海外ビジネスEXPO

20221117(木)・18(金)10:00~17:00
  • 会場東京都立産業貿易センター 浜松町館4F
  • 主催海外ビジネスEXPO実行委員会

セミナー情報

セミナー会場D D-6 11月17日 16:15〜17:00

RCEP・FTA徹底解説!自由貿易協定で関税ゼロに
~世界のFTAを使いこなすスペシャリスト育成法とは~

株式会社トレード・ブリッヂ

役職
代表取締役
FTAプランナー講座総監修者
登壇者
國分 由喜夫
麻野 良二
講師情報
■國分由喜夫
株式会社トレード・ブリッヂ代表取締役
2009年ゲイル株式会社設立。システム会社として、前職より販売している貿易管理システムTOSSの販売を行なうため、2010年より東京、大阪で貿易実務セミナーを定期的に開催。常に最新のテーマを取上げ、会場は満席状態が続き、TPP、日欧EPAから始まった自己証明制度をきっかけに、FTAの専門人材のの少なさに痛感。原産地規則の重要性と分かり易い学習方法について問題提起し、2019年、貿易専門の人材教育を行う株式会社トレード・ブリッヂを設立。原産地規則を体系的に学習できる「FTAプランナー講座」を創設。独自のテキストとe-ラーニング、個別勉強会を開催しながらFTA専門人材を育成。一方で、FTA利用の為の企業コンサルや、検認を受けた企業へのコンサル提言も行い、実務的な活動も行っている。

■麻野良二
株式会社アールFTA研究所代表取締役
関西学院大学経済学部を卒業、大阪商工会議所に入所。その後 外務省に出向、パキスタン日本国大使館 専門調査員。引続きシンガポール日本商工会議所 事務局長を歴任。帰国後、関西学院大学大学院 経済学修士課程を修了し大阪 商工会議所に復職、証明センター所長を経て2016年3月 退職。直ちに株式会社アールFTA研究所を設立、代表取締役として、中小企業を中心にFTAの円滑な利用支援を全国規模で行う。支援した企業数は200社以上、自らが主宰するFTA勉強会も運営。駐在・訪問経験国は世界約70カ国、海外の主要なFTAについても研究を行う。中小企業診断士。関西学院大学、関西大学、同志社大学の各商学部で 非常勤講師として、FTA関連の講義を行っている。
セミナー概要
日本は21のFTA・EPA協定を締結しています。今年1月にRCEPが発効、中国、韓国との初のFTA協定が締結され、わが国は貿易の6割近くをFTAでカバーすることになりました。今後もFTA締約国は増加の見込みです。即ちFTAを活用し関税削減を図ることは、輸出企業にとって輸入国での価格競争力の強化に貢献し、輸入企業にはコスト低減に直結します。中でも、メガFTAと呼ばれる多国間協定(TPP11、日欧EPA、RCEP)は、域内での調達、生産分業を行うことで、輸出入両面で大きな関税削減効果をもたらすなど、サプライチェーンの再構築・強靭化も期待できます。この強力な通商ツールを有効活用するための唯一の課題は、FTAで取引する製品・商品が加盟国の原産品であることを立証することです。その詳細を規定する「原産地規則」を正しく理解し、的確・効率的に運用する社内体制を構築することが肝要です。原産地規則のスペシャリストを育成するためいはどのようにしたら良いか、FTA活用の意義と専門家育成法の実際を解説します。
このセミナーで学べること
日本で締結されている21のFTA協定を利用することで、関税の削減が可能です。但し、そのためには原産地規則を理解し、各協定のルールに従い手続きを行う必要があります。さらに、RCEP、AJCEP等で一部ルールの改訂が来年予定されています。最新情報を基に、FTAを効率的に習得する方法をご紹介します。
対象者
貿易をされている方及びこれから貿易を始めようとする方及びその経営者