Economic Partnership Agreement（経済連携協定）の略称。自由貿易協定（FTA）とは異なり、ただ単に通商上の障壁を取り除くだけでなく、締約国間で経済取引の円滑化、経済制度の調和並びに、サービス、投資、電子商取引等、さまざまな経済領域での連携強化・協力の促進等をも含めたものを言う。多国間交渉で合意作りに時間がかかる世界貿易機関（WTO）よりも短期で成果が期待できることから、締結数が増加する傾向にある。日本は、初めて締結したメキシコを始め、マレーシアやインドネシア、タイ、フィリピンなどともEPA締結交渉を行なっている。