企業の皆さまが活用可能なJICAの民間連携メニュー

独立行政法人　国際協力機構（JICA）　関西センター

役職

企業連携課　専門嘱託 / 開発大学院連携課　職員　/ JICA海外協力隊　相談役

登壇者

村里　咲良 / 箸　大輝 / 津田　昌二

講師情報

■企業連携課　専門嘱託　村里　咲良　
企業での勤務を経て、2024年1月より現職。「中小企業・SDGsビジネス支援事業」の案件監理等を担当し、在関西企業の開発途上国へのビジネス展開の支援に従事。

■開発大学院連携課　職員　箸　大輝
大学院修了後、2020年、独立行政法人国際協力機構（JICA）入構。総務部ではコロナ禍の緊急対応業務に従事し、関西センター研修業務課では開発途上国の国づくりを担う行政官等の人材育成（研修事業）に携わり、2024年3月より現職。日本の大学の修士・博士課程に在籍するJICA留学生（開発途上国の中核を担う人材）をインターンシップとして受入、その後の採用やビジネスでの連携にご関心のある日本企業・団体の皆さまを対象にした、ネットワーキングフェア企画・運営にも携わる（2025年10月14日（火）マイドーム大阪にて開催予定）。

■JICA海外協力隊　相談役　津田　昌二
前職での就職支援、国際協力、メンタルへルス業界などの経験を経て2011年4月より現職。JICA海外協力隊経験者のキャリア支援を通じたグローバル人材の採用／活用支援業務に携わる。特に民間企業や自治体における採用支援では多くの実績を持つ。国家資格キャリアコンサルタント、2級キャリアコンサルティング技能士、産業カウンセラー。

セミナー概要

本セミナーでは、民間企業の皆さまにご活用いただけるJICAの３つの事業についてご紹介いたします。

（１）「中小企業・SDGsビジネス支援事業（JICA Biz）」
開発途上国を支援する公的機関であるJICAが、企業の海外展開支援を開始した2010年度以降、1,500社以上の企業の提案を採択し、開発途上国の課題解決に貢献するビジネスの展開支援を行って参りました。
同支援事業の概要や特徴、関西企業による具体的な活用事例等をご紹介します。

（２）「JICA留学生インターン制度」
JICAは世界約100か国からその国のリーダーとなる中核人材をJICA留学生（大学院生・英語人材）として受け入れ、インターンの機会をサポートしています。JICA留学生のインターン受入をきっかけに、「海外向けの商品開発・マーケティングの足掛かりになった」、「留学生の出身国と人的ネットワーク構築ができた」など企業の皆さまからもご好評をいただいている「JICA留学生のインターン制度」について概要や特徴、受入企業の事例についてご紹介します。

（３）社員のJICA海外協力隊参加（連携派遣）と協力隊経験者の雇用
自社社員をJICA海外協力隊として開発途上国へ派遣し、自社商材に対する現地のニーズを探っていただくことや、海外協力隊として現地の課題解決のために活動した経験がある人材の雇用について、メリットや流れをご説明します。
また、JICAが有するグローバル人材と企業のオンラインマッチングサイトもご案内します。

このセミナーで学べること

・開発途上国でのビジネスチャンスについて
・JICAの企業支援制度「中小企業・SDGsビジネス支援事業 (JICA Biz)」の概要と活用事例
・JICA留学生インターン制度の概要・特徴、受入企業の事例
・JICA海外協力隊への社員の（現職）参加、協力隊経験者の雇用

対象者

・開発途上国の課題解決につながるビジネスに関心のある企業、団体関係者
・JICA留学生インターンの受入や社員の海外協力隊への派遣、協力隊経験者の雇用に関心がある企業、団体関係者