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海外ビジネス コラム

法律・制度 2012年10月31日

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海外進出に必須になった「知的財産保護」。役に立つ、中国・韓国・台湾の知財情報データバンクをご紹介

森 友宏(アペリオ国際特許事務所)

外国への事業展開を行う際には、特許や商標といった知的財産についても検討しないといけないことがあります。
このような場合に、ちょっと使えそうなポータルサイトが先月オープンしました。
特許庁が運営する新興国等知財情報データバンク
(URL: http://www.globalipdb.jpo.go.jp/ ) です。

このポータルサイトは新興国における知的財産関連情報をまとめていますので、進出しようとする国の知財制度の概要などを知るには有用だと思います。

現在のところ、中国・韓国・台湾の情報が掲載されていますが、今後さらに対象国が増えるようです。

今のところ実務的な内容が多く、一般の方には少し難しく感じるかもしれませんが、例えば、中国の特許・実用新案・意匠を検索する方法などが以下のページで解説されています
(http://www.globalipdb.jpo.go.jp/etc/1597/ )。

実際に表示される画像とともに検索の仕方が解説されているので、中国語が読めない人でも中国の特許や実用新案を検索できるようになります。

近年テレビ等でも話題になっていますが、今や中国における知財対策は海外進出にあたって避けては通れないものとなっています。

中国進出の際は、中国で取得されている特許や商標を調査しておくこと、そして自分も特許権や商標権を取得しておくことが、リスク軽減の意味でも重要であると思いますので、このようなポータルサイトを使って事前に情報収集されることをお勧めいたします。

このコラムの著者

森 友宏

森 友宏

(アペリオ国際特許事務所)

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