セミナー情報
特別講演 D会場 D-11 9月12日 14:50~15:35
【特別講演】「日本の旅と食が世界を巡る」
獺祭×観光ブランドプロデューサーが描くインバウンド×アウトバウンドループ

株式会社獺祭/株式会社iNTO(イントゥ)
- 役職
- 代表取締役社長・4代目蔵元/代表取締役・観光ブランドプロデューサー
- 登壇者
- 桜井 一宏/小松崎 ともこ
- 講師情報
- ■株式会社獺祭 代表取締役社長/4代目蔵元 桜井一宏(さくらい かずひろ)
1976年生まれ、山口県周東町(現岩国市)出身。早稲田大学を卒業後、酒造とは関係のない東京のメーカーに就職。東京の居酒屋で「獺祭」のおいしさに気づき、2006年、実家に戻る形で旭酒造に入社、常務取締役となる。2013年より取締役副社長として海外マーケティングを担当、主にニューヨークで海外進出の礎を築く。2016年9月、代表取締役社長に就任、4代目蔵元となる。2023年9月にニューヨーク・ハイドパークに同社初の海外拠点となる「Dassai Blue Sake brewery」がオープン。日本と同様に山田錦のみ、純米大吟醸のみで酒造りを開始する。銘柄名は「DASSAI BLUE」。2025年6月には、「株式会社獺祭」に社名変更した。
■株式会社iNTO(イントゥ) 代表取締役/観光ブランドプロデューサー 小松崎 ともこ
観光庁【観光地域づくり法人の体制強化事業】 専門家
観光庁【地域周遊・長期滞在促進のための専門家派遣事業】専門家
早稲田インバウンド・ビジネス戦略研究会メンバー
早稲田大学グローバル・ストラテジック・リーダーシップ研究所 招聘研究員
「旅」のマーケティングの専門家。東日本大震災をきっかけに、日本を世界に発信する事業を開始。大手代理店からの依頼により、国・自治体・大手企業の大型案件を多数プロデュース。国内とインバウンドの相乗効果(ツーリズムシナジーサイクル)による観光地のブランディングを得意とし、日本の地方活性および民間企業の収益拡大に従事している。
日本記者クラブ「新型コロナウイルス 観光再生への道」に登壇(2020年)
朝日新聞「論座」やダイヤモンド・オンライン等にて記事を執筆。
共著書に『インバウンド・ビジネス戦略』『インバウンド・ルネッサンス 日本再生』(日本経済新聞出版社) - セミナー概要
- 日本の“旅”と“食”は、もはや国内だけのものではありません。
世界中の人々が日本酒や和食に魅了され、自国で出会ったその体験をきっかけに日本を旅したくなる。そして日本を訪れた人は、その味や風景を心に刻み、帰国後も日本を求め続ける——そんなインバウンドとアウトバウンドが循環する時代が到来しています。
本セミナーでは、日本を代表する酒蔵ブランド「獺祭」の桜井一宏氏と、観光ブランドプロデューサーとして数々の地域をプロデュースしてきた小松崎ともこ氏が登壇。「食」という体験価値がどのように国境を超え、人を動かし、地域の未来をつくっていくのかを、多角的な視点から語ります。
日本の魅力を“知る”から“行きたくなる”へ、“訪れる”から“持ち帰る”へ。
旅と食が生み出すループの本質に迫り、地域や企業にとっての新しいヒントをお届けします。 - このセミナーで学べること
- ・日本の「旅」と「食」が生み出すインバウンド・アウトバウンドの循環構造
・世界市場における日本ブランドの伝わり方と広がり方
・酒蔵×観光の実践者が語る、地域を世界につなぐ戦略とヒント - 対象者
- ・地域の魅力を世界に発信したい観光事業者・自治体担当者
・「旅」と「食」の連動によるプロモーションを検討している方
・地域ブランディング・観光コンテンツ造成の実務に携わる方