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- カンボジアの海外進出事例集
- Web開発事業とゲストハウス事業を展開するサイブリッジアジアのベトナム・カンボジア進出事例
海外ビジネスの概要
ベトナムでは現在、Webシステムの開発を行なっています。基本的には日本からの「オフショア開発」がメインですが、現地企業から仕事を引き受ける場合もあります。
また、2014年よりカンボジアではバックパッカー向けの長期滞在型ホテルの運営を行なっており、Webを利用しながらも、Webだけにとどまらない集客方法を実践することで、さまざまなノウハウを積んでいます。
進出理由と背景
国内だけにとどまっては広がりにくいビジネスの可能性を探るために海外に進出しました。コア事業であるWebを中核としながら、海外での経験やネットワークを広げ、日本で採用するには高コストな優れた人材を現地で得ることで、サイブリッジグループとしてのさらなる成長を目指しています。
進出までにやったこと・苦労したこと
考えてもわからないことを考えてもしかたありません。「とにかくやってみよう」という考えで始めました。ですから、進出する中で苦労したことで言葉や法律の違い以外で最初に悩んだのは「判断基準」です。例えば、日本であれば「No」と言うべき意見を強く主張された場合、「この国だから」なのか、「その人だから」なのかの判断に困りました。
結局のところは日本にいるのと同じで、どう納得させるかであり、また、会社としての方針に賛同できる人材をどれだけ集め、育てられるか、それしかないのだという考えに至りました。ただ、日本には日本の「常識」があるように、その国の国柄というものはあるので、ある程度は現地の標準を理解した上での判断をしないとならないと思います。
今後の展開
ベトナムではシステム開発をメインとして、培った技術や経験を元に、ベトナム向けのWebサイトの運営やIT・日本語教育の事業などを展開する準備を行なっています。カンボジアでは、ゲストホテルを軸に、「ホテル付きの開発オフィス」や「レストラン付きレンタルオフィス」などのイノベーションを検討中です。
海外展開成功のためのアドバイス
弊社はもともとフットワークの軽い会社だと思っていましたが、その感覚以上に、とにかく判断のスピードをあげる必要性に追われています。また、現地の法律に違反しない限り、日本や本社の方針を貫くことは全く問題ないですが、一方的ではなく相手を理解する姿勢を見せ、納得させることが大事です。
また、個人の意見としては、幹部を育てたいならば、ネイティブ並みの自信がない限り、「英語で十分コミュニケーションをとれている」と考えないことをお勧めします。
企業名 | CYBRiDGE ASIA |
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業種・業態 | IT・通信業 |
進出国 | |
事業内容 | Web システムの開発およびゲストホテル運営 |
法人設立年 | 2013年 |
海外進出時期 | 2008年 |
日本法人所在地 | 株式会社サイブリッジ(東京、広島、福岡) |
海外所在地 | 11floor, Central Park Office Building 208 Nguyen Trai, District 1,Ho Chi Minh City, Vietnam |
代表者 | General Director 前田 浩一 |
資本金 | 5,000 USD |
電話番号 | +84-8-3925-3960(03-4577-896) |
URL | http://www.cybridge.jp/ (https://www.facebook.com/cybridgeasia) |
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