- ホーム
- アメリカ
- アメリカの海外進出事例集
- 「最高のメイド イン ジャパンを世界に届ける」越境EC事業
多岐に渡るWEBサービスを運営するネットマーケティングカンバニー
私たち『ココラブル』は、「世界を僕らの遊び場に。」をキーフレーズに、様々なWEBサービスを運営するネットマーケティングカンバニーです。
Facebookを中心としたソーシャル広告のコンサルティングから、WEBメディア運営、越境EC事業、ECコンサルティング、コンテンツマーケティングと幅広い事業を手がけています。その中でも、データアナリティクスとコンテンツクリエイティブ、エンジニアリングを強みとしています。
緻密なデータ分析に基づいた「メーカー型越境EC事業」
私、森田が所属する「クロスコマース事業部」では、国外のユーザーに向けてウェブ上で商品を販売する「越境EC事業」に取り組んでいます。
弊社の「越境EC事業」としては、ふたつの業務を柱としており、おもにアメリカのAmazonにて、時計や楽器といった海外で人気の日本製品を販売する「小売業態の越境EC」を従来の業態としていました。
加えて現在では、メーカーとして自社製品の開発、海外でのマーケティングにも着手することで、日本製包丁を始めとした複数の自社ブランド商品を販売する、新たな「メーカー型越境EC」へと事業領域を広げています。
自社製品に関しては、自社サイトでの販売やSNSの運用なども行っており、現在は自社ブランド商品を販売する、後者の「メーカー型越境EC事業」に注力しています。
もともと“データ×EC”というコンセプトを掲げた「データコマース事業部」を前身としていた部署の経緯もあり、緻密なデータ分析に基づいた商品選定、および販売を強みとしています。
複数の自社ブランドの商品をAmazon上にて販売
現在の「メーカー型越境EC」を事業のメインに据えた背景をご説明しますと、事業部の立ち上げ時は、「最高のメイドインジャパンを世界に届ける」という理念のもと、日本メーカーの他社製品をAmazonにて販売することをおもな業務としていました。
しかし、権利等の関係上販売できない商品などもあり、事業を続けていく中で「それなら自社で商品を開発してみよう」という意見が持ち上がったことをきっかけに、「メーカー型越境EC」へと事業を拡張してまいりました。
現在は、従来の強みであったデータアナリティクスを活かしつつ、Amazonでのビックデータ解析を軸としながら、海外のお客様に受け入れられる製品開発に取り組むことで、複数の自社ブランドの商品をAmazon上にて販売しております。
海外展開成功のためのアドバイス
私ども「クロスコマース事業部」では、越境EC事業において、おもに以下の施策を実行してまいりました。
■現地のインフルエンサーの活用
販売している商材にあったインフルエンサーに協力を依頼しました。動画のほうが商品の魅力を伝えやすいと考え、有力なYouTuberにコンタクトをとり、実際に動画を投稿していただきました。動画投稿後に売上が通常の2倍に増えた商品もあるなど、実際に大きな効果を得ることができました。
■写真や動画などのクリエイティブ強化
インターネットで商品を売る場合は、やはり写真や動画が重要です。したがって、商品画像だけでなく、サイト上で併せて使用している画像や動画などにもこだわることで、全体のクリエイティビティの強化を心がけました。
■外国人向けのパッケージや説明書・ロゴ
越境ECにおいては、従来の日本語のパッケージのまま輸出するケースも多々ありますが、掲載商品の使い方を英語で説明した説明書に加えて、あえて外国人受けを狙った漢字を使用することで、“メイド・イン・ジャパン”を全面に押し出したロゴやパッケージなどを制作しました。
■FacebookやInstagramなどのSNSの効果的な運用
特に力を入れたのはSNSでした。弊社はメディア事業にも従事しており、平素からのSNS運用のノウハウを活用しました。運用開始後10ヵ月で、Instagramにて15,000人のフォロワーを獲得したブランドもあります。
また、直接SNSから自社サイトへユーザーを誘導することで、広告費をかけずに安定的な売上を計上し、欧州やアジア・南米など世界各国への販売も行いました。
さらに、SNS経由で10ヵ国以上の法人様からの問い合わせもいただき、トルコとカナダへも輸出することができました。
以上の成果は、SNSでのブランディングや知名度、世界最大のECサイトであるAmazonでの販売実績や高評価レビューが要因であったと分析しております。
地道な施策を根気よく続けるのが「越境EC事業」成功の秘訣
これまでの越境EC事業で苦労したことを申し上げると、海外ですでに有名なブランドである場合をのぞき、Amazonでの販売における初期段階では、レビューがなく流入も少ないのが通常です。よって、すぐには売上が伸びず、ある程度の数字が出るまでにかなりの時間を要したこともありました。
またSNSも同様に、最初はフォロワーが少なく、投稿してもあまり「いいね」がつかなかったり、拡散もされないという期間が長く続きました。
それらの改善策として、ご購入いただいた方へSNSの紹介メールを送信する、説明書にInstagramのタグ付き投稿をお願いする文を掲載する、休むことなく定期的に投稿を続ける…といった施策を地道に続けた結果、現在の成功につながっていったのだと思っております。
世界最大のECサイト「Amazon」での成功のメリットとは?
自社商品の海外販売をご希望される日本の企業様には、Amazonを積極的に活用されることをお勧めいたします。
ご存じのようにAmazonは世界最大のECサイトであり、そこで成功すれば売上を大きく上げることができます。
さらに、Amazon上で、どのような商品が月間でどのくらい販売されているのか? その商品にたいしてどのようなレビューがついているのか? といった各種データを分析することによって、マーケティングや商品開発に活かすことでもできますし、リアルな海外進出の際のテストマーケティングの場としても機能します。
それに加えて、SNSを効果的に活用することで、大きなコストをかけることなく、自社商品の売上や知名度の向上、さらには自社商品のファンも作ることも可能です。個人ユーザーだけでなく海外法人からの問い合わせも視野に入れた上で、FacebookやInstagramといったSNSの運用に注力されることで、国内市場にとどまらないグローバルな成果を得ることができるはずです。
オンラインだけでなく「実店舗」というオフラインチャネルの開拓へ
ここまで申し上げたように、弊社はオンライン全般でのマーケティングに重きを置いております。この記事をご覧になっている、海外展開をお考えの企業様を対象とした、オンラインマーケティングの支援をさせていただければ、大変ありがたく思っております。
また、将来的には、自社で取り扱う商品を、その分野における世界で一番有名なブランドに育てていきたいとも考えております。
現在のおもな販売ルートはAmazon.comになっておりますが、今後はAmazonでの販売実績をもとに、オンラインだけでなく、アメリカでの実店舗といったオフラインチャネルの開拓を始め、他国への輸出の促進も視野に入れた活動に従事してまいります。
企業名 | 株式会社ココラブル |
---|---|
業種・業態 | IT・通信業 |
進出国 | |
事業内容 | ・越境コマース事業 |
法人設立年 | 2011年4月 |
日本法人所在地 | 東京都 渋谷区 渋谷 2-3-6 SGSSSビル 4F |
代表者 | 代表取締役:森美知典 |
資本金 | 5,000万円 |
電話番号 | 03-6427-4551 |
URL | https://www.cocolable.co.jp |
依頼したサポート内容 |