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- インドネシアの海外進出事例集
- シンガポール直営店がハブとして機能、世界に広がる「ばり馬」ラーメン
事業概要
弊社は創業25年、広島という地方を本社とするラーメンチェーン本部です。「夢と感動を創造する」という理念を掲げ、数々の失敗を繰り返した結果、必ず成功するパッケージとして、最強豚骨醤油ラーメン「ばり馬」、究極の鶏白湯ラーメン「とりの助」、石焼濃厚つけ麺「風雲丸」の3ブランドを立ち上げました。現在、3ブランドで国内66店舗、海外10店舗を展開させて頂いています。
海外ビジネスの概要
2011年、シンガポールに「ばり馬」ブランドで直営店を出店させました。現在はシンガポールに2店舗直営店を運営。その他、マレーシア、インドネシア、香港、マカオといった海外に8店舗フランチャイズ店を展開しています。多くの海外の方にラーメンを召し上がっていただき大変喜んでいただいています。今後も、国内はもちろん、海外への展開を加速させていきたいと考えています。
シンガポールの直営店(2店舗)は、海外展開における「アジアのショーケース」という機能も持っています。そのため、現地に日本人スタッフを配置し、店舗運営をしっかり行うことで「ばり馬」ブランドのパッケージを来店された方々にしっかりとお伝えしています。
その他、新メニューの検証、マーケティング機能、物流のハブ拠点としても位置づけています。また、近隣国の店舗監理・指導業務および、海外FC店舗の店長研修実施場所としても大事な機能を持っています。
2014年にはシンガポールで高品質なサービスを提供する店に贈られる権威ある賞『Top25 Prestige Award2014』を受賞。海外でも「ばり馬」は高い人気を集めています。
進出理由と背景
日本の少子高齢化を受け、ラーメンのメインターゲットである若い人口が増加中の海外にチャンスを感じたのが理由です。日本食ブームや、和食の世界文化遺産登録など、日本食に対しての追い風もありました。
また、出店に関するサポートを提供してくれる良いコンサルタントと出会い、現地に役員を送り込むこともできたので出店を決断しました。
進出までにやったこと・苦労したこと
現地に合わせた「メニュー商品開発」、派遣する日本人への「英語接客訓練」、「現地物件・市場の視察」、「採用面接」、「主力商材供給業者の探索」など、様々なことを行いました。
その中で苦労したのは、「現地での採用活動」、「現地の税務労務処理」といったことでした。やはり、現地と日本本社との温度差があったことも、そうした苦労の一因になったのではないかと思います。
今後の展開
アセアンを中心に店舗を増加させていき、その後はアジアのみならず欧州や中東、アメリカなどに広げていきたいと思っています。
進出先の軸は、スープの輸出が可能で、日本食を食べるだけの経済規模のある都市としており、そうした都市は今後ますます増えていくと思っています。
海外展開成功のためのアドバイス
海外市場はとても魅力的に映りますが、簡単に出店を決め、結局は短期で撤退する、といった企業を多く見てきました。
店舗を管理する日本人スタッフが現地に安定して駐在できることがまず成功の第一条件です。そして、現地の文化を理解せずに日本式を一方的に押し付けることは、現地スタッフからの反発を招き、良い人間関係が作れないでしょう。
まずは現地の文化にどっぷりとつかり、相手国の政治、経済、文化、社会を理解するだけの柔軟性と機転が必要だと思います。そしてさらに、その国の成り立ち・歴史を理解し、現地から歓迎された上で、愛されるようにビジネスを行う事が必要だと思います。
企業名 | 株式会社ウィズリンク |
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業種・業態 | 飲食業 |
進出国 | |
事業内容 | ラーメンフランチャイズビジネス、食材販売 |
法人設立年 | 1992年4月 |
海外進出時期 | 2011年11月 シンガポール/ 2013年6月 マレーシア/2015年7月 インドネシア/2015年7月 香港/2016年4月 マカオ |
日本法人所在地 | 広島県広島市安佐南区伴南1-5-30-2 |
海外所在地 | 137 Telok Ayer Street #05-07 Singapore 068602 |
代表者 | 代表取締役社長 江口 歳春 |
資本金 | 25,000千円 |
電話番号 | 082-849-6667 |
URL | http://www.with-link.co.jp |
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