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- 飲食企業の海外出店をワンストップで支援する「経営サポート事業」
海外における店舗型サービス業の出店・多店舗展開をサポート
私たち「G-FACTORY」は、飲食店などの店舗型サービス業の出店・多店舗展開などのサポートを行う、ソリューションカンパニーです。
創業時は「飲食店の経営」を目的として設立。しかし、飲食店を経営していく上で、中小規模の飲食企業が出店する際に、「情報収集や専門知識を有した人材の確保」に強いニーズがあることを知り、飲食店の出退店支援を目的とした「経営サポート事業」を開始。現在に至るまで同事業を中心に業容を拡大してまいりました。
そもそも店舗の出店や退店には多くの時間や労⼒・費⽤がかかります。したがって…「予算が合わない」「出店時期の希望が通らない」「与信⼒が賃貸契約の審査に通らない」…などの理由で出店を断念されるケースも多々あるのが実情です。
G-FACTORYでは、店舗型サービス業の物件取得や、内装設備の導入サポートなどを中心とした出退店支援を行っており、すでに国内においては1,000店舗以上の企業サポートを実現しています。
海外出店までの一連のサービスをワンストップで提供
近年の健康志向の高まりから、おいしくてヘルシーな日本食が世界的なブームとなっています。そんな和食ブームを受けて、日本の大手飲食チェーンの海外進出も加速しています。それと同時に、中小規模の飲食企業においても、海外を目指す機運は年々高まっています。
しかし、海外進出には、現地の店舗物件の情報収集、条件交渉、取得手続き、資金調達方法はもとより、商習慣の違いはもちろん、特に国内でも決して容易とはいえない、厨房機器や店舗内の設備導入方法といった、様々なボトルネックが存在するのも事実です。
G-FACTORYでは、このような悩みを抱える日系企業を対象に、市場調査・物件確保・法人設立・契約交渉・許認可取得・人材採用・リースなど、海外進出までの一連のサービスをワンストップで提供。お客様の海外進出の負担を少しでも軽減できるサポート提供体制の構築に注力しています。
「夢をカタチに!和食を世界に!」
海外の日本食レストラン数は、直近10年間の間で約5倍の増加をみせており、今後も出店ニーズの拡大が予想されます。
また多くの富裕層が生まれつつあるアジアでは、日本食や日本のブランドの人気が高く、自国でのライセンス展開を希望する資本家が増えています。
一方、日本では少子化による商圏の縮小傾向が危惧されています。特に地方ではそれが深刻であり、ある程度の規模まで成長した外食チェーンの中には、機会さえあれば海外展開したいという意向を持つ企業が多数存在します。それらをつなぐブローカーも以前から存在するものの、いずれもが小規模であり、両者間のトラブルも後を絶ちません。
そんな状況の中でも、クールジャパン機構(株式会社海外需要開拓支援機構)からの出資を受けた上場企業という当社のステータスは、アジアの外食市場における信用度も大変高いものがあると自負しております。
G-FACTORYは、今後も日本と海外をつなぐ役割を果たしつつ、国内の飲食店を始めとする店舗型サービス業の成長を助けることを第一に、「夢をカタチに!和食を世界に!」という企業スローガンを掲げ、国内の和食文化を世界の様々な地域へ輸出する架け橋となることを目標としています。
これまでの海外進出サポート事例
①居酒屋「てっぺん」
2013年6月にバンコク1号店をスクンビット通りのエカマイにオープンした「居酒屋てっぺん」は、たちまち現地日本人、タイ人に人気の店となり、日本人、タイ人スタッフ全員で情熱を持って「本気の朝礼」をする姿も、バンコクで話題となっています。
2017年8月には、敷地面積600㎡という「てっぺん」グループでも最大規模となるバンコク2号店をサトーンにオープン。当社はリース1号案件として、厨房機器など店舗資産のリースを行うサポートをさせていただきました。
② 居酒屋「五五五」
四国・高松にて、カワニシブロイラーやサンダー酒場など飲食店を4店舗展開する、株式会社BORRACHOは、2018年3月に、バンコクBTSブラカノン駅下に「居酒屋五五五」をオープンしました。今年、日本から初進出した日系飲食店ではNo.1の繁盛店となっています。
バンコクへ初進出するにあたり、当社では会社設立、物件開発、店内資産のリース、人材採用支援、メニュー翻訳、居酒屋五五五のネーミングなどトータル的にサポートさせていただきました。
海外出店における注意点とアドバイス
これまでの進出サポート事業において、数多くのユーザー企業様より、様々なお話をうかがう機会がございました。
例えば、多くのプロジェクトで必ずと言っていいほど問題となるのが、現地工事業者とのトラブルです。
よく見受けられる事案としては、現地の評判の良い企業に工事依頼をするものの、その企業の評判が良いために仕事が集中。企業のキャパシティを超え、工事の納期が守られず、費用も変更となるといったことが、ことタイでは非常に多く見受けられます。
そして、誠に残念ながら、金銭的な問題を起こしてしまうタイ人マネージャーがいるのも事実です。
常日頃から通訳も行ってくれるマネージャーとの関係性から、つい金銭関連についても一任しがちですが、今一度冷静になる必要があると言えるでしょう。
また、今後海外展開をお考えの企業様へのアドバイスといたしましては、本業である【飲食店の運営】にいち早く集中するためにも、事業環境を整えることが最重要であると感じております。
法人設立や物件の契約、資金繰りは当然ながら、文化や言語の違いがある「人材育成」は非常にネックとなり得ます。そのために、良きパートナー企業を獲得し、本来の目的である「飲食店の運営」により多くのリソースを注ぐことのできる体制を早急に確立されることを推奨いたします。
国内外における人材交流のグッドスパイラルの構築を目指す
今後、素晴らしい日本の飲食業(サービス業)の海外進出はさらに促進されます。その結果、世界のサービス基準が日本のそれと同様のものになるはずです。
G-FACTORYは、そんな未来を見据えて、「モノづくり」から「コトづくりの日本」への支援も行っていきたいと考えております
長期的な展望としましては、海外店舗による現地⼈材の育成を軸に、国内店舗型サービス業の課題である⼈⼿不足解消へ向けた現地⼈材の国内登⽤を⾒据えています。
海外現地スタッフを中心としたパッケージ化した海外出店を支援した後、日本式のサービスを提供できる海外現地スタッフを育成、その後、経験豊富な海外現地スタッフを国内で登用することで、さらなる人材交流のグッドスパイラルの構築を目指します。
企業名 | G-FACTORY 株式会社 |
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業種・業態 | コンサルタント業 |
進出国 | |
事業内容 | 経営サポート事業・飲食事業 |
法人設立年 | 2003年5月20日 |
海外進出時期 | 2015年3月(シンガポール現地法人の設立) 2017年5月(タイ現地法人の設立) |
日本法人所在地 | 【東京本社】 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 新宿センタービル33階(受付) 【大阪オフィス】 大阪府大阪市北区曽根崎2-11-8 大阪日興ビル9階 【福岡オフィス】 福岡県福岡市中央区大名2-6-11 Fukuoka Growth Next3F |
海外所在地 | 【シンガポール現地法人】 【タイ現地法人】 |
代表者 | 代表取締役社長 片平 雅之 |
資本金 | 385,543,120円 |
電話番号 | 03-5325-6868 |
URL | http://g-fac.jp |
依頼したサポート内容 |