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海外ビジネス コラム

生活・文化 2014年03月27日

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フィリピン留学は、一億総留学時代の引き金となるか!?

太田 英基(株式会社スクールウィズ)

こちらでコラムを不定期連載させて頂くことになった太田英基です。皆さん、何卒宜しくお願い致します。

2年で7倍の規模に成長するフィリピン留学とは?

さて、タイトルにもある通り、私自身は現在フィリピン留学に関わる仕事をしています。フィリピンに100以上の英語を学ぶための語学学校があるのですが、どこの学校が良いのかわからないという方が非常に多いです。そのために実際に留学を経験した人達の口コミを集める口コミサイトをつくって運営しています。私自身がフィリピン留学を経験していますし、現在もフィリピンにはよく足を運んでいます。

海外進出を考えている企業の皆様は勿論、英語力は避けては通れないものです。無論、英語をあまり使わなくてもできる仕事もあります。しかし、それでは現地ローカルとのネットワークをつくることも困難であり機会損失です。非常にもったいないと言えます。

2011年頃から爆発的に人気が出てきたフィリピン留学ですが、2010年には年間約4,000人の日本人が留学していたと言われています。それが2013年は年間約26,000人とのこと。2年で約7倍の急成長です。

タイトルには一億総留学時代と書きましたが、勿論これは一億人が実際に留学するという意味ではありません。ただ、これまで留学というと大学留学にせよ、語学留学にせよ、非常に高額でハードルが高い存在でした。多くの人にとっては現実的な選択肢ではなかったのかもしれません。それが少し前ですとフィジー留学が登場し、現在は爆発的人気なフィリピン留学が台頭してきました。特にフィリピン留学はマンツーマンで1日数時間のレッスンを受けられて、3食寝床付きで月額10万円~20万円程度という圧倒的なコストパフォーマンスが魅力です。欧米留学にいくよりも圧倒的に安い費用で留学を実現することができるようになったのです。

「英語力」が先か、「仕事力」が先か

まさに一億総留学時代が到来するとすれば、フィリピン留学から快進撃が始まるのではないでしょうか? そして、フィリピン留学で基礎力を短期間で身につけた後に欧米留学でさらにレベルアップを図るのが今後の日本人の語学留学のスタンダードとなっていくことでしょう。すでに楽天をはじめとして、多くの日本企業が英語研修でフィリピン留学に社員を送っています。

きっと今後は、韓国のように小中学生や高校生の夏休みにフィリピン留学に学校単位で訪れるようになるのではないかと予想します。また、親子留学の受け入れも徐々に整備されてきています。退職後のシニアの留学生も増えてきています。これまで多かった大学生や、転職前の社会人はもちろんですが、老若男女問わず、多くの人が21世紀の英語留学地としてフィリピンを選ぶのが当然の時代がもうすぐそこまできているのです。

「英語ができても仕事ができないやつは使えない」
「仕事ができても英語ができないやつは使えない」

では、どっちが先なのか?と、時折言い合いになったりするわけですが、世界を舞台に活躍するためには「英語力」も「仕事力」もどちらも必須です。その2つを備えて初めてグローバルという土俵に立てるのです。どちらが先でも構わないので、早くどちらも備えましょうと声を大にして叫びたい。

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太田 英基

(株式会社スクールウィズ)

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