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生活・文化 2015年01月05日

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【ベトナムの真実】ベトナムの結婚(後) 

福森 哲也(株式会社リンクグローバルソリューション)

先日久しぶりにベトナムで結婚式に出てきました。新郎の上司の上司は幾ら包めば良いのか、日本人が来た証拠として円の方が喜ばれるのか、ラフな格好でも問題ないベトナムとは言えスーツに白ネクタイが良いのか、6時スタートと招待状にはあるけど何時に行こうかな…色々と考えて、円で一万円を日本の祝儀袋に敢えて入れて、スーツに白っぽいネクタイをして、6時半に会場のレストランに向かいました……。

ベトナムでの結婚は通常4ステップを踏んで行われます。

第1ステップは、両家の親同士の顔合わせであるLe Dam ngo。既に結婚は決まっているので、式の1~2ヶ月前に儀式的に両家が集います。

第2ステップは、日本の結納にあたるLe An hoi。花婿の両親が花嫁のお宅に、ケーキやお酒、タバコ、お茶、焼き豚、お金などを持参します。結婚式の1週間前までに行うようです。知り合いの日本人男性は、結婚式場が用意した白のリムジンで乗り込んで行きました。先方のお宅のそばの狭い道で立ち往生して大変だったようですが…

第3ステップは、結婚式(披露宴)にあたるLe Cuoi。風水等で日取りを選び、レストランやホテル、最近増えてきている専門結婚式場でとりおこないます。家族や親族、友人、会社関係、近所の人など幅広く招待状を渡して、皆に祝ってもらうのがベトナム流です。

ベトナム流結婚式では、式は定刻には絶対に始まりません。今回、私も30分後に行きましたが、テーブルはまばら。実際に人が集まって式が開始されたのは7時半でした。テーブルや席も決まってはおらず、知り合いの多いテーブルに勝手に座ってビールを飲んで待っている感じです。子供もたくさん来ていて、好きな様にあっちこっちで遊んでいます。前方のスクリーンでは、式までに撮りまくった二人の写真やビデオが延々と上映されています。

司会者が出てきて、派手な音楽と光の演出の中で、ご両親と新郎新婦が登壇し皆に挨拶。その後には日本ではおなじみの来賓のご挨拶などはなく、新郎新婦が順番にテーブルを回ってくるだけです。両家のご挨拶がすむと、どんどん料理とビールが出て、各テーブルで好きな様に「モッハイバー、ヨ!」(乾杯の発声)が繰り返されます。前方のステージでは、半分素人のような歌手が何人か歌を披露し、参列者も何人か登壇して生バンドでのカラオケ大会にいつのまにかなっています。歌を歌っている横では、子供たちが楽しそうに遊んでいます。食事がすむと三々五々新郎新婦に挨拶して帰っていくのです。

第4ステップは、挨拶式と呼ばれるLe lai mat。結婚式の3日以内に、新郎新婦が奥様のご両親に挨拶。これで一連の儀式が無事終了となります。お疲れ様でした……。

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