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海外ビジネス コラム

市場動向 2013年02月12日

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2013年が始まり、にわかに動き出すミャンマー。進出成功のヒントは?

池田 尚功(株式会社セールスモンスター)

イベントなども多数開催され、2013年のミャンマーは引き続き活発

2013年を迎え、日本からミャンマーへのアプローチが、更に活発化しているように感じます。

年明け早々の1月2日~5日、麻生太郎副総理兼財務相によるミャンマー訪問および、首都ネピドーでの、テイン・セイン大統領との会談。今月2月に入っては、経団連訪問団(団長:米倉弘昌会長)が、4日からミャンマーやカンボジアを訪問され、ミャンマーの首都ネピドーでテイン・セイン大統領と会談。インフラ整備や産業人材の育成など経済発展に協力する考えを示されたようです。特に、人材育成について、重要視されているようで、様々な意見交換や提案をされたよう。

ミャンマー現地でのイベントとしましては、1月には、16日~18日の日程で、Myanmar Manufacturing Equipment, Components and Engineering Technology 2013(MMT 2013) という展示会がヤンゴンで開催されました。このイベントは、シンガポールの会社が主催でしたが、日本も含め各国のブースが用意され、ミャンマー現地企業へのアピールの場として設けられたようです。日本のエリアには、Japan Pavilionとして、農業機械、重機関係、鉄・部品関係企業の方々が出展されたようです(日本の知人の会社も関与されており、私も招待状を頂いておりましたが、現地入りの日程が合わず参加できず、残念でした)。

他にも、幾つか同様の日本も関与するイベントが官民・大小を問わず、日本の各団体や機関関係者により、現地でも設けられているようです。

3月には、ジェトロヤンゴン事務所主催で、「Japan Festival 2013」が、ミャンマー・ヤンゴンのMyanmar Convention Center(MCC)を会場に、2013年3月9日~11日に開催されます。日本ブランドの製品を一堂に会した展示会で、ミャンマー市場における日本製品のイメージ・知名度向上とミャンマーにおける日系企業様のビジネス拡大が狙いとのこと。(2012年10月にも、40社強の参加で、同様の展示会が開催されました。)

 

ミャンマーへの日本企業の進出状況——近隣他国におされ気味?

現地では、韓国やインドによる各分野での展開、香港による縫製関係を主としたヤンゴン郊外(バゴー)での工業団地開発など、近隣他国に正直おされ気味・先行されている感がありますが、現地からの日本待望の機運は、まだまだ根強いと感じますので、よい機会になること喜ばしい限りです。その後の、現地との商談の進め方や、協業方法も、2011年3月のミャンマー新政権(現政権)誕生以前よりは、選択肢が増え、現地側も慣れてきたでしょうから。

また、1998年2月に開業された、ミャンマーで初めての国際水準の工業団地「ミンガラドン工業団地(MIP)」のミャンマー建設省住宅局との共同開発に参加された、三井物産株式会社も、ミャンマーで新たに「米事業」に参入・展開されるとのことです。ミャンマー米の輸出や、現地での大型精米工場の新設、品質向上のための営農指導もされるようで、既に、民間や各団体でも、各々ミャンマー各地での農業に関するプロジェクトが展開されているなか、規模的にも、更に拍車がかかる良い取組みだと思います。

現地では、様々な日系の飲食店や、新たな日本アイテムショップがOPENしています。規模やジャンルを問わず、共存・協業展開が着々とすすんでいることの一つの証しでもあります。

尚、我々日本人や日系企業も、外資として適用されうる、2012年11月2日に制定された、ミャンマー新外国投資法(Foreign Investment Law)の施行細則も、90日以内の発表期限とおりに、先日、1月31日に公表されました。外資とっては、FC以外でも小売業の進出が解禁される等有利な内容ですが、全てが明確にされているわけではなく、個々のプロジェクト毎に、政府やMIC(ミャンマー投資委員会)等の判断を仰ぐことになりそうです。

その他、今回の施行細則は、外資の進出形態について、従来とおり外資100%と、合弁の双方を認め、合弁の場合の外資比率は30~80%(旧法では、35%以上)と定められました。

新外国投資法に明記されていなかった、最低資本金も、従来同様、製造業50万US$、サービス業などは30万US$、鉱物資源開発は1,000万US$と定められています。

 

急速な変化にインフラが追いつかない現状

ちなみに、現地の生活環境や状況については、電気供給や、電話やインターネットの通信・回線事情は、日に日に厳しさを増している印象です。停電も頻発し、通信の回線(電話および、インターネット)も、多少不便さを感じるレベルです。以前ですと、「しょうがないなー(ミャンマー語で、<マタナイブー>)」と笑っていられる位でした。それだけ、利用やニーズが増え、供給やインフラが追いついていないことによる影響だと思います。

また、現地交通事情につきまして、ヤンゴンの街中では、いたるところで、交差点の立体化や工事が始まり大混乱・大渋滞しています。正直以前は、ミャンマーや各国の要人が移動する際以外は、あまり街中で、交通整理をする警察官を見かけなかったのですが、最近は、いたるところで交通整理に従事されています。というのも、近年の中古車輸入緩和で、いっきに大量に車が増えたにも関わらず、都市部の主要な交差点で信号が停電で点灯していないことが日常茶飯事だったり、交通ルールがあってないような状態ですので。

視察などで、現地に渡航される方、くれぐれも余裕のある日程作成と行動をお勧めします(上記の各種工事で3車線を、一気に1車線にしてしまっている所もあります。その分、道路を徒歩で横断し易くなった気もしますが)。

このコラムの著者

池田 尚功

池田 尚功

(株式会社セールスモンスター)

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