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海外ビジネス コラム

市場動向 2022年10月27日

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海外に売れるものって?

大谷 智章(Frontieer)

Frontieer大谷です。

1994年生まれ、大谷翔平と同い年で、親戚なの?とよく聞かれますが全く違います。

UAE(アラブ首長国連邦)を中心に、パキスタン、スリランカ、モロッコ、インドなど、日本企業があまりいないエリアでのビジネス展開支援をおこなっている現在6名の小さな会社です。

変な若い奴がいるなと以後お見知り置き頂けると嬉しいです。

2022年の目標は、この「Digima〜出島〜」を運営している株式会社Resorz様の社員さん全員と市ヶ谷のオフィス横にある大衆居酒屋に行くことです。


さて今回は「海外に売れるものって何?」という質問がよく来ますので、なんとなくわかる範囲でお伝えできたらと思います。

Frontieer的海外に売れるもの?


Frontieerのメイン対応エリアであるUAEという国はなかなか難しく興味深い国です。

お金持ち、石油王、世界一のビルのあるド派手なキラキラした場所のイメージを持たれている方も多いと思います。

日本のことをあまり知らないし、日本人もあんまりいないし、日本のものもあんまり売ってないし、という場所で、他の国製のほどほど同じようなものが、ほどほどの金額で、いろいろなところで売っています。

ここでの大きな特徴というのが「日本製だから何?」と言われるところです。

日本製ブランドや北海道ブランドが全く通用しないわけではないのですが、JAPANと書いた箱に若干変なフォントに違和感のある言葉が書いた、日本風っぽいよくわからない製品が日本製品の顔をして、誰にもそれが偽物だと思われないで存在しています。

また、ダイソーやそのパクリであるMINSOが日本製品として見られていることも多く、現地の一般人的には「日本って何があるの?ワンピースとドラゴンボールはわかるよ?」くらいな感じで聞かれます。

なので、日本という国がどんなものを作っているのかよくわかっておらず、あんまり興味もない、というのが私が今まで仕事をしていての実感です。

そんなUAEという国に関しての細かいお話はまた今度の機会に…。

日本製という肩書きだけでは力不足


上記の通り、他の国の同じような製品がある中では、日本製という肩書きだけでは力不足です。

それ以上に人を引き寄せるための魅力、それを伝えていくプロモーション方法、ビジネスとしての利益率、が重要です。

ドンキホーテの海外お菓子コーナーはどこにでもあると思いますが、そこで手に取って購入するのはどのようなものでしょうか?

特設の韓国コーナーは別として、どこどこ産と考えてみている人はそこまで多くはないかと思います。

単純に…

・これ美味しそうだな

・値段を見て高いか安いか

・安いならちょっと買ってみようかor高いけど気になるし買ってみよう

…だと思います。

これを読み解いていくと…

・これ美味しそうだな(パッケージデザインで商品の魅力を伝える)

・値段を見て高いか安いか(想像される味やブランディング、生産国への興味関心)

・安いならちょっと買ってみようか(低価格による損失リスクが少ない、逆にいうと不味くても想定範囲内)
or
・高いけど気になるし買ってみよう(高価格でも魅力が伴って期待値が高く、失敗リスクよりも購買力が上回る)

…と分析できるわけです。

結構普通のことを普通に書いてますので、そんなの当たり前だろ、と言われそうですが…。

商品がどうか、日本製がどうかというよりも…?


さて本題に戻ります。

よく聞かれるのは「日本のどんなものが売れるの?」。

答えとしては、商品がどうか、日本製がどうかというよりも、魅力を適切に伝えて、適切な金額で販売することができるかどうか次第である、というのがUAE含めた中東圏の市場での今現状の回答です。

今現状というのも、社会情勢や政治的側面ですごく大きく変動するからですね。

地域によっての日本ブランドの効果の有無もありますが、日本ブランドが通用しないところでのアプローチ方法+日本ブランドで世界各国代替対応が可能になる、ということです。


具体例として、今アメリカで大ヒットしているという、ハイチュウ。

以前は国内だけで12億円ほどの売り上げだったそうですが、アメリカの野球選手がきっかけで145億円規模に大飛躍したそうです。

※参照:
「ハイチュウ」がアメリカで大成功した理由─それは“ユタ州”と“野球選手”にあった」クーリエ・ジャポン

その前は、オタフクソースが世界的にも大ヒット。

※参照:
「お好み焼」という食文化を世界に拡げる「オタフクソース」」「Digima〜出島〜 | 海外進出企業インタビュー」

使う環境を見せながら、商品の持つシンプルな魅力で勝負する、そこで日本製かどうかはあまり関係がない、というすごく綺麗な例の2つです。

結論


何が売れるかなんてわかりません。

その商品が彼らの生活の中に溶け込んだらどうなるのかを考えながら、商品のシンプルな魅力と価値を魅せていく、ことこそが重要になるかと思います。

 
こんな感じで第1回のコラムを締めさせて頂ければと思います。

このコラムの著者

大谷 智章

大谷 智章

(Frontieer)

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