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海外ビジネス コラム

生活・文化 2014年08月22日

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アフリカでの人材マネジメント、成功の秘訣は?

金城 拓真(津梁貿易株式会社)

放任すべき部分が多いアフリカでのマネジメント

前回は、雇用に関してインド人のコストパフォーマンスの良さと、そこからビジネスの価格と質について書きました。今回は、インド人中間管理職がアフリカでうまくマネジメントできているのかについて書きたいと思います。

結論から書きますと、あまりうまくいっていません。

これは僕の持論なのですが、人のマネジメントは放任する部分としっかり管理する部分の組み合わせだと思っています。そして、アフリカでは、放任すべき部分が他の国や地域よりずっと多いんです。

ではどうやってマネジメントしていくのか。

それの究極は会社のために頑張ろうという気持ちを末端の人材にまで持ってもらうこと。それが出来れば管理職の国籍がアフリカであろうがインドであろうが日本であろうが上手く行きます。

アフリカでは日々の業務を管理しすぎてはいけない

実は、うちの会社にはこういった相談がビックリするくらい多く寄せられていて、そのたびにマネジメントについて具体的なレクチャーをしています。

マネジメントというと、ルールや罰則でしっかり縛り付けることだと考えがちな管理職は多いですが、その方向だと上手く行くことは少ないですね。反発したり、予想外な方法での抵抗にあいますから。きっとアフリカでは縛るべき部分はそこではなく、日々の業務については放任するべきではないでしょうか。

そして、放任しても期待通りのパフォーマンスをしてくれるように環境を整える事こそ管理職の仕事だと思います。放任と管理のバランスは組織を運営している人にとって大きなテーマかもしれません。

このコラムの著者

金城 拓真

金城 拓真

(津梁貿易株式会社)

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