海外進出企業インタビュー

掲載日:2015年4月16日

スペシャル

ブルー・オーシャン・シティ特集 〜急成長中! 知られざる注目都市のキーマン・インタビュー〜 コロンバス編

アメリカ中西部ビジネスの要・オハイオ州コロンバス経済開発区とは?

コロンバス経済開発区について概要を教えて頂けますでしょうか?

コロンバスは、アメリカのオハイオ州にある経済開発区です。多くの外資企業が進出してきているアメリカ有数の経済開発区となっております。
 
コロンバスの強みの一つは、経済の多様性です。主要産業一つあたりの雇用が全体雇用の18%以上を占めておらず、幅広い業種の企業が集まっています。これは、コロンバスの経済が健全で安定していることを表しています。
 
また、コロンバスには、フォーチュン1000社のうちの15社が本社を置いており、その他の多くのグローバル企業が本社を置いています。多い産業は、自動車や金融・保険、情報技術とデータ分析、アパレル、食品・栄養補助食品、物流、美容などです。
 
その他、コロンバスは、下記のような形で様々なメディアの調査でもアメリカでの主要な都市として紹介されています。
 
【最近のランキング】:
仕事の成長のためにNo.1の中西部都市 – Wells Faargo、2013年9月
中西部で最も急速に成長している都市 – U.S.Census(米国の国勢調査)、2014年5月
世界のトップ7インテリジェントコミュニティの一つ – Intelligent Communities、2014年1月
人口あたりのGDP成長率4番目の都市。 – New Geography、2014年9月
経済開発プロジェクトのための8番目の都市。 – Site Selection、2014年3月

税制上の優遇措置、補助金、金融サービスなど、コロンバス地域でビジネスを始めることのメリットは何ですか?

オハイオ州コロンバスは経済成長と発展を刺激するための施策を多数持っています。その企業を誘致するために鍵となるプログラムの中には、税額控除やローン、人材の訓練助成金、および固定資産税の減額などがあります。

私たち「コロンバス2020」の主要な目的の一つは、このようなプログラムの理解を促進し、進出企業の事業にあった形で恩恵を受けてもらうのを直接支援することです。私たちのチームは各企業と連携して、それを実現していきますが、それぞれの企業ごとにプロジェクトは大きく異なります。そこで、私たちの目下の目標は、コロンバス地域での成功を確保することができるように、その会社の目的を完全に理解することです。

それでは、日本企業で最も進出を期待する業種は何でしょうか? もし、そうした企業が、コロンバスへ進出した場合、追加の優遇処置を受ける可能性はあるのでしょうか。

コロンバスの日本企業の大半は製造業、または製造業をサポートする業界です。アメリカ・ホンダとホンダR&Dセンターは、コロンバスに位置し、コロンバスの多くのメーカーは自動車産業に焦点を当てています。また、オハイオ州の税構造は製造業にとって最もフレンドリーに設計されています。

ありがとうございます。次に、コロンバス地区が用意する外資系企業(日本企業を含む)向けのサポートについて教えて下さい。

地方所得税の源泉徴収に基づいて、固定資産税の減額または成果に応じたインセンティブプログラムが利用できます。また、地方政府からも労働力およびトレーニング関連のプログラム支援を受けることができます。

それでは、コロンバス地区へ進出している外資系企業はどの程度あるのでしょうか。

コロンバス地域には450以上の外資系企業が拠点を置いています。従業員を多く抱えるトップ20企業の数は、次のとおりです。

既に進出している日本企業について教えてください。

コロンバス地区には120以上の日本企業の拠点が有ります。その中で現在、多い業種は、化学(医薬品を含む)、R&D、機械、物流、自動車です。ただし、コロンバス2020は、日本企業の業種の多様化を進めており、IT業界、ファッション・アパレル業界などあらゆる産業に注目しています。加えて、ビジネス規模の面でも、我々のチームはあらゆる規模のプロジェクトをサポートいたします。

米国の他の地域に比べ、投資環境のための強力な点は何ですか?

コロンバス地域は、アメリカで最もダイナミックで多様な都市の一つです。セントラル·オハイオ州は、その良質な労働力と市場アクセスの良さのために知られており、それが投資に対する大きな価値と考えられています。

(参考資料:http://columbusregion.com/Columbus/media/Columbus/PDFs/Brochures/Columbus-Region-International-Brochure-Japanese.pdf)

まず、市場へのアクセスですが、コロンバスは24時間に車で行ける範囲にアメリカの人口の47%、カナダの人口の33%、アメリカの製造能力の47%、アメリカの企業オフィスの47%があります。効率的に北米全域に商品や人々を動かす整備された道路、鉄道、航空輸送網を誇っており、顧客や潜在的なサプライヤーへの優れたアクセスを提供しています。

また、コロンバスには高等教育60以上の機関に在籍する14万人以上の学生がおり、アメリカ有数の教育都市です。地域として企業への人材パイプラインを提供しています。コロンバスのビジネス地区のすぐ北に位置しているオハイオ州立大学は、米国最大の大学の一つであり、雇用を考える企業に多くのユニークな機会を提供しています。
 
その他、コロンバスで事業を行う際の全体的なコストに関しても非常に競争力があります。商業用不動産と人件費、地域での生活費は、全国平均の87.2パーセントで、企業に低運用コストを提供しています。
 
地域として生活環境も整えており、コロンバスにおいて事業を営む日本企業のための素晴らしい環境を提供しています。例えば、土曜日の日本語学校、日本製品のマーケット、および多くの日本料理店です。また、現地の法律事務所や会計事務所、銀行は日本語を話せるスタッフを抱えています。

それでは最後に、海外に進出を検討している日本企業に向けて一言いただけますでしょうか。

2010年以来、35以上の日本企業がコロンバス地区への進出を発表しました。これらのプロジェクトは、何千もの雇用を生み出して、8億ドル以上の設備投資をしています。また、積極的に、施設の拡大、新規事業、コロンバス地区の企業買収を行っています。コロンバス地域に投資している企業のいくつかの例としては、ホンダ、AGC、スタンレー電気、東ソー、青木、東洋システムズ、第一三共、ミツバ、アメリカン豊和工業、八千代、およびTSテックが含まれています。
 
この流れに続き、是非コロンバスを見に来てください。宜しくお願い致します。
 
※Columbus2020は、日系企業のアメリカ進出に関するご相談を無料でお受けいたします。お気軽にご相談ください。
(サービス例)
・アメリカで将来事業所を検討される際の営業所・倉庫・工場など不動産候補地 の紹介及び、現地ご案内
・アメリカにおける州別の人件費・生活費・インフラ等のご紹介
・アメリカにおける州別の各種税制・税率とオハイオ州が提供する節税プラン (インセンティブ) のご紹介
・オハイオ州ならびにコロンバス市の政府関係者や日系企業ネットワークのご紹介 など