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市場動向 2014年03月19日

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中国経済を読み解く:カギとなる「3つの文字」と「四つの化」とは?

范 云涛(亜細亜大学アジア・国際経営戦略研究科教授)

2013年度中国経済の3つのキーワードは「穏」「進」「好」

2013年度の中国経済成長パフオーマンスにつき、中国の政府公式統計によれば、以下の図表があげられよう。
すなわち、2012年度との比較では、7.7%の伸び率を達成できていることが、読み取れている。

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第一次産業の付加価値増加分は、56957億元人民幣であり、第二次産業の付加価値増加分は、249684億元人民幣で、第三次産業増加分は、262204億元となっている。

概ね、3つのキーワード文字で2013年度の中国経済をまとめると次のようになる。

一つ目は「穏」:「増長平穏」とは、就業(都市部増加数は、1138万人)と農業生産(食料総生産6億トン)が安定的に拡大し、物価水準(通年インフレ率が
2.6%)の高騰を抑えられたことを表す。

二つ目は「進」:(穏中有進)とは、産業構造の高度化、サービス産業の比率が46.1%に登っている。市場の需給構造の改善、地域間の協調的発展(シルクロードにある中西部エリアーが全国のGDPの44.4%を占めており、都市化の割合が53.7%に達している)、利益分配の合理化(都市部と農村部の所得格差が1:3.10−1:3.03)など構造改善が進んだことを表す。

三番目のキーワード:「好」(穏中向好)とは、経済効率の上昇,質の改善、民政の改善、レベルアップの加速(労働生産率+7.3%,四半期ごと財政収入それぞれ6.9%,8.9%,11.2%持ち直し、単位GDP当りエネルギー消費の3.7%減少)によることが表している。

2014年度中国経済を予測する「四つの化」とは?

2014年の中国経済は、①都市化,②高度工業化;③農業近代化④IT情報化という「四つの化」に集約されている。これを進めると同時に、巨大な投資需要と消費デマインドを生み出し、供給の効率も改善される。

政府行政機能の簡素化、公務員の権限縮小,政府の機能転換、創業イノベーションの促進などにより市場の主体的な創造力を掘り起こす。

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范 云涛

(亜細亜大学アジア・国際経営戦略研究科教授)

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