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海外ビジネス コラム

市場動向 2013年07月25日

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中国ビジネス成功は、情報収集が鍵。マクロ情報とミクロ情報、どちらが重要?

丸山 誠介(マスターピース株式会社)

中国は13億人の市場ではない!?

こんにちは。マスターピース株式会社の丸山です。

前回の「中国進出成功の第一歩は、海外ビジネス向けの脳に切り替えること」からの続きで、実際に海外進出を検討するとなった場合のポイントをアドバイス致します。

おそらくほとんどの人が知っているであろう、「13億人の市場」という情報。

これは事実ではありますが、そのまま「市場規模」として捉えるのは間違いです。中国は一枚岩ではなく、様々な地域が集まった市場の集合体と捉えて頂きたいのです。

例えば、よく寄せられる要望として「中国で売って頂きたいのですが…」があります。これは具体的に「どこに」「何を」「どれくらいの価格で」等の明確な情報が一切ないまま、巨大な中国の市場にアプローチしようとしているということです。

中国はGDPでは世界2位ではありますが、一人当たりのGDP(平均)は日本の約10分の一、省別GDPでは一位の省と最下位の省とでは9倍もの差があるのです。

上記の簡単なマクロ情報だけを見ても、中国が一枚岩では無いことがわかります。

実際に中国へアプローチする時、最も注意して頂きたいのが、この「目的の明確化」です。自社の製品はどの省の、どのお客に、どのくらいの価格で、を明確にして頂かないと多額のコストを消費して失敗に終わります。そうならないためにも事前にしっかりと「情報収集」をし、アプローチして頂く事が重要となります。

 

グローバリデーションはローカリゼーションの集合体

企業様と一緒に「グローバリゼーション」を推進致しますが、実際にまず目指して頂くのは「ローカリゼーション」、つまり「地域化・地元化」です。グローバリデーションはローカリゼーションの集合体。マクロ情報を理解し、ミクロ情報の収集を日々行なっていく。このマクロとミクロの関係を常に追い続ける。これが海外ビジネスで戦っていくための必須条件なのです。

今回は実際にアプローチする際の「情報」について簡単に書かせて頂きましたが、この情報収集という作業は海外で戦う企業様には常日頃から行なって頂くことになります。体温計で身体の熱を測るのと同じように、変化する経済情勢に敏感にならなければいけません。マクロ情報、ミクロ情報どちらが大事という表題から書き連ねましたが、結論は両方。どちらか一つだけでは情報が欠け、後々に大きなリスクへと発展します。

上記を踏まえ、今一度これから進出される企業様、これから検討する企業様も情報の重要性を再認識して頂ければ幸いです。

では、次回もお楽しみに。

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丸山 誠介

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