Digima〜出島〜

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「MICE(マイス)とは何か?」海外事業での活用メリットを解説

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MICE(マイス)とは国際的なビジネス系のイベント全般を指すワードで、Meeting(会議)、Incentive Travel(研修・招待旅行)、ConventionあるいはConference(国際会議)、ExhibitionまたはEvent(展示会)の頭文字をとった造語であり、それらのビジネスイベントの総称でもあります。

本テキストでは、MICEが持つメリット、さらには世界各国から自国の成長戦略のツールとして注目されることで、その開催規模が年々増加傾向にある現状と、世界にもたらす経済効果について解説します。

MICEとはグローバル市場を大きく活性化させる経済波及効果のひとつであり、海外で開催される展示会・見本市・商談会といったイベントに参加もしくは出展することは、そのまま国際的な経済の波に乗ることを意味します。

海外ビジネスを志す方にこそ意識してほしいMICEが持つ意義と価値について、「グローバル市場で成功する日本企業を10,000社つくる」という想いを掲げる、海外ビジネス支援プラットフォーム「Digima〜出島〜」ならではの視点で、国際ビジネスイベントの持つ力とその活用メリットについて解説していきます。

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1. MICE(マイス)とは?

MICE=4つのビジネスイベントの頭文字をとった造語

MICE(マイス)とは、Meeting(企業などによる会議・研修)、Incentive Travel(企業などによる研修・招待旅行)、ConventionあるいはConference(国際機関・団体・学会などによる国際会議)、ExhibitionまたはEvent(展示会・見本市・イベント)の頭文字をとった造語。それらのビジネスイベントの総称でもあります。

具体的なビジネスイベントとしての例を挙げると…

■Meeting(ミーティング)
ビジネスイベント例:
・海外投資家向けの研修やセミナー
・外資系企業による各国の責任者会議

■Incentive Travel(インセンティブトラベル)
ビジネスイベント例:
・企業での成績優秀者の海外での表彰式
・会社設立の節目を記念した海外への社員旅行

■Convention / Conference(コンベンション / カンファレンス)
ビジネスイベント例:
・国際的なビジネス系の会議
・国際的な医療系の学会やシンポジウム
・国際的な貿易系の会合

■Exhibition(エキシビション)
ビジネスイベント例:
・国際的な映画祭
・国際的な展示会・見本市
・国際的なスポーツイベント

…といった例が挙げられます。

2. MICE(マイス)の意義とメリット

MICEがもたらす3つの波及効果とは?

前項で説明したように、「MICE」とは、海外あるいは国際的なビジネス系のイベント全般を指すワードになりますが、総じて企業・産業活動や研究や学会活動と深い関連があり、それらの活動を通じて、比較的大きな規模での「人」「モノ」「金」「情報」の移動が伴うことが大きな特徴です。

また、観光事業同様に、地域への集客がもたらす消費支出による経済的な効果に加えて、「人」「モノ」「金」「情報」が特定の場所に集積することでもたらされる、即物的かつ即時的ではない目に見えない波及効果こそが、近年MICEが注目されるゆえんでもあります。

下記に、MICEを開催した地域・国にもたらされる、経済効果を含めた3つの波及効果をピックアップしたのでご確認ください。

【1】 開催地域への経済波及効果

一般的な観光と比較して、MICEの場合は、そのイベントのすべてにおいて、より大きな経済波及効果があります。具体的には、イベントの主催者、出展者、参加者による消費支出および事業支出は総じて量が多く、彼らの滞在期間も比較的長期に渡るため、一般的な観光客よりも、地域にもたらす経済効果が高いとされています。

【2】 ビジネスチャンス・ビジネスイノベーションの創造

国際的なイベントを開催することによって、世界中の様々な地域・国から数多くの人々が開催地に集結します。特定の地域に特定の属性を持った人々が集まり、そこで交流することで、おのずと国境を超えた人的ネットワークが構築されます。新たなビジネスやイノベーションには新しいネットワークが必要不可欠です。MICEを起点とした新しいネットワークが、新しいビジネスやイノベーションの創造を促進するのです。

【3】 国・地域のブランディング効果・国際競争力の向上

後述しますが、海外の国々の多くがMICEを自国のイノベーションツールとして重要視しています。先述のようにMICEがうながす新たなビジネスチャンスおよびビジネスイノベーションの創出は、そのまま開催都市あるいは国自体のビジネス環境を向上させるだけでなく、国際競争における地位の向上もうながします。

3. MICE(マイス)による経済効果

日本でのMICE全体による経済波及効果は約1兆590億円

この項では「MICEによる経済効果」について改めてフォーカスします。2018年4月に観光庁は、日本における2017年度に開催された国際的なMICE全体による経済波及効果は約1兆590億円(!)と発表しました。

その内訳をMICEの4項目を巡るランキング形式で見てみましょう。

【国際MICE全体による経済波及効果】
■1位:国際会議(Convention / Conference)| 約6,789億円
■2位:展示会(Exhibition)| 約1,618億円
■3位:企業会議(Meeting)| 約1,614億円
■4位:報酬・研修旅行(Incentive Travel)| 約569億円

と算出されています。

mice

また、総消費額は約5,384億円となっており、同じようにランキング形式で内訳を見てみると…

【国際MICE全体の総消費額】
■1位:主催者| 約2,395億円
■2位:日本人参加者 | 約1,085億円
■3位:外国人参加者 | 約1,059億円
■4位:出展者 | 約845億円

さらに総消費額(約5,384億円)のうち、3位の「外国人参加者1人当たりの消費額」も算出されており、その内訳は下記のようになっています。

【外国人参加者1人当たりの総消費額】
※参加者、主催者、出展者の総消費額を1人当たりに換算
■1位:国際会議(Convention / Conference)| 約37.3万円
■2位:企業会議(Meeting)| 約32.5万円
■3位:報酬・研修旅行(Incentive Travel)| 約32.0万円
■4位:展示会(Exhibition)| 約27.5万円

なお、国際MICEの開催と、これに伴う経済活動で生じた雇用創出効果は約9万6,000人分、税収効果は約820億円と推計されています。

前項にて、一般的な観光と比較して、MICEの場合は、そのイベントのすべてにおいて、より大きな経済波及効果があると述べましたが、まさにその通りの現象が起きていることがお分かりいただけたと思います。

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4. MICE(マイス)の開催状況をめぐる世界と日本の現状

日本のMICE開催数はアジアNo.1だがシェア率が年々低下傾向

ここでは世界と日本におけるMICEの開催状況を見てみましょう。

結論から言うと、MICEに含まれる国際会議などの開催数は、世界的に年々増加傾向にあります。そのおもな理由は、世界各国の政府が国際市場における自国の成長戦略のツールとしてMICEを重要視しているからです。

ICCA(国際会議協会)によって発表された、2017年1月〜12月に世界で開催された国際会議の統計(暫定値)によると、2017年に世界で開催された国際会議開催件数は12,563件、前年より336件増加しています。

また、2017年に日本で開催された国際会議開催件数は、前年より4件増で過去最高の414件。2016年と同様に世界7位、アジア・大洋州地域では1位をマークしています。

ただ、アングルを世界からアジア・大洋州地域に変えてみると…

観光庁 画像出展元:観光庁説明資料「国際会議場施設及び展⽰等施設について①」より

確かに日本を含む主要5ヵ国(日本・中国・韓国・シンガポール・豪州)は、年を重ねるごとに開催件数を伸ばしてはいます。ただアジア・大洋州地域の主要5ヵ国の開催件数に占める日本のシェア率は、1991年の51%から低下を続けており、2017年にはランキングとしては1位であるものの、シェア率としては27.8%にまで落ち込んでいるのです。

この数字の推移から以下のことが導き出せます。

・MICEの開催件数は世界的に増加している
・日本でのMICE開催件数も増加している
・アジアにおける日本のMICE開催件数はトップである
・アジアにおける日本のMICE開催件数のシェア率は低下している


以上のことから…アジアにおけるMICEを巡る国際競争において日本は他国から追随される立場にある…という見方が成立します。

このような状況を受けて、日本の観光庁は、「国際会議開催件数のアジアNo.1の地位を維持し、低下傾向にあるシェアを回復させるには、 ハード・ソフト両面においてアジア最強のMICE誘致力が必要」とし「アジア最大級のMICE施設とリーズナブルに利用できる上質なエンターテイメント施設が融合した“日本型IR(=Integrated Resort / 統合型リゾート)”※」を整備すべきだと提言しています。

※国際会議場や展示会場などのMICE施設のほか、カジノやホテルやショッピングモールなどが集まった複合的な施設を指す。例:マリーナベイサンズ(シンガポール)・アトランティスバハマ(バハマ)など

日本では2016年「IR推進法」が成立し、2018年4月には「IR実施法案」が閣議決定され、同年7月20日に成立しています。IRについては稿を改めますが、カジノを含む統合リゾートであることから、社会的な悪影響など様々な懸念事項が討議されています。

ただ「IR実施法案」を巡っては、それこそIRという定義が、カジノだけでなく、ホテルやショッピングモール、そしてMICE施設を含む統合施設であること、またカジノの存在を前提としたIRの収益メカニズムおよびマネタイズにおいて、その集金施設であるカジノは重要な配置にあるということ、さらに必ずしもカジノがなければIRおよびMICE施設が成立しないわけではない…といった様々な立場による多様な意見と見解が混在かつ対立していることは、明確に認識しておくべきでしょう。

5. 優良な海外進出サポート企業をご紹介

御社にピッタリの海外進出サポート企業をご紹介します

今回は世界各国が注目するMICEの最新事情について解説しました。

MICEを国の政策として掲げる観光庁は、HPにて「MICEの誘致・開催の推進」というタイトルで以下のように述べています。

MICEは、企業・産業活動や研究・学会活動等と関連している場合が多いため、一般的な観光とは性格を異にする部分が多いものです。
このため、観光振興という文脈でのみ捉えるのではなく、MICEについて、「人が集まる」という直接的な効果はもちろん、人の集積や交流から派生する付加価値や大局的な意義についての認識を高める必要があります。

MICEと海外ビジネスを関係性を照らし合わせて、上記の「人の集積や交流から派生する付加価値や大局的な意義」という箇所に共通の文脈を感じ取るのは筆者だけではないと考えます。そこに経済活動があるというのは大前提ですが、「人」「モノ」「金」「情報」が交錯する場所で生まれる、即物的かつ即時的ではない目に見えない波及効果に何らかの価値を見いだすことは、海外事業に従事する際の大きな喜びのひとつと言ったら言い過ぎでしょうか?

冒頭で述べたように、MICEとはグローバル市場を大きく活性化させる経済波及効果のひとつであり、海外で開催される展示会・見本市・商談会といったイベントに参加もしくは出展することは、そのまま国際的な経済の波に乗ることを意味します。

「グローバル市場で成功する日本企業を10,000社つくる」という想いを掲げる 「Digima〜出島〜」には、厳選な審査を通過した優良な海外進出サポート企業が多数登録しています。当然、複数の企業の比較検討も可能です。

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(参照文献)
「MICEの誘致・開催の推進」 観光庁
「我が国の国際MICE全体による経済波及効果は約1兆円!~主催者等の負担分も含めた外国人参加者1人当たり総消費額は平均33.7万円~」 観光庁
「観光庁説明資料 | 観光先進国」の実現のための「日本型IR」の方向性」 観光庁
「観光庁 参考資料集 | 国際会議場施設及び展⽰等施設について①」 観光庁

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    ユビークはデジタル時代にふさわしいプロセスと統合的なアプローチによって課題を解決する、信頼のおけるパートナーになりたいと考えています。重要なのは、未来に向けた理想のロードマップを戦略的に構築することです。日本から世界へ、世界から日本へ。時と場所を超えたコミュニケーションで人とブランドをつなぎ、ブランドにクリエイティブな力を吹き込む。それがユビークです。

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    最も成功しているマーケターは、消費者が何を求めているのかをより深く理解するために、トレンドやテクノロジーを常に把握しています。リサーチや情報分析はBtoCのマーケティングに活用されてきましたが、BtoBにおいても重要です。ユビークは、双方の分野でトップレベルの研究・分析を行うだけでなく、VRのような新しい技術を製品開発やマーケティングキャンペーンのテスト段階の時間短縮・コスト低減に活用している企業との提携を進めています。

    これからのユビーク

    ユビークは今後もグローバル企業に直接サービスを提供するとともに、広告代理店と連携したプロジェクトを遂行していきます。この2つの顧客基盤を拡大しながら、リソースやサプライヤーのネットワークを構築することで、個々のプロジェクト課題に最適な人材のマッチングを図ります。同時に、VRをはじめとする新しいビジネスチャンスに挑戦。中長期的には、企業や代理店に最高品質の成果を提供するために、ニッチを開拓します。また、日本のみならず海外のグローバル企業とのコンサルティング関係を構築し、新しい技術を積極的に導入することにより、バーチャル化が進む世界でコミュニケーションを強化していきます。

    ユビークはデジタル時代にふさわしいプロセスと統合的なアプローチによって課題を解決する、信頼のおけるパートナーになりたいと考えています。重要なのは、未来に向けた理想のロードマップを戦略的に構築することです。日本から世界へ、世界から日本へ。時と場所を超えたコミュニケーションで人とブランドをつなぎ、ブランドにクリエイティブな力を吹き込む。それがユビークです。

    ぜひ、思いを一緒にかなえましょう。

    ユビーク株式会社
    代表取締役
    マイケル・フーバー

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