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海外ビジネス コラム

商習慣 2015年09月25日

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海外拠点でのグローバル人材採用、4つのポイント(その3)

松本 博明(キャリアインテグレーション株式会社)

私は香港在住12年。香港とASEANエリアでのグローバル人材採用アドバイザーをして12年になります。日本国内企業のASEAN&香港への進出が加速するなか、現地法人でのグローバル人材採用の成否が現地ビジネスを左右するといっても過言ではありません。そこで今回はグローバル海外拠点進出後のグローバル人材採用について、人材コンサルタントの立場から考えてみたいと思います(全4回の3回目)。

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ポイント3:新しい人材を採用するのは恋愛と一緒

新しい人材を採用するのは恋愛と一緒。
面接というデートでお互いに見極め合うためには自分の心も開いて、相手の本音を聞き出していく。長所も短所も話していく。働き初めてから悪い面が見えてくると、すぐに辞めてしまいます。デメリットの部分もオープンにするためには、ここまでは話していいというリストを事前に作っておくと、話しやすくなります。そういった短所やデメリットが分かったうえで、それでも相思相愛ならば、入社した後も長く働いてもらえるようになります。

また、入社したばかりのころは、あまりほうっておかずに、常に気にかけておいてあげること。釣った魚には餌はやらないという態度はよくありません。誰でも入社したばかりのころは、離陸直後の飛行機と同じで不安定です。試用期間こそ、ケアしてあげることを忘れないでください。しばらくして仕事に慣れれば、あとは安定した水平飛行。
ほうっておいても、しっかり働いてくれます。

香港人スタッフの場合は、基本的に長く働いてもらおうと考えず、いつかは辞めてしまうもの、そのなかから長く勤めてくれる人が出てきてくれたら運がよかったと考えたほうがいい。無理に給料を上げて引き止めるのではなく、それなら新しい人を探したほうがいいです。

このコラムの著者

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松本 博明まつもと ひろあき

(キャリアインテグレーション株式会社)

<アジア人材の専門家>

新卒で就職してから一貫して人材ビジネス業界にて人材コンサルタントに携わる。現在は香港・中華圏・ASEANエリアの日本人人材に特化した人材紹介サービスを、香港WORKS・華南WORKS・台湾WORKS・ホーチミンハノイWORKS・インドネシアWORKS・タイWORKS・カンボジアWORKSなどASEAN各エリアに展開する。

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