Digima〜出島〜

海外進出に関わる、あらゆる情報が揃う「海外ビジネス支援プラットフォーム」

海外進出に関わる、あらゆる情報が揃う「海外ビジネス支援プラットフォーム」

海外ビジネスサポート企業はこちら

検索フィルター

検索コンテンツを選ぶ

検索したいコンテンツを選んでください

国を選ぶ

検索したい国を選んでください

業種を選ぶ

検索したい業種を選んでください

課題を選ぶ

検索したい課題を選んでください

海外ビジネス コラム

ネットビジネス 2013年10月07日

  • share

広告ではなく記事!“台湾でのプレスリリース”の口コミ効果とSEO効果

小林 一弘(株式会社世界)

「広告」ではなく「ニュース」の方が信用されやすいのはどこの国も同じ

進出先国での現地プロモーションや訪日外国人集客のマーケティング手段として「海外の新聞やニュースメディアでの記事掲載」を希望する企業も多いのではないでしょうか?
「広告」ではなく「ニュース(編集記事)」として、新聞メディアに掲載される方が、情報の信頼性も高く、掲載後に口コミやSNSなどで拡散される可能性が高いからで、これはどの国でも同じです。

当社では、海外の新聞社の広告代理業務を行っている関係で、台湾、香港、中国、韓国の新聞メディア約60社とネットワークがありますが、各国新聞社の記者の方から「日本の記事情報を提供してほしい」などの要望をされることはたまにあります。

特に台湾では親日な国民が多いことから日本の旬な情報に注目していることが多いです(最近では「半沢直樹」の記事が多くの新聞社で取り上げられています)。
そこで今回は台湾の新聞社にプレスリリースを行い、記事掲載について調査しました。

<記事の内容>
日本でのバス観光旅行の記事

<期間>
2013年9月1日~9月30日の1か月間に投稿

<各新聞社へのプレスリリース方法>
メール&電話交渉

<連絡をした台湾の新聞社とプレス掲載>
台湾の大手新聞社(4社)と台湾の中小新聞社(6社)計10社(ニュースサイト)

掲載率80%! 成功のポイントは?

<結果>
・台湾大手新聞社(4社)
(掲載されました) 蘋果日報 http://appledaily.com.tw/
(掲載NG)    自由時報 http://www.libertytimes.com.tw/
(掲載されました) 聯合報 http://udn.com/NEWS/mainpage.shtml
(掲載NG)    中時日報 http://www.chinatimes.com/

・台湾中小新聞社(6社)
(掲載されました) EZPR http://www.ezpr.com.tw/
(掲載されました) 大全民新聞網 http://liku.com.tw/index.php
(掲載されました) whatsnew http://www.whatsnew.org/
(掲載されました) wenews http://wenews.nownews.com/index.php
(掲載されました) 新聞聯線 http://www.marsnews.com.tw/
(掲載されました) mo-wen http://www.mo-wen.com/main/index.php

台湾の新聞社ニュースサイト10サイト中、8サイトで記事掲載をいただきました。
台湾で最大級の発行部数50万部を誇る新聞社、蘋果日報 http://appledaily.com.tw/
とNo.3の聯合報http://udn.com/NEWS/mainpage.shtml(発行部数28万部)に掲載されたのは非常に効果的なパブリシティであったと思います。また、投稿した台湾の中小新聞社6社は全て掲載されました。

通常、ニュース記事には読者のサイト離脱防止でサイトへのリンク設定を行わない新聞社が多いのですが台湾の新聞社は記事にリンク設定や連絡先も掲載してくれています。

http://www.appledaily.com.tw/appledaily/article/supplement/20130914/35275917/applesearch/

<その他>
今回の掲載された記事は多くの読者方のFacebookやブログで紹介されており、あるFacebookでは約680の「いいね」、約50人のコメントで拡散されております。
また「台湾Yahoo!」「台湾Google」でも「日本バス旅行ツアー」のキーワードで複数の記事が上位表示されており、2次的効果が出ています。

図.Facebookでの拡散状況

図.台湾Yahoo!でのSEO状況
<ポイント>
台湾が日本の情報を求めているからと言って、どのような記事でも掲載されるものはありません。これは各新聞記者の方と電話で掲載打診する段階でわかります。
記事として掲載されるには台湾の方たちから見て、「興味関心が持てるか? タイミングとして話題性があるか?」が重要なポイントになります。
どのような記事が掲載されやすいかは、台湾の親日の人達の気持ちになって考えてみていただければ見えてくるのではないでしょうか。

このコラムの著者

このコラムニストにメールで問い合わせる

小林 一弘

(株式会社世界)

コラムニスト詳細

ジャンル別 新着コラム