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市場動向 2013年06月05日

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ベトナム進出がASEAN攻略の起点になる! そう感じた理由とは?

豊田 圭一(株式会社スパイスアップ・ジャパン)

「ベトナムは日本人起業家のハブではないか!?」

今、実践型海外研修ミッションコンプリートの運営で、ベトナムのホーチミンに滞在していますが、今回のホーチミン滞在で強く思うようになったことは、「ベトナムは日本人起業家のハブではないか!?」ということです。

定期的にホーチミンに来始めた1年半前から「日本人起業家が多いなぁ」という印象はありましたが、日本人起業家自体はベトナムだけではなく、世界のどこにでもいるはずです。アメリカにだって、中国にだってたくさんいます。東南アジアであれば、シンガポールやタイの方がここベトナムよりもたくさんいるかもしれません。

では、なぜ「ベトナムは日本人起業家のハブではないか!?」と思うようになったかというと、ここ最近、ベトナムで活動している知り合いの起業家たちが皆、「ジャカルタ(インドネシア)に会社を出しました!」とか「今度、プノンペン(カンボジア)に店を出します!」と言い始めたからです。

もちろん、これ自体もめずらしいことではないかもしれませんが、ベトナム以外の国では、それぞれの国を主戦場にビジネスをしながら、他の国にもビジネスを広げているような気がします。それに対して、ベトナムの日本人起業家(特にスモールスタートの起業家たち)は「ベトナムを足がかり」にして、もっと別の国にも新たにチャレンジする!という気持ちを感じます。

ベトナムは今、海外進出の起点になる時期だ!

すごく失礼な言い方をすれば、これはおそらく、ベトナムがアメリカや中国のように巨大な国でもなく、シンガポールやタイのように(まだ)イケてる国でないからだと思うのです。つまり、ベトナムはベトナムでいいんだけど、いつまでもここに留まっているのではなく、ここでの経験を活かして、もっとチャレンジしたい!と思わせてくれる場所なのではないかと思うのです。おそらく、現時点においては。

もちろん、これは時代によって変わってくるはずです。今はたまたまベトナムがそういう時期な気がしますが、中国の上海がそうだったかもしれませんし、シンガポールやタイだってそういう時期があっただろうと思います。

でも、だからこそ、まさに今、ベトナムは面白い国です。ベトナム人の親日性、コストの安さ、まだまだチャンスに溢れるマーケット、会社を立ち上げる容易さ、急速に発展をしている経済状況(今ちょっと調子悪いですが)など、日本人起業家にとって、海外ビジネスを始めるための条件が整っています。そして、地理的にもシンガポールやタイから近く、将来の市場として注目されているミャンマーやカンボジア、ラオスなどにも近いというロケーション。

だから、ベトナムが海外ビジネスをするのに世界で“最高の場所”かどうかは分かりませんが、まずはここを起点に始めるというのはありだと思っていますし、実際そういう方にたくさん会う中で、ここは日本人起業家のハブではないか!?と思い始めたのです。

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