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ODM生産の基礎知識 | ODMとOEMの違い・メリット&デメリット・2つの選択のポイント…ほか

掲載日:2021年04月28日

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「ODM」とは「Original Design Manufacturing(オリジナル・デザイン・マニュファクチャリング)」の略語で、委託側から販売される製品を、受託側が企画、開発、設計、生産する方式および企業を指します。

ODMと似た言葉にOEMがありますが、OEMとは「Original Equipment Manufacturing(Manufacturer)(オリジナル・エクイップメント・マニュファクチャリング)」の略語で、委託側からの依頼を受けて、受託側が委託側ブランドの製品を製造する方式および企業を意味します。

仮にアナタがなんらかの製品を生産・販売したいと考えているとします。アナタに生産技術や設備などがない場合、その製品をODM方式で生産することを選択すれば、製品の企画・開発・生産を全てODM企業に委託することで、アナタ(のブランド)は販売のみ担当すればよいのです。

仮にアナタがODMではなくOEM方式での生産を選択した場合は、製品の企画・設計・開発は自ら行い、生産のみをOEM企業に委託、その後の販売はアナタが担当することになります。(OEM方式を採用している有名な企業&製品がAppleのiPhoneになります)

このテキストではODMの基礎知識として、ODMとOEMの違いや、それぞれの委託・受託者側から見たODM・OEMのメリット&デメリットについて解説します。さらにODMやOEMを委託側として選択する際に知っておきたい3つのポイントについてもレクチャーします。

▼ODM生産の基礎知識 | ODMとOEMの違い・メリット&デメリット・2つの選択のポイント…ほか

▼アナタの海外ビジネスを成功させるために

1. ODM生産とは? OEM生産とは?

ODMとは?

「ODM」とは「Original Design Manufacturing(オリジナル・デザイン・マニュファクチャリング)」の略語です。開発・製造受託のことを差し、委託側から販売される製品を、受託側が企画、開発、設計、生産する方式および企業を意味します。

OEMとは?

「OEM」とは「Original Equipment Manufacturing(Manufacturer)(オリジナル・エクイップメント・マニュファクチャリング)」の略語です。委託側からの依頼を受けて、受託側が委託側ブランドの製品を製造する方式および企業を意味します。

2. ODMとOENの違い

OEMは製造のみ請け負う / ODMは企画開発から生産までを請け負

結論から言えばODMとOEMの明確な線引きは曖昧な面があり、両者の境目にはグラデーションがあります。

あえて両者の違いを挙げると、取引先ブランドの製品を作るという意味ではどちらも同じなのですが、OEMが製造だけを請け負う(ケースが多い)方式・企業なのに対して、ODMは企画開発から生産までを請け負う方式・企業であると言えます。

OEMの主導権は委託者にあり、委託者は設計図などを受託者に提供し、製造のための技術提供を行うこともあります。いわゆる垂直分業(※)となることが多いのもOEMの特徴です。

※ 垂直分業:
生産工程において、途上国が労働集約型の生産部門を担当し、先進国が技術集約型の生産部門を担当するように、生産工程を縦のラインでお互いに分担し合うことを指す


ODM_OEM

OEMで有名なのはApple&台湾のOEM受託の最大手である鴻海精密工業(Foxconn)

ちなみにOEMの事例で最も有名な例はAppleのiPhoneが挙げられます。委託企業であるAppleは製品のデザインと設計に注力しており、OEMの受託企業である台湾の最大手・鴻海精密工業(Foxconn)はAppleを始めSonyやDellなど世界中のメーカー企業の製品をOEM生産しています。

OEMと比べると、ODMの場合は、委託者と受託者が対等に近い関係となり、近年では開発から製造だけでなく、受託者がマーケティングまで行うケースも存在します。

次項では、ODMとOEMそれぞれのメリット・デメリットを確認していきましょう。

OEMの詳細については、このテキストでは触れていないPBなどについても解説している下記のコンテンツもご参照ください

3. ODM生産のメリット&デメリット

このセクションでは、ODMを利用する際のメリット&デメリットを、「委託側」と「受託側」の双方にわけて解説します。

ODM生産のメリット

■ 委託側のメリット
ODMを利用すれば、製品の開発ノウハウや生産能力がなくても自社ブランドのオリジナル商品をつくることができます。全く知識のない分野の商品であっても受託側におまかせして生産できるのは、ODMを利用する大きなメリットです。

■ 受託側のメリット
ブランドの構築を行う必要がなく、すでに販売網も用意されている中で製品をつくることができるため、利益が増えるのが最大のメリットでしょう。

ODM生産のデメリット

■ 委託側のデメリット
企画から製造まで、場合によってはマーケティングまでをすべて受託側におまかせ、となると、自社にノウハウや技術は全く蓄積されません。

また、製造に関わる全ては受託側が主導権を握ることとなりますので、製品の価格を自由に決めることができず、販売価格が上がってしまうのがデメリットと言えるでしょう。

■ 受託側のメリット
委託側のブランドで販売される商品でも、製造するのは受託側です。ODMの場合は受託側が企画から開発、製造までをすべて請け負いますから、製品に問題が起こった際に批判を受けるのは受託側ということになりがちです。

4. OEM生産のメリット&デメリット

ODMに続いては、OEMを利用する際のメリット&デメリットを、「委託側」と「受託側」の双方にわけて解説します。

OEM生産のメリット

■ 委託側のメリット
生産だけを委託できるので、生産にかかわるコストを削減できることがOEMの最大のメリットです。生産を受託企業に任せることができれば、開発やマーケティングに集中することができます。

■ 受託側のメリット
一定の生産量と収入が確保できることや、生産余力を活用できることだけでなく、技術の水準を上げることができるのもOEMを受託するメリットです。他社のブランド力を借りて売上を伸ばすことができるのも大きなメリットでしょう。

OEM生産のデメリット

■ 委託側のデメリット
受託側に生産技術やノウハウが流出してしまう可能性があります。これがOEMのもっとも大きなデメリットと言えるでしょう。

■ 受託側のメリット
OEMは他社のブランド力で販売するため、自社ブランドが育ちにくいというデメリットがあります。また、自社で販売するよりも利益率は低くなります。

5. ODM・OEMを選択する際に考えるべき3つのポイント

ODM・OEMそれぞれのメリット&デメリットについて理解できたところで、あなたが委託側だとして、自社の事業において、ODM・OEMを検討する際に考えるべき3つのポイントを解説します。

① どんな製品が開発可能なのか?(コストとクオリティと強みに着目)

スマートフォンの開発が得意な企業に対してアパレル商品の開発を依頼して、すぐにいい商品ができる可能性は非常に低いはずです。

ODM・OEM企業に依頼する際にはその企業の得意分野と、どのような商品が開発可能なのかをしっかり確認しておきましょう。

ODM方式&企業が多いとされる化粧品業界を例に挙げると、一口に「化粧品が得意」と言っても、化粧品には洗顔や保湿、美白やアンチエイジングなどさまざまな利用シーンや目的に合わせた製品が存在します。

その場合、「ジェルタイプのクレンジングが得意」「美白成分を配合した化粧水が得意」など、具体的な得意分野を依頼前に知っておくことは非常に大切です。これはどんな製品の生産を依頼する際も同様です。委託を検討している側のこれまでの実績も含めて、そのコストと実際の製品のクオリティについても確認しておきましょう。

② ロット調整はどの程度まで可能か?

商品販売において、余剰在庫を抱えるのはかなり怖いことですよね。ODM・OEMを依頼する際には、最低ロットを必ず確認しましょう。

作る商品によって最低ロットも変わってくるため、ホームページには最低ロットを記載していない企業も多いようです。

③ 長期的かつ良好な関係性を維持できるか?

OEMであれば生産だけを委託となり、垂直分業の形を取ることとなります。ODMの場合は対等な関係性をもって企画や開発、生産をお願いすることとなります。

どちらにしても、協力しあって一つの製品を作るのですから、お互いに信頼しあって、長期に渡って良好な関係性を維持できる企業かどうか、は委託先を決める上でもっとも重要なポイントと言えます。

6. 優良な海外進出サポート企業をご紹介

御社にピッタリの海外進出サポート企業をご紹介します

今回は「ODM生産の基礎知識」として、ODMとOEMの違いや、それぞれの委託・受託者側から見たODM・OEMのメリット&デメリットについて解説しました。

言葉も似ており違いのわかりにくいODMとOEMですが、どちらにもさまざまなメリットとデメリットが存在します。選択する際には、今回ご紹介した3つのポイントをしっかり確認した上で決めると良いでしょう。

ODMやOEMを請け負う企業は多く存在し、前述したとおり、企業によって得意分野などが異なります。品質においても差があることもありますので、不安なときはODMやOEMに精通したプロに相談してみるのをおすすめします。

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この記事を書いた人

「Digima〜出島〜」編集部

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    ⑥ 韓国(ソウル)
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  • 株式会社ダズ・インターナショナル 

    東南アジア・アメリカにて現地スタッフと共に"貴社の海外事業部"を担います。

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    アメリカ・東南アジア・東アジアへ進出する日本企業をサポートします。
    当社は“提案する企業で在ること"をコンセプトとしています。
    サポートはコンサルティング・海外プロモーション・海外販路開拓にて構成されています。

    これまでの事例により得たノウハウから日本企業の海外進出における
    “成功から学ぶ鍵”と、”失敗から取得する転ばぬ先の杖”を持っています。
    失敗を伝えるためには成功から、成功を伝えるためには失敗から提案します。

    その根幹として最も大切にしているのは、プロジェクトマネージメントと
    マーケティングを下地にした戦略コンサルティングです。


    『海外進出に必要なプロジェクトマネージメント』

    プロジェクト(計画)マネージメント(立案〜管理〜調整)はどんなことにも必要です。
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    ゴールからの逆算で進む計画立案から、管理・調整を当社がサポート致します。


    『海外進出に必要なAPAサイクル』

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    ❖広告運用・当社メディア広告(海外プロモーション)

    ターゲット国でのWebサイト・LPへの集客・周知を目的とした広告運用をサポート。
    海外向け広告運用で留意すべきは、ターゲット国での媒体特性を理解することから始まります。
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    ❖インフルエンサー・SNS(海外プロモーション)

    アメリカはもちろん、特に東南アジアではSNSユーザー動向が急激に伸びていることから、
    インフルエンサーや、より専門性の高いKey Opinion Leader(KOL)の存在感・影響力を起用した施策が効果的です。
    わかりやすく言えば、貴社の客寄せパンダを現地インフルエンサー・KOLに依頼する施策です。

    当社はDOES FACTORYというインフルエンサーチームも持っており、様々な分野に強いインフルエンサーやKOLをアサインすることができることに加え、現地インフルエンサープロダクションとの連携も積極的に行います。
    商材特性・媒体に最適な施策・効果測定をサポートします。

    ------

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    「翻訳はGoogle翻訳で」そんな言葉をよく耳にしますが、私はこの言葉に対して、
    「あなたはAmazonで購入する時、どんな風に検索していますか?」と尋ねます。
    日本人特有の流行言葉や検索ワードで検索して商品にたどり着いていることがよくあるはずです。

    Google翻訳はとっても優秀ですが、ローカライズワードには変換してくれません。
    当社は"実際に使われる言葉"に翻訳することの重要性を各施策から学習しています。
    特にオンラインでは正しい翻訳が正解ではなく"当たる翻訳"が正解となります。

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    ❖サイト制作(海外プロモーション/海外販路開拓)

    多言語化サイト・LPを現地の言葉に翻訳をする多言語化だけではなく、現地のターゲットとするペルソナに合わせた「ローカライズ(現地最適化)サイト」として、サイトを見る・利用する人のUI/UXを考慮した制作を心がけています。 

    日本のサイトと違って、海外で見られる・利用されるサイトはテキストの文量が少なく、視覚的訴求をシンプルかつ強いインパクトにすることが好まれる傾向があります。

    プロモーションでは多くのユーザーや関係各社が貴社のWebサイト訪問を考慮し、ローカライズが大きな意味を持ちます。

    販路開拓では貴社がグローバルとしての取り組みをどこまで真剣に考えているかをサイトで判断されることが多くあることから、現地企業にとってわかりやすいだけではなく、信頼を与えられるローカライズが大きな意味を持ちます。

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    ❖動画制作(海外プロモーション/海外販路開拓)

    見てわかる(言葉による説明が要らない)動画は認知科学として直感に訴える“視覚優位性”として有効です。
    当社が得意とする企画・制作しているコンテンツは下記を積極的に制作しております。
    ∟会社紹介・プロモーション動画
    ∟インフルエンサー・KOLを起用した動画 ※当社DOES FACTORYに所属するタレントを起用
    ∟インフォグラフィックスという図や表を視覚的に分かりやすく説明する動画制作
    ∟eラーニングコンテンツ(外国人材向け教育含む)

    ------

    ❖クラウドファンディング(海外プロモーション/海外販路開拓)

    クラウドファンディングの目的は、資金集めだけではありません。
    この施策はローコストでできるテストマーケティングとしてとても優秀な施策です。
    試作品開発・テストマーケティング・製品生産など効率的な市場参入に向けたテストマーケティングにもなります。

    このことは貴社が狙う市場の製品ニーズが事前に把握できることから生産過程に発生する在庫リスクの軽減や効率的な販売計画を立てられる施策となるうえ、プロモーション要素も含んだものとなり、育てながら広めることのできる新しい手法となります。
    従来はマーケティング→仮説→提案という順番を経ていくものでしたが、これをパラレルで実現可能なものとなります。

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    ❖販売代理店探し/交渉(海外販路開拓)

    現地市場に参入するためには現地で市場を掴む販売代理店とつながることが近道です。
    しかし、販売代理店によってもどんな販売チャネルに強いのか、どんな流通に長けているか、千差万別です。

    貴社サービス・商品をどんな販路で開拓していくべきか、最適な販売代理店を探し〜交渉のサポートします。
    現地販売代理店をただ紹介するだけでなく、交渉がスムーズに進むために必要なノウハウを持ち、ZOOMなどの3社ミーティングにて当社スタッフが同時通訳のような形で、ミーティングサポートをすることも可能。

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    ❖運用手続き・海外EC出品代行(海外販路開拓)

    EC出品代行はもちろん、それに伴うFDA申請・輸出入に関わるサポートをします。
    これまでの経験から考えると、ECに出品しただけでは売れません。
    人が集まり、心を掴んでモノは売れます。
    海外ECはたくさんありますが、一言で言えば"置く場所"です。
    当社は場所に置く前から置いた後までを考慮したサポートを心がけます。

    また、とても重要なことは出品後にどんなユーザーからの流入・コンバージョンかを計測し、育成する運用です。プロモーション施策ではEC誘導するための施策についてもサポートしております。

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