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生活・文化 2014年12月19日

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【ベトナムの真実】ベトナムの結婚(前編) 

福森 哲也(株式会社リンクグローバルソリューション)

少し前にベトナムの人口が9千万人に到達して話題になりました。しかも平均年齢は20代後半の若い国。当然ながら、あっちでもこっちでも結婚式が行われています。あっちでもこっちでも妊婦さんも見かけますし、若くて勢いのある国は良いなと思います。日本のブライダル産業もベトナムには注目はしているようで、大手どころを含めて調査には来ておられるようです。でも、実際の本格進出はもう少し先なのでしょうか。コンビニ各社も毎年のように調査に来ておられ、大分経ってから本格進出に踏み切りましたが……。

ベトナム女性は20代前半で結婚・出産する人が多いです。私の若い頃は日本でも“クリスマスケーキ”という言葉がありましたが、同じような感覚があるようです。20代後半になると急に、「もうおばさんだから…」とか自虐的な発言が増えます。地方の方が結婚・出産年齢は断然早く、ホーチミンなどの大都会はどんどん遅くなっています。地方では、10代後半での出来ちゃった婚も多く、その後離婚して女性と子供は女性の家族が引き取るようなケースもよく見られます。カンボジアとの国境近くまで行くと、結婚は親同士が決めて、全く知らないような男性と若いうちに結婚させられるような地域も、未だに残っています。

一方、ホーチミンでは、30歳前後の独身女性もそれなりに見かけますし、「仕事を一所懸命しているし、結婚したいような男性はなかなかいない…」と言います。でも、親や親族からの結婚プレッシャーは半端なく強く、内心では色々と葛藤を抱えているはずです。20代後半になって、恋愛も仕事もそれなりにこなしてきて、どんどん目は肥えてきて、良さげな男性は既に結婚していて…最近は若い独身の日本人の男子も増えているホーチミンですが、20代後半のベトナム女性の魅力と結婚へのエネルギー・執念のはざまで、悩み深い男子も増えているようにも聞きます。3回目のデートで家族に引き合わされたり、結婚する気があるかないかを真剣に問いただされたり…

以前のベトナムでは結婚までの貞操観念はかなり強く、最後の一線だけは結婚の約束をちゃんとするまでは超えない、というのが一般的でした。でも、最近の10代・20代は上の世代とは大分感覚が違ってしまっているようです。20代と10代でも相当違いがあるように聞きます。30代からしたら20代の貞操観念も?マークのようですし、そんな20代から見ても10代は間違いなく“異次元緩和”のようです。出来ちゃった婚も確実に増加中?!

そんなこんなを乗り越えての結婚。ベトナムでの結婚式は人生の一大イベントです。結婚式まで、膨大な写真・ビデオ撮影等楽しくも大変な(?)日々が待っています。    

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