2020年12月17日（木）〜18日（金）の2日間に渡って、『海外ビジネスEXPO2020大阪』を開催いたしました。

さる11月の『海外ビジネスEXPO2020東京』は、オフラインのリアル展示会と、オンラインのバーチャル展示会の両方での参加が可能なハイブリッド型の展示会として開催いたしました。しかし、12月を迎え、全国的に新型コロナウイルスの感染が拡大傾向にあったこと、こと今回の開催予定地であった大阪では事態の深刻化が進んでいたことを踏まえて、このたびの『海外ビジネスEXPO2020大阪』はオンラインのみの開催とすることを決定いたしました。

その決定後の12月4日、府独自基準「大阪モデル」の大阪府新型コロナ警戒信号「レッドステージ（非常事態）」が点灯。その非常事態の期間は12月29日まで延長されることが大阪府より発表されました。

そのような状況の中で、『海外ビジネスEXPO2020福岡』『海外ビジネスEXPO2020東京』に続いて、今回の『海外ビジネスEXPO2020大阪』のオンライン開催を決定しましたのは、なによりも「日本企業による海外進出をこのまま止めてはならない」という想いからです。

現在のような閉塞感に包まれる日本に、そして世界各国にイノベーションを起こすのは「海外ビジネス」です。

実際に現在のコロナ禍の中でも、弊社に寄せられる海外ビジネスのご相談は、今なお増加傾向にあります。困難な時代の中でも、グローバルマーケットにチャンスを見いだす日本企業の海外展開を後押しするためにも、福岡・東京・大阪の3大都市にて『海外ビジネスEXPO』を開催させていただいた次第です。

『海外ビジネスEXPO』とは、海外ビジネスに関する、あらゆる情報およびサービスが集結する｢海外ビジネス総合展｣です。今回の『海外ビジネスEXPO2020大阪』は、先述のようにオンライン展示会システム（EventHub）を利用した『オンラインEXPO』として開催いたしました。

『オンラインEXPO』とは、リアルの『海外ビジネスEXPO2020東京』同様に、海外ビジネスの専門家によるセミナー聴講や、オンラインでのブース出展をしている海外ビジネス専門家とのチャットやオンラインミーティングが可能となっている、その名の通り、WEB上のオンラインにて実施する〝バーチャル（デジタル）展示会〟となっています。

今回の『海外ビジネスEXPO2020大阪』では、外務省、近畿経済産業局、独立行政法人国際協力機構（JICA）にご後援いただき、2日間合わせて延べ687名（1日目：359名 / 2日目：328名）の方々にご来場いただきました。

全世界130ヵ国1500社の海外ビジネスサポート企業が登録する『Digima〜出島〜』ならではの、あらゆる国とジャンルとテーマを網羅した多様性のある企業及び団体の皆様による28ブースの出展および、海外ビジネス専門家の方々による12のセミナーの開催をすることができました。

今回の大阪では、オンラインのみの開催となりましたが、この『海外ビジネスEXPO』というリアルなオフラインとバーチャルなオンラインの2つのプラットフォームで生まれたネットワークが、日本の海外ビジネスの発展だけでなく、新型コロナ禍という困難な状況の中、さらなる〝分断〟に揺れ動く世界を、未来への〝調和〟へ導く力となること確信しております。

改めて、この開催報告の場をもって、『海外ビジネスEXPO』にご来場いただいた皆様、ご出展いただいた企業様、このイベントに携わってくださった全ての皆様に感謝を申し上げます。

今後も、株式会社Resorzでは、海外ビジネスに携わる皆様が、リアルとバーチャルな場でご交流いただける、オフライン＆オンラインのプラットフォームを提供して参ります。

皆様のご期待にお応えできるよう、運営スタッフ一同、誠心誠意サービス向上に取り組んで参ります。今後ともご支援とご愛顧のほどをよろしくお願い申し上げます。