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海外ビジネス コラム

生活・文化 2015年08月03日

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アフリカの現地スタッフを叱る時のポイント

金城 拓真(津梁貿易株式会社)

「約束を破る」ことに対して叱る

先日、うちのスタッフが遅刻をしてきました。アフリカでは遅刻なんて当たり前のように起きるのですが、それを当たり前として許すのは社外の人間に対してだけです。

うちのスタッフが遅刻をすると、もちろんそのスタッフは叱られます。ただ、うちの場合は他社と違った叱り方をしているんじゃないでしょうか。

うちの場合、遅刻した事に関しては一切触れません。叱る内容は、「約束を破った」事に関してです。何時に何処に集合という約束を破った事に関して、叱るのです。そうすると、次に遅刻以外の何かで叱らないといけなくなった時も「約束を破った」事で叱れます。

僕らは「約束を何より大切にしている」とスタッフに認識してもらえれば次第に叱る回数が激減していくんです。それを遅刻のみで叱ると、また違うことで叱る際には違う事だと彼らの中で認識されてしまいます。

そうすると、何かがある度に叱っていかないといけません。それだと僕やマネージャーのストレスが溜まっていくので出来れば避けたいところです。それを「約束を破らない」事で統一すると非常に楽なんですよね。

ちょっとしたアフリカビジネスのポイントです。

このコラムの著者

金城 拓真

金城 拓真

(津梁貿易株式会社)

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