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市場動向 2012年06月06日

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グローバルで活躍する人材を目指す

豊田 圭一(株式会社スパイスアップ・ジャパン)

数ヶ月前、大学生20人をベトナムのホーチミンに連れて行き、3週間の研修をしてきました。グローバルで活躍する人材を目指す大学生のための数ヶ月に及ぶビジネスプログラムの一環で、ホーチミンでは企業視察やセミナー受講、インターンシップ、プロジェクト活動を行ってきたのですが、次の夏に行うプログラムの説明会に前回の参加者を呼んで、「なぜ、このプログラムに参加しようと思ったのか?」「実際に参加してどうだったか?」という個人的な感想を話してもらいました。

そのとき、参加者の1人が当日の日経新聞を持ってきて、次のような話をしたのがとても印象的でした。

「今朝、日経新聞を読んでたら、コンビニの海外展開のことが載っていたんですが、そこに写っていたホーチミンのファミリーマートが僕らが滞在していたときに毎日のように通っていたコンビニだったんです。だから、普段なら目に留まらないような記事であっても、つい目が行って読んでしまいました。海外に行くというのはそういうことなんじゃないかなぁと思います。」

これ、別に当たり前の話というか、まぁ、別に大したことないと言えば大したことない話かもしれないんだけど、これこそ私が海外に行くことの効用として一番に考えていることかもしれません。

海外研修でどんな体験ができるのかとか、海外研修でどんなスキルが身につくとかよりも、ほんの数日でも数週間でも海外のどこかの国に行くことで、対岸の火事が対岸の火事じゃなくなるというか、その国をすごく身近に感じるようになることの方が重要なんじゃないかと思うんです。そして、その国が身近な存在になって、新聞や雑誌を読んでもついつい目が行っちゃうから、また更にその国のことを知るようになるという流れ。

特に私の行っている海外研修は現地の起業家や大学生などとの交流がかなりあるので、彼らにとって、べトナムは「ちょっと旅行で行きました」というレベルではなくなっているはずです。だからこそ、私自身は全く気がつかなかったのに、彼はこの記事の中に「ホーチミン」という文字を見つけ、そして、ホーチミンのどんなことが書いてあるんだろう?と読んでみたら、その写真は自分が毎日のように行っていたところだったということですよね。

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