海外ビジネスEXPO

オフライン115-6/オンライン11-13日 10:00~17:30
  • 会場東京国際フォーラム
  • 主催海外ビジネスEXPO実行委員会

セミナー情報

オンライン C-10 11月12日 13:00~14:00

【オンライン】「一帯一路」と「大湾区」
~ 香港を取り巻く広域経済圏の未来と香港貿易発展局の支援活動

香港貿易発展局

役職
東京事務所長
登壇者
伊東 正裕
講師情報
兵庫県出身。1985年味の素株式会社入社、家庭用・業務用食品の国内営業、海外マーケティングを担当。
1990-1996年、味の素(香港)出向、2000-2006年、味の素(中国)出向(広州・上海駐在)を含め、約14年間にわたる中国関連の業務経験を有する。
2006年7月より香港貿易発展局に転じ、マーケティング・マネージャーとして食品・農水産物、コンテンツ、デザイン各産業の貿易振興を担当する傍ら、中小企業の香港・中国進出に際してのコンサルティング/アドバイザリー業務に従事。
2007年5月東京事務所次長、2012年1月大阪事務所長、2018年3月より現職。
香港貿易発展局の東日本における事業統括責任者として、静岡県、長野県、新潟県以東の中央省庁・地方行政・企業や関係機関の海外展開支援に尽力している。
1988-1989年、台湾師範大学に留学し北京語習得、広東語・英語にも堪能。英国レスター大学経営学修士(MBA)。農林水産省輸出倍増リード事業委員、近畿経済産業局「関西のクリエイティブ産業を考える会」委員、宮城県食品輸出協議会参与、札幌市「東アジア食品輸出エキスパート養成講座」講師、沖縄国際航空物流ハブ活用推進事業戦略検討委員会委員、沖縄県アジア経済戦略構想推進・検証委員会委員、同観光・MICE振興専門推進部会副部会長、石川県海外経済戦略連携調整会議専門委員などを歴任。
セミナー概要
本セミナーは、中国本土政府が提唱した「一帯一路」構想ならびに香港・マカオ・広東省9都市の一体化を進める「大湾区」計画について、国際ビジネスの中心地香港の視点から分かり易く解説します。

現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」については、日本政府が条件付きながらも「協力」を表明したことで、日本の財界も一定の興味を示しはじめた段階にあるといえます。 また「海のシルクロード」の玄関口である香港・珠江デルタにおける広域経済圏「大湾区」は、世界三大ベイエリアである、ニューヨーク湾、サンフランシスコ湾、東京湾に匹敵するような巨大広域経済圏を構築する中国本土政府主導の国家計画です。その構想の中核となるインフラ整備プロジェクトとして、香港から深圳経由広州までの高速鉄道が敷設され、香港からマカオと珠海へは世界最長の橋が架けられるなど、香港とマカオ、広東省沿岸部は「1時間生活圏」と称されるように、一体化が着実に進展しています。このような広域経済圏の出現は、珠江デルタ地区における、購買力を背景とした巨大マーケットの勃興と新たなビジネスチャンスの到来を意味しています。

両構想において香港が果たす役割や機能、更には新型コロナウィルスの蔓延により対中ビジネスも大きな打撃を受けている状況下、ビジネスゲートウェイとしての香港活用の可能性についても解説します。中国・アジア事業にご関心のある方は、是非ご参加ください。
このセミナーで学べること
中国本土政府が提唱した「一帯一路」構想ならびに香港・マカオ「大湾区」計画の概要と最新情報、そして香港の役割についてお話しします。