セミナー概要

【9/18(木)開催予定】東南アジア戦略の要としてのシンガポールとマレーシア

日本企業の海外展開において、ASEAN地域は従来の「製造拠点」としての役割に加え、アジア統括機能・消費市場・人材供給地としての重要性を一層高めています。中でもシンガポールとマレーシアは、多くの日系企業にASEAN戦略の中核拠点として活用されています。

シンガポールは、資源を持たない都市国家でありながら「ヒト・資本・制度」の強みを最大限に活かし発展してきました。国家成長戦略は、「①高付加価値の追求、②グローバル中継拠点としての機能、③未来産業への先行投資」を柱としており、日本企業にとっては、同国の戦略と整合する形での進出が持続的なグローバル事業の成長の鍵となります。

一方でマレーシアは、製造・物流・BPOといった「実行型拠点」としての強みを持ちます。コスト競争力に加え、政治・制度面での安定性、豊富な英語人材など、多面的なメリットを提供しています。特にアジア域内の製造・輸出ハブとして機能しており、実用性の高い進出先といえます。

さらに、両国は「マレー系」「中華系」「インド系」などが共存する多民族国家であり、市場としての多様性も大きな特徴です。とりわけマレーシアは世界有数のハラル認証制度を有し、ムスリム市場向け製品開発や運用の実践拠点としても注目されています。これにより、中東・インドネシア・南アジアへの展開に向けた足がかりとしての活用が期待されます。

本セミナーでは、両国の国家戦略・産業構造・文化的特性を整理し、日系企業の視点から、ASEAN展開における最適な拠点構築、マーケット戦略、人材活用の考え方をご紹介します。

プログラム

アジェンダ 1.ASEANにおけるシンガポール・マレーシアの特色
2.グローバル展開の戦略拠点としての両国の位置づけ
3.両国の国家戦略への日本企業の寄り添い方
4.両国の注力産業の最新動向から考える日本企業の戦い方
5.多民族・多文化社会の市場理解と戦略的な活用方法
※直近での市場情勢を鑑み、アジェンダを変更する場合があります。

セミナー講師

プルーヴ株式会社

シニアコンサルタント新庄洋人

経歴

大手総合電機メーカーの金融ソリューション部門出身。大手金融機関を担当し、クライアントの要件定義から外部ベンダーとの丁寧なコミュニケーションを通じた進捗管理まで、顧客ニーズに即した伴走型のソリューション提供でシステムの安定運用へ貢献。欧州およびシンガポールへの駐在も経験し、日系金融機関の在外法人におけるシステム統合やニーズ把握等にも努める。関係者の多い事業におけるプロジェクトのファシリテーションを得意とし、プルーヴ入社後は大手IT企業によるASEAN企業の買収等を担当。国籍・言語に縛られないコミュニケーション力を生かし、海外事業の円滑な推進に貢献している。

一橋大学 社会学部卒 

セミナー名 【9/18(木)開催予定】東南アジア戦略の要としてのシンガポールとマレーシア

開催日時

2025年09月18日 16時00分

開催場所

Zoomウェビナー

参加費 無料
主催 プルーヴ株式会社
運営 プルーヴ株式会社
定員 100
対象者 ・ASEANへの拠点展開を検討中の経営企画部門のご担当者様
・海外営業戦略や販路開拓を推進されている営業・事業開発部門の方
・製造・SCM拠点の再編・新設をご検討中のご担当者様
・現地人材の採用・配置を計画している人事・人材戦略ご担当者様
・ASEANにおける地域統括拠点の再構築をお考えのマネジメント層の方
注意事項 ご参加時に個人アドレス(Gmail等)ではなく、企業ドメインが含まれているメールアドレスにてご登録ください。
同業他社など、ご所属先によっては参加をお断りさせて頂く場合もございます。

緊急連絡先
UDX株式会社:092-753-6340

このセミナーの受付は終了しました