具体的な職種と給与相場】
●職種:チーフアカウンタント (ローカル) ●業種:サービス・小売り系
●年齢:30代  ●年収 422,175,000VND (約250万円)

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榊原 宏一さかきはら こういち

(リクルート海外事業法人 リクルート・グローバル・ファミリー(RGF))

<Asia Region Marketing Manager>

RGFでは、経営幹部、エグゼクティブ層向けのリテインサーチ、成功報酬型サーチから、中間管理職、技術職、高度専門職、ジュニアスタッフ向けの成功報酬型人材紹介サービスまで、幅広くご提供しています。

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