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海外ビジネス コラム

市場動向 2013年03月11日

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各国にチャンスあり! 「目標」を仮定し「国と手段」をシミュレーションせよ!

出井 伸之(クオンタムリープ株式会社)

「○○をやるなら、△△がいい」ならある程度言い切れる

最近、よく「出井さんは、今どこの国に注目していますか?」という質問をいただきます。
しかし、私はこの質問に対しては、具体的な国名は答えられません。
きっぱりと「私はフィリピンですよ」「私はベトナムです」などとおっしゃる方もいますが、私はいきなりそう言い切るのは無理があると思っています。当然そうおっしゃる方も、いろいろ検討している場合もあるでしょうから、馬鹿だとは言いませんが……。
私が考えるのは、「○○をやるなら、△△がいい」ということです。これだったら色々と考えた上で、ある程度言い切れる。

成功モデルを引きずりすぎてしまうという落とし穴

日本でうまく行ったことを現地で展開することを想定してみましょう。例えば、リクルートのモデルをアジアの国に応用する場合です。ベトナムでリクルートを作るなら、どういう順番でやればいいか。中国ではどうか。…
ここで重要なのは、リクルートが海外に出るというのではなく、海外でリクルートをやるならば、と考えることです。やり方は決まっていません。あくまで目標があるだけ。日本のケーススタディをアジアの国に持っていくというのはそういうことなのです。
そうしたものは往々にして傍から見ていた企業がやるほうが、当の会社がやるよりいいでしょう。成功モデルを引きずりすぎてしまうからです。

ですので、これから海外ビジネスに打ってでていこうという方は、「目標」を仮定して、「国と手段」を検討していくシミュレーションを重ねていってはいかがでしょうか。

このコラムの著者

出井 伸之

出井 伸之

(クオンタムリープ株式会社)

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