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市場動向 2015年06月19日

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【食ビジネス特集】ベトナムで流行るレストランの3つのルール

黒川 賢吾(株式会社Asia Plus)

restaurant photo

ベトナム人富裕層の楽しみは「外食」

 
先日からベトナム人の富裕層にインタビューをする機会がありました。ベトナムで富裕層というと色々な概念がありますが、月間の世帯所得が1000ドルを超える家庭を指しています。ベトナムでは月間世帯所得が1000ドルを超える家庭が全国で11%程度いると言われています。

ベトナムには一部買い物は全て海外から、車の所有は数台……、というとんでもないお金持ちはいるものの、多くの富裕層はいつの日か自分の家と車を持つ事と子供の成長を夢見ながら慎ましやかに暮らしているような人々です。そんな彼らにとって「週末の家族での外食」は楽しみにしている娯楽の1つになり、お金に割と余裕のある層は毎週のように外食に繰り出します。

人気のレストラン「3つのポイント」は?

週末になると人気のショッピングモールのレストランフロアは大賑わいになります。ただよく見てみると人の集まるレストランとそうでないのがあるのに気づきます。ベトナム人に人気のレストランとはどういったものでしょうか?

まず1つ目は価格帯です。1人300,000 VND (1650円程度)というのが目安になってきます。家族4人で6600円程度です。そして2つ目は「色々なものを食べれる」というのも大きなポイントです。ベトナムに食べ放題のビュッフェのお店が人気なのも価格を心配しないで色々なものが食べれる点が受けているからです。これらを意識して人気のお店では「食べ放題298000 VND」など価格を意識した幟が多く見られます。また、最後に重要なのが「子供が好きなもの」。外食は家族イベントですので、子供を意識しながらのお店選びになります。

保守的で新しい料理が浸透するのに時間がかかる

人気が高い料理はというと、BBQや鍋物そしてやはり食べ放題が中心になります。日本食はというと「Sushi」の知名度は高いのですが、ちょっと価格帯が高い事や、ベトナム人は特に食事に関しては保守的なところがあるため、新しい料理が浸透するのに他のアジア諸国よりも時間がかかります。

とはいえ、これだけの親日の国ですので必ずチャンスは広がっていきます。最近進出した丸亀製麺は手頃な価格帯もあり大人気となっていますし、かき氷等のお店も人気です。ベトナムは世帯月収が$1500を超える人々が2020年には1000万人を超えると言われています。その時には今のバンコクのように街中に本のレストランで溢れかえっているのではないでしょうか。

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