海外進出事例集

nico

サービス業

見るまえに跳べ! マレーシア・ペナンの旅するサロン「nico」

株式会社mama said

2017年1月20日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

事業概要

弊社は、「旅するサロン」をコンセプトにした美容サロン店舗、「nico」を展開しております。旅に出たいと思えるように、旅をしている感覚を味わえるように、旅に付随する様々なものを設置しているサロンです。国内では東京・五反田に出店していて、ヘアサロン、ネイルサロン、アイラッシュサービスを提供しています。

海外ビジネス概要

海外を旅するのが好きで、これからも旅を続けたいと考えたときに、海外進出を決めました。そして、2014年9月25日、マレーシアのペナンに進出しました。海外店舗でも、国内店舗同様のサービスを提供しています。現地には、日本人1名と現地人1名が常駐し、日本からもスタッフを入れ替わりで派遣し、2.5人位で営業しています。
 
また、海外で働きたい美容師や美容関係者向けに、主にアジアで体験型の視察ツアーや、海外美容サロンとの就職マッチングも行っています。自社店舗を拠点に、海外進出セミナーや英語教室なども開催しています。美容業界では、海外進出がちょっとしたブームになりつつあります。

進出国を選んだ基準

海外進出を考えた際、日本から近いということで、まずはアジアから探していました。次に資金面、市場規模を考えた時、マレーシアという国を選びました。マレーシアが特別好きだったというわけではなく、出店コストとマーケットの魅力が進出国を選ぶ基準となりました。

海外進出で苦労したこと

まず、やはり言語でした。マレー語・英語・中国の言語が使われる中、どの言語もほとんど話すことができませんでした。また、騙されたこともあれば、細かい法律の問題など日本と異なる部分で苦労したこともありました。
 
現地と日本の違いで言えば、「時間を守るのが普通」の日本人のお客様と異なり、遅刻してくるお客様が多かったことにも苦労しました。また、進出当初は、日本人と異なるお客様の毛質やサービス提供に必要な商品を集めることにすぐ対応することが出来ず、パフォーマンスが低下しストレスを感じてしまう事もありました。
 
その他、日本とマレーシアに店舗を持つ中で、資金の管理にも苦労しました。通貨レートは随時変動していきます。その中で、国内と現地の資金管理を混合してしまうと混乱を招いてしまいます。

海外進出の成功要因

現地で起こった問題に対して、まずは受け止め、「工夫」して、対応したことです。
 
言語の問題に対しては、マレーシア人の友人に協力して頂き現地に対応していきました。日本と現地の金銭感覚の違いとして、外国人は日本人と異なり「金額そのもの」より「割引」を重視しています。そのため、時間にルーズな現地人に対して、時間通りに来店していただいたら割引するなどのキャンペーンも行いました。また、現地人は日本人と異なり、SNSで積極的にシェアをしてくれます。そのため、シェア割引キャンペーンも行いました。そういった「工夫」が実ったことが成功要因の1つです。
 
あくまでも私たちは「お邪魔している身」であることを受け止めなければいけません。現地にあるもので「工夫」して対応していくと割り切ることが、ストレスレスに海外進出を進める上で重要です。
 
また、国内と海外事業のコスト管理はやはり大事です。海外事業立ち上げ後、いきなり黒字化することは難しいです。しかし、赤字分を国内事業から補い続けるのではなく、あらかじめ進出前に、期間・運転資金を決め、黒字になる仕組みづくり「工夫」する事が大事です。

今後の展開

個人で店舗展開を進めることには限界があります。今後はアジアから世界に提携サロンを作り、海外で働きたい日本人美容師、美容関係者のニーズをマッチングさせることで、世界展開を進めていきたいと考えています。
 
今後海外で活躍したいと思う人材が溢れ出てきたときに、「nico」ブランドでさらなる店舗展開もしていきたいと思っています。

今、注目している国は

今、インドネシアのジャカルタや、フィリピンに注目しています。インドネシアのジャカルタに注目している理由は、世界4位の圧倒的人口数による市場規模、そして、その中で美容業界も含め、未開発のイスラムマーケットが大きく広がっているということです。
 
そして、フィリピンでは、ビザが非常に取得しやすいことに注目しています。アジアの他国と比較しても、進出ハードルが低くなっています。

海外展開成功のためのアドバイスや注意点

私の経験を元にした話になりますが、ノーベル文学賞作家・大江健三郎の言葉にもありますが、「見るまえに跳べ」ということです。慎重になりすぎて調べすぎるよりも、行動した方がいいという事です。私はそういう経験をしてきました。調べる前にまず、自分の目で見に行く。その先にまだ気づいていないビジネスチャンスが広がっていることがあります。

企業名株式会社mama said
業種・業態サービス業
進出国
事業内容

美容サロン(ヘアサロン・ネイルサロン・アイラッシュ)

法人設立年2010年1月
海外進出時期2014年9月25日 マレーシア
日本法人所在地東五反田5丁目27ー6 東京都 品川区
海外所在地

No2,Graund Floor,Kek Chuan Road 10400 Penang

代表者代表取締役社長 宮下健太郎
電話番号03-5422-6277
URLhttp://www.nicoandniconail.com/
依頼したサポート内容

この事例が役に立つ!と思った方はシェア

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
海外進出無料相談サービス
開国縁人〜縁人〜