株式会社アセンティア・ホールディングス

どんな規模でも、どんな業種も業界もフランチャイズ化できます

サポート範囲
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対応可能な段階
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対応可能な業種・業態 全業種、飲食、製造、IT・通信、アパレル、卸売・小売、宣伝・広告、サービス、不動産、医療・福祉、インフラ、研究、農林水産 |
対応可能な会社規模 10名以下、11名〜50名以下、51名〜100名以下、101名〜500名以下、501名〜1000名以下、1001名〜5000名以下、5001名以上、指定なし |
対応可能な言語 日本語、英語、フランス語 |
対応可能な国内エリア 全世界 |
オンライン対応 ○ |
会社の特徴
会社概要
アセンティア・ホールディングスが、海外フランチャイズを展開するきっかけは、2006年に会社設立後からホームページに寄せられる海外からの日本のフランチャイズへのラブコールでした。
中でも、インドネシアからの英文メールは非常に熱心で情熱的なものでした。あまりに情熱的に日本のフランチャイズを切望する姿勢に、弊社代表の土屋はシンガポール経由でインドネシアまで渡航し、本人と面談することにしました。2009年のことでした。
そこで、インドネシアやシンガポール、ASEAN諸国の発展と、その中で求められる日本のフランチャイズの意義と価値を感じ、現在につながる事業を開始することを決意しました。2010年には代表の土屋自身の居をシンガポールに移し、日本の食やサービス分野の海外フランチャイズを開始しました。
■海外展開はフランチャイズが世界の常識
アメリカ企業の日本上陸の多くがフランチャイズやライセンスという方式をとっていることにお気付きだろうか?
コカ・コーラは、各地の名士企業が地域ボトラーとしてフランチャイズ加盟して各地で製造・販売行った。
マクドナルドは藤田商店という個人会社が米本部との合弁会社を作りフランチャイズ契約をして展開。
セブンイレブンはイトーヨーカ堂がマスターフランチャイズ契約をし、スターバックスは喫茶アフタヌーンティーを展開していたサザビーとライセンス契約をして展開。
リッツカールトン日本一号店の大阪は阪神電鉄グループが、東京ディズニーランドは、京成電鉄グループがそれぞれフランチャイズやライセンス契約で展開。
攻略が難しいと言われる日本市場を上手に攻略しているこれらブランドは、日本市場を良く知る日本企業とのフランチャイズ契約やライセンス契約があったのです。
■ロイヤルティ収入 年間1兆2000億円超
そんなマクドナルドですが、米本部の年次報告書に記載の全世界の加盟店からの加盟金やロイヤルティ収入は2018年で110億ドル。1兆2000億円のロイヤルティが世界5000社超の加盟企業から安定してもたらされるのです。
スターバックスも全世界29,000店舗の48%が加盟店(ライセンスと記載)で、加盟店からの収入が26.3億ドル=2900億円です。
■フランチャイズは、【知識産業】
アメリカという国は、IT、金融、そしてフランチャイズで世界を制覇しています。共通しているのは、知識産業ということ。日本は、ITや金融ではアメリカに勝てませんが、食・サービスを武器としたフランチャイズであれば勝機はあります。
自社ビジネスFC化=ビジネスの知的財産化
■アセンティア・ホールディングスの海外フランチャイズ支援
アセンティア・ホールディングスは独自のルートで、日本の食やサービス、その他技術を自国でライセンスやフランチャイズで展開したいと願う企業経営者のネットワークを保有しております。
海外企業に提案するための、資料の英文化や翻訳・通訳なども弊社で手配可能ですし、基本的なツール類は、全て「会費」の中で制作を致します。
※アセンティア・ホールディングスのフランチャイズ本部向けのサービスは、1つのサービスで国内&海外向けの支援メニューをご提供します。
会社の強み
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フランチャイズ本部経営の全てを実業で経験しています
弊社はコンサルティング会社ではありません。
弊社のマネジメントチームは、フランチャイズに関しては、加盟店開発はもちろん、フランチャイズ本部として380店舗の加盟店に傘下を持つ企業経営を実務として行っておりました。 -
コンサルではなく、Business Design Firmです
弊社は、Business Design Firm(ビジネスデザインファーム)です。
貴社のビジネスをご一緒にデザインします。 -
ラーメン「ばり馬」創業社長 江口歳春氏
―― 『ばり馬』の誕生から国内展開について教えてください。
いろいろなFCブランドを勉強させていただくうちに、(自社ブランドの)カレーをやめて、思い切って新しい何かに業態変更したほうがよいと思えてきました。
そこで、食べ歩いたりしているうちに、ラーメンに魅力を感じたのです、その業態力、集客力に。そして、ラーメンを勉強してみようと思ったのです。
それで、試験的にメーカーさんと共同でラーメンを作りました。スープと麺を半年かかって開発して。それを社員に食べてもらったら、好評だったのです。「うまい、うまい、いける」と。そして、直営店を始めたわけです。
―― 約40店舗をFC展開された頃、海外展開しようと思ったきっかけはどういうことだったのでしょうか?
寂しい話ですが、日本の外食の将来に展望がもてなかったのです。少子化で日本の人口が減ってくる。若い人、外食のターゲット層が減ってくる。そうなると、外食が食い合いになり、厳しくなることが予想できました。
だから、海外に目を向けていきたいというのはあったのです。他社で、海外に出ているところもありました。しかし、きっかけがなかった。現実問題どうやればいいのか分からなかった。
そんなときに(アセンティア・ホールディングスの)土屋さんが話をもってこられて、「一度、海外を見てみませんか」ということで、シンガポールの外食を私と息子、家内と案内してもらいました。
そうしたら、日本にはない活気、パワーを感じました。どこのお店も繁盛しているし、これはすごいなと肌で感じました。
―― そしてシンガポールに直営店舗を出されることになったのですね。
ええ、シンガポールはアジアのハブでもあり、いろいろな国の人が来ます。日本からも行きやすい。条件も揃っている。なによりも実際に行ってみた結果、決めました。
―― お店をスタートするにあたって、店舗の立地や、人の採用などはどうされたのですか? また、立ち上げメンバーは?
立地、現地での採用は土屋さんにお願いしました。スタート時は、現地の人を30人ぐらい採用したと思います。日本からは3人を送りこみました。息子と、海外に行きたいという社員のなかから『ばり馬』のベテランの店長経験者ともう一人を行かせました。
―― 順調なスタートだったのですか?
それが、スタート時は業績がよくなかったんです。
そこで、思い切ってスープを変えました。最初は日本のスープと同じだったのですが、海外用に味や作り方を変えました。とんこつスープではあるのですが。
それから好調に伸び、どんどん売り上げが上がり、日本の業績以上に伸びました。
―― そして、この直営店をアンテナショップとして、アジアでFC展開されることになった。
ええ、日本でもFC展開していますし、海外でも同じようにFC展開したかった。とくに海外の場合、現地をよく分かっている現地のオーナー様にやっていただくのが、人の面やさまざまな面で良いだろうと最初から思っていました。加盟店の募集もアセンティアにお願いしました。
(2011年)当時、ASEAN諸国の人は来日するのにVisaが要り、容易に来日できなかったのですが、シンガポールのアンテナショップなら見に行って、実際に試食もしやすい。
1年後にまた1店舗、直営店を出し、研修トレーニング店舗の役割も持たせました。シンガポールは、英語、中国語がOKで、研修もしやすい。
―― その後、FCは、4年で34、35店舗ほどまで広がったのですね。
始めはインドネシアとマレーシア。その加盟店とシンガポールをオーナー様が見られて、フィリピン、オーストラリア、中国(香港、深セン、上海、青島)、台湾、マカオと拡がっていきました。40店舗近くまで行ったと思います。
店舗の立地にもよりますが、インドネシアは業績がよく10店舗ぐらい、香港も当時10店舗ぐらいになりました。
―― もし海外へ踏み出されていなかったら、今頃どんな日々だったと想像されますか?
コロナがなかったとしても、国内だけでやっていたら業績は伸びていない、横ばいが精一杯だったと思います。
外食の加盟店は、社員やアルバイトの採用、働き方改革などもあり、FCのロイヤリティを払いながら、利益を上げていくのは、昔より厳しくなっていると思います。
そうなると、加盟店が増えず、FC本部の業績も厳しくなります。
―― 海外の直営店舗で苦労されたことは?
何かあったときにパッと動けない、ヘルプできないというジレンマはありました。人のこと、言葉のこと、日本との違いなどで、何か問題が起きても、こちらも海外での対応が分かりませんし、いろいろなことを現地の店長、マネージャーに任せるしかない。そこが一番苦労した点ですね。
―― 海外と国内のFCの違いはありましたか?
日本のオーナー様の場合、本部の方針や決定事項に関して、ある程度聞いていただけますが、海外はだいぶん違います。独断でいろいろ変えたり、メニューを変えたりされる方もいらっしゃいました。
また、日本以上に売り上げ、利益の数字を言われます。海外のオーナー様のほうがシビアで、強いです。逆に、良かったらどんどん展開されます。スピードが速い。
―― 最後に、これから海外展開を目指す企業にひと言お願いします。
私は海外に出る気はあったのですが、実際に海外に出られたきっかけは、土屋社長なのですね。海外出店は、飲食に限らず、誰かサポートする人がいないと極めて難しいと思います。
税務、経理、労務、日本とはまったく違う国に行ってやらなきゃいけないですから、きちんとサポートしてくれる人がいないと、現実的に難しい。言語も違う、住むところも探さないといけない、やることは山積みで、体が何個あっても足りません。
さらに、誰に頼るかです。頼った日本人のコンサルタントが、信用できる人か、これまで海外の実績や経験があるのかです。
土屋さんの場合、海外での実績はたくさんおありで、海外のFC展開では日本で一番だと思います。シンガポールの直営店はアセンティアとの共同出資で立ち上げていて、経営参画いただき、土屋さんにはシンガポールで身近に息子を支援していただきました。
日本の店舗で、海外に独自に出店されているところもありますが、2、3店舗出して行き詰ったりもしています。何か問題が起きたとき、サポートする人がいないとかなり厳しいと思います。
日本はもう「いけいけ、どんどんの時代」ではありませんし、少子化を考えると、海外で展開しやすい事業をお持ちなら、思い切って出られたほうがいいでしょう。ただし、誰かサポートする人、企業を見つけることが必須だと思います。
企業情報
代表者氏名 | 土屋 晃 |
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従業員数 | 10名 |
URL | http://www.assentia-hd.com |
事業内容 | どんな事業でもフランチャイズ化出来るがモットーで、既にフランチャイズ展開している企業も、まだフランチャイズの経験が無い企業も、貴社の優れたノウハウをフランチャイズ化し、世界各国の日本ブランドを求める企業との間のマッチングを実現します。 2010年から海外フランチャイズ支援を開始し、各種飲食店、各種食品製造小売店、ネイルサロン、教育、農業肥料製造、コインランドリーなどなどを展開した実績があります。 |
主要取引先 | ウィズリンク、サンマルクホールディングス、アイジャパングループ、Miso Noodle、コペル、太陽油化 |
資本金 | 6,000,000円 |
設立年月日 | 2006年8月 |
代表取締役 経歴 |
1991年サンマルクのフランチャイズ展開支援を開始 1995年株式会社プライム・リンクを設立、サンマルク、高田屋にフランチャイズ加盟する 1997年プライム・リンクとして牛角に加盟し都内9店舗を経営するとともに、関西、九州沖縄、東北等の地区本部となり、フランチャイズ本部経営を開始 2001年プライム・リンクとしてナスダックジャパン市場(大阪証券取引所)に株式上場。その際に牛角加盟店は380店舗と、全体の半数以上の牛角加盟店を率いる地区本部としてフランチャイズ本部経営を実施 2006年プライム・リンクを退任し、当社株式会社アセンティア・ホールディングスを設立 2010年シンガポール法人Assentia Holdings PTE.LTD.設立 2012年サンマルク・シンガポールの現地代表としてサンマルクカフェの展開実務を行う 2013年サンマルクカフェやばり馬の海外フランチャイズ展開を本格化 |
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担当者から一言
2店舗しか無いラーメン屋さんが、モンゴルに2店舗、パリに1店舗のフランチャイズ店が持てています。
松本 信彦