イスラム金融とは
イスラム教の教義に基づいた金融手法のこと。その大きな特徴は、教典コーランが利子(リバーと呼ばれる)の受け取りを禁じていることから「金利」の概念がないということ、シャリア(法、規範)というイスラム法が禁じている対象には、投資や融資ができないという点。 禁止されている例としては、豚肉やアルコールに関連する事業をはじめ、賭博や武器などに関連したものも反宗教的なものとして排除されている。その歴史は以外に新しく、世界で最初の近代イスラム金融機関は、1975年のドバイ・イスラム銀行であるとされ、開始から30年余りしか経過していない。