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海外ビジネス コラム

ネットビジネス 2018年10月26日

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配送スピードだけじゃない! DHLのすごいところ

大塚 孝二(株式会社デジタルスタジオ)

10月1日よりLive CommerceではDHLプラグインがリリースされた。これにより、Live Commerceをご利用のお客様はDHL管理画面からの入力で、アメリカ、ニューヨークなら最短で2日(36時間)でDHL海外配送が可能となった。
今回は、圧倒的なスピードを誇るDHL国際配送のメリットとその配送スピードについて、EMS(日本郵便)と比較してみた。

 

知らなかった、DHLのすごいところ

配送が早く(2日-5日)輸送品質に定評があるDHLは、世界220以上の国・地域をカバーする独自のネットワークを確立している。この世界220以上のネットワーク網が、書類や小口貨物を、海外配送でも最速では翌日午前到着という、スピード感で配送を実現している。
特に、アジア主要都市へは翌営業日着を実現しており、日本国内輸送をも上回るスピードを誇っている。そして、DHLは単にスピードが速いというだけではなく、様々なすごいメリットがあるのだ。下記にその内容を整理した。

 

海外配送で利用したい、購入商品の追跡確認

DHLは基本的には、集荷から宅配まで一貫輸送である。ドライバーが集荷した後は、220の国と地域をカバーするDHLネットワークでドアtoドアで荷物を配達する。そして、配達状況もウェブやメールでリアルタイムで確認することが可能だ。
これは、日本から海外配送に至る物流において、一貫輸送を実現してるからできるシステムなのだろう。 商品を買った人、商品の送り主はいつでも、トラッキングナンバーの番号を元に追跡確認ができる。このトラッキングナンバーによる追跡確認は、海外販売を行う場合、商品が配達されないなどのトラブル対策にもなるので、荷物の位置を正確に知ることができるこのサービスは、是非、利用したいサービスである。

 

24時間受付のサービスポイント

DHLには24時間対応の受付サービスポイントがある。東京、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸の6都市にある店舗の一部では、通常の時間帯(9:00〜17:00)ばかりではなく、深夜、早朝でも、荷物のみ持ち込むだけで、海外に配送することができ、梱包など必要なく、DHLの封筒、箱を無料で利用できるなど、ありがいサービスである。

 

DHLと日本郵便(EMS)の配送スピード比較

以下では日本郵便のEMS(国際スピード郵便)、SAL国際小包便、そしてDHLの配送スピードを比較した。 配送する商品の重さやサイズによっても配送スピード変わるが、今回は重量1kgの小包を前提として、比較した。

dhl_zu

● 東京→アメリカ(ニューヨーク)

  • EMS:3日
  • SAL国際小包便:2週間前後
  • DHL:翌日

● 東京→中国(北京)

  • EMS:2〜3日
  • SAL国際小包便:2週間前後
  • DHL:翌々日

● 東京→韓国(ソウル)

  • EMS:2日
  • SAL国際小包便:5日前後
  • DHL:翌日

● 東京→オーストラリア(シドニー)

  • EMS:3日
  • SAL国際小包便:2週間前後
  • DHL:翌々日

● 東京→イギリス(ロンドン)

  • EMS:2日
  • SAL国際小包便:2〜3週間前後
  • DHL:翌日

※ EMSとSAL国際小包便の配送時間に関してはhttps://www.post.japanpost.jp/cgi-charge/index.phpで日数データを取得し、DHLの配送時間に関してはhttp://dct.dhl.com/input.jsp?langId=jp&originCCId=JP&_fsi=hjCqqtJIにて取得した。

 

商品購入の決め手は多様な「配送オプション」にある

ECサイトユーザーでアメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、スペイン、オランダ、イタリアで3,500人を対象に調査したところ、54%の回答者が買い物の決め手は配送だと答えている。

また、ECで購入した商品の配送に関して回答した消費者の50%が「配送オプションが気に入らなかったためカートを破棄(カゴ落ち)したことがある」とも答えている。

つまり、消費者は配送に関して、いつ商品を受け取りたいか、どこで、どのように商品を受け取りたいかを、自らコントロールしたいと思っているのだ。

そして、配送料金は安いに越したことはないだろうが、その一方で35%の消費者は、多少料金が高くても、利便性が高く、スピードが速い配送であれば、配送料金を支払っても良いと考えている。速いスピードで商品を受け取ることができる配送オプションの提供は、消費者がどのECサイトで商品を購入するかの大きな決め手にもなるだろう。

 

Live CommerceのDHLプラグインとは

dhiプラグイン

10月1日よりリリースされたLive CommerceのDHLプラグインは有料(別途見積)での設置となる。これまでDHLサイトから、DHL国際配送の手続きなど入力を行おうとすると、複雑でわかりにくいものだったが、これをLive Commerceの管理画面で行えば、シンプルでわかりやすく、簡単に行うことができる。さらにLive Commerce管理画面からはDHLの国際配送にかかる送料や配送先、DHLへの集荷時間のリクエスト、配送ラベル印刷、インボイスまで行うことができる。

 

 

まとめ

EMSとDHLのスピード比較を見ていただいてお分かりになると思うが、DHLは配送連絡後、翌日、翌々日の配送と海外配送とは思えないスピードである。配送スピードが速いというメリットは、早く商品を受け取りたい消費者にとって大きなプラスとなるだろうし、ECショッップ運営者にとっても、自社ブランドの大きなアピールポイントとなるだろう。さらに、DHLは配送スピードだけではなく、集荷から配送まで一貫した自社輸送と商品の追跡確認は配送事情が悪い地域など送る時でも、安心して大切な荷物を預けることができる。

提供:越境ECソリューション – Live Commerce

このコラムの著者

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大塚 孝二

(株式会社デジタルスタジオ)

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