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海外ビジネス コラム

商習慣 2014年11月21日

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途上国ビジネスでは「事件屋」に要注意!

金城 拓真(津梁貿易株式会社)

わざと穴をあけて事件を起こしてくる会社が存在する

僕らの世界では事件屋と呼ばれる人たちがいます。途上国でビジネスをしていく場合、この事件屋を見抜かないと会社に大きな損害が出てしまいます。

それでは事件屋とはなんなのか。

それは多くの場合に現地の会計事務所などが挙げられます。

まず、会社の経理などを請け負った会計事務所が経理処理でわざと穴をあけておきます。それを数年続けた後、税務署にリーク。そして、その穴に対する罰金を後ろで税務署と分けるというもの。

これは会計事務所のパターンですが、弁護士事務所や警備会社など、わざと穴をあけて事件を起こしてくる会社は後を絶ちません。

そういった会社こそ会社の見てくれは立派なので、騙されないようにしたいですね。まじめにやっている会計事務所などがとばっちりを受ける社会は変わっていってほしいです。

このコラムの著者

金城 拓真

金城 拓真

(津梁貿易株式会社)

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