主催者よりご挨拶｜海外ビジネスEXPO

主催者よりご挨拶

「海外ビジネス2.0」はじまる

この度は海外ビジネスEXPO東京に興味を持っていただき誠にありがとうございます。

お陰様で本イベントも今年で８回目を迎えることができました。昨年に比べ来場者様も大幅に増え、コロナも明け海外ビジネスへの取り組みが本格的に加速しているのを感じております。

「真の日本の開国」そのために「海外ビジネスをする企業を１万社創出すること」が弊社Resorzの使命。運営する海外ビジネス支援プラットフォーム「Digima〜出島〜」をはじめとるする海外ビジネス支援サービスを通して我々は13年間で2万5千件以上の海外ビジネスの相談を受けて参りました。また個人としても20年以上海外への渡航を続けています。

だからこそ断言しますが、これから世界は益々フラットになります。

20年前にアジアの国々の人が日本に来ることは全く想像できませんでした。しかし現在はどうでしょう？アジアのみならず世界中の人々が日本を訪れ、真の日本を体感し帰っていく。世界中の人々とオンラインで気軽に繋がることができ、日本の商品をオンラインで販売することも可能になりました。

今後TPP等の協定やAECのような共同体の発足、LCCをはじめとする移動コストの低下、インターネットによる情報共有速度の向上や、国家を跨いだインターネットサービスの拡大により国家の壁はますます低くなります。言語の壁もそう遠くない未来に無くなるでしょう。今後世界中の企業・サービス・人材が国家をまたぐ大移動時代に突入し、より多くの日本の中小企業が海外と取引をするのが当たり前になります。

今までの多額の投資が必要だった海外ビジネスを「海外ビジネス1.0」とすると、小規模・スモールスタートで誰もが始められる海外ビジネス「海外ビジネス2.0」の流れが来るでしょう。

では、世界がフラットになっていく中で日本の勝ち筋はあるのでしょうか？

答えは「YES」。なぜなら、世界のマーケットで勝つには独自性＝ユニークさが必要だからです。世界中から観光客がなぜ日本に来るのか？それは日本でしか体験・経験できないものが多いからです。どんな国でも体験できるものに観光客はお金を落としません。普段日本だけにいると中々わかりませんが、日本は歴史に裏打ちされた古代国家です。だからこそ他国には一朝一夕に真似できない文化が多々あるのです。

そしてそれは観光だけに限りません。日本のサービスや商品にはそれぞれ独自性があり、日本企業の海外展開・海外ビジネスという分野においてはまだまだ可能性があることは間違いありません。

ではどうすれば海外ビジネスを成功させることができるのか？それは何よりも「グローバル感覚」を身につけることです。日本は島国のためとにかくこの感覚がありません。

郷に入っては郷に従え、展開先の国々のマーケット状況や商習慣を理解し日本での常識や勝ち方をいい意味で捨てることが重要です。

海外ビジネスEXPOには多くの優良な海外ビジネス支援企業様が世界中から一堂に会します。是非ご参加いただき、存分に海外ビジネスに関する相談や情報交換をしグローバル感覚と海外ビジネスのネットワークを広げてください。

今回の海外ビジネスEXPOでも多くの企業様の交流が生まれ、その交流が今後の日本企業の海外進出成功、及び国益に繋がっていければこれほど嬉しい事はありません。

皆様と会場でお会いできることを楽しみにしております。