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- シンガポールの海外進出事例集
- 各国で、オウンドメディアの価値向上を支援するクロスフィニティ社の海外進出事例
事業概要
2006年にオプトグループのSEO会社として設立された当社は、その後、事業ドメインを「オウンドメディアの価値向上を支援する」へ変更し、SEOのみならず、オウンドメディアの価値向上のために様々なサービス、ソリューションを提供して参りました。現在は国内外の企業様に対して、SEO、CRO、Affiliateを中心にコンサルティングを実施しております。2013年に台湾へ進出したのを皮切りに、シカゴに拠点を置くseoClarityとの業務提携、2014年4月にクロスフィニティマレーシアの設立、同10月にはシンガポールのCatcha Digital Asia. Pte. Ltd.(以下CDA)の株式を取得するなど、積極的に海外展開を進めております。
海外ビジネスの概要
クロスフィニティ台湾では、SEMやホスティング事業を行うWIS Internet Inc.と業務提携をし、SEOを中心に、パフォーマンスマーケティングの支援を日系、ローカル企業様へ提供しております。クロスフィニティマレーシアでは、SEOサービスをCDAやローカルエージェンシーと協力しながら台湾同様日系、ローカル企業様、また代理店様に対して提供しております。またCDAはシンガポール、マレーシア、インドネシアにおいて、メディアレップ事業とデジタルエージェンシー事業を行っております。
進出理由と背景
日本が引き続き重要な市場であることは間違いありませんが、日本企業の海外進出が進むと同時に、海外でのSEOニーズも増えて参りました。また、世界共通プラットフォーム(Google等)でビジネス展開できることは、我々にとって1カ国1カ国ゼロから初期投資をする必要がないため、比較的ローコストで進出することができます。
21世紀はアジアの時代と言われているように、インドやASEAN諸国の市場成長率は非常に高く、特にデジタルマーケティングの成長は著しいものがあります。そうした背景を踏まえ、今後グローバルで戦い生き残っていくために、海外進出をして参りました。
進出までにやったこと・苦労したこと
マーケティングの業界では、単独の進出は難しいと言われていましたので、まずは、パートナーとなる企業を探しました。ポイントは社長もしくはキーマンが同じ価値観を持っているかどうか。また、市場調査は正確なデータや最新のデータがなかなかないため、業界関係者へのヒアリングと、自身の経験を頼りに判断していかざるをえませんでした。毎回苦労や失敗ばかりですが、PDCAを高速に回すことで乗り越えるようにしています。
今後の展開
まずは全拠点の累積黒字化、市場シェアNo1を目指してがんばっております。中期的には日本と海外の利益比率を50%:50%にするところまで持っていきたく、そのために、現在、拠点を出していない地域にも積極的に進出していきたいと思っています。そして、2020年までにアジアNo.1の「オウンドメディアの価値向上を支援する」企業になることを目指します。
海外展開成功のためのアドバイス
アドバイスできるほどのことはないですが、日本の価値観、ルール、文化にあてはめて考えないようにしております。また、代表が自ら現地に行くことで、意思決定スピードのアップ、日本との戦略や認識の相違がないように心掛けています。
企業名 | クロスフィニティ株式会社 |
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業種・業態 | IT・通信業 |
進出国 | |
事業内容 | ウェブサイトコンサルティング事業 SEO、CRO(Conversion Rate Optimization)、コンテンツマーケティング、解析、制作等の提供 、アフィリエイトコンサルティング事業 、成果報酬型広告の運用、コンサルティングの実施 、パフォーマンスマーケティング事業、運用型広告を中心としたデジタルマーケティング全般の提供 |
法人設立年 | 2006年6月27日 |
海外進出時期 | 2013年 |
日本法人所在地 | 東京都千代田区四番町6番 東急番町ビル7F (そのほか3拠点:名古屋、大阪、福岡) |
代表者 | 加藤毅之 |
資本金 | 3,000万円 |
電話番号 | 03-5745-3838 |
URL | https://www.crossfinity.co.jp/en/ |
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