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海外ビジネス コラム

生活・文化 2014年07月28日

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新興国ビジネスでインド人の中間管理職が重宝される理由

金城 拓真(津梁貿易株式会社)

なぜ、インドから中間管理職を連れてくるのか?

アフリカでは人の管理が最も難しいとよく言われます。

そこで、日本企業がどういったことをするのかと言いますと、インドから中間管理職の人を連れてきて、そのインド人にアフリカ人のマネジメントを任せているんです。

インドから中間管理職を連れてくるというのには大きな理由があります。

それは、インド人が世界で1番コストパフォーマンスがいいから。

インド人よりも安い人件費で人を雇おうと思うとクオリティが追い付いてきません。先進国の求める能力に達していない場合が多数見受けられるんです。逆に、一般的なインド人以上の能力を求めると、人件費が跳ね上がります。

こういった理由でインド人というのは世界中で大人気。そしてこの現象は人材に関するマーケットだけの話ではありません。どんな世界でもビジネスを行う際には適正価格と適正品質を意識しないといけません。

人材についても商品・サービスについても、適正価格と適正品質を意識せよ

質が良ければ良いほど商品が売れるというわけではなく、価格が安ければ安いほど売れるというわけでもありません。

人材というのは日々成長し進化していきますので、雇用直後の状況から改善されることを期待して能力に目をつぶることがあるかもしれません。日本の新卒採用なんてその最たる例でしょう。

しかし、お客さんが商品やサービスを購入するときは購入後に自分の手元にある商品やサービスが勝手に成長したり進化したりすることはありません。そのため、商品やサービスを販売する際にはより厳しい目で審査されているのです。

ですので、人材についても商品・サービスについても、適正価格と適正品質を意識しないといけないと思います。

このコラムの著者

金城 拓真

金城 拓真

(津梁貿易株式会社)

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