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外国人による「アニメ作品の聖地巡礼」急増! 知っておきたいインバウンド集客とエンタメの関係

掲載日:2019年12月27日

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2020年の東京オリンピックに向けて、順調に増え続ける訪日観光客。日韓関係の悪化から、韓国からの旅行者こそ減少傾向にあるものの、全体で見ればまだまだピークへと突き進んでいます。その要因は、日本文化への注目の高まり、デフレ、周辺国の成長、オリンピック開催など複数の要因が密接に絡み合っています。 今回はその中から、「日本文化への注目の高まり」、とりわけアニメといったエンターテインメントとの関係に着目し、ビジネスのチャンスを探って参ります。

▼ 外国人による「アニメ作品の聖地巡礼」急増! 知っておきたいインバウンド集客とエンタメの関係

▼ アナタの海外ビジネスを成功させるために

1.訪日観光の目的は?

さて外国人観光客が日本を訪れる際には、当然目的があります。先程挙げた日本文化への注目の高まり、デフレ、周辺国の成長、オリンピック開催などが主だったものですが、更に細かくしていきましょう。まず、前提としてSNSの普及で日本に限らず他国の魅力が世界へと伝わりやすくなっています。その上で、

・桜の魅力
・紅葉の魅力
・雪の魅力

といったものが、海外で拡散され、需要を生みました。その需要を増幅させるものが、

・整ったスキー場
・都市の魅力
・買い物の魅力
・歴史的な魅力
・優れた日本料理

といったインフラ部分にあたるものでしょう。しかし、これらは大きな枠では「ハード面」となっています。実は、もうひとつ「ソフト面」でも大きな需要を喚起しているものがあります。

・アニメやゲームを始めとしたソフトの魅力

このことを実感するためには秋葉原に行けば済みます。外国人観光客が目に見えて増えているからです。そして、それは秋葉原に限りません。ソフトの魅力で日本全国を目的地とした旅行者が増えているのです。

2.「クールジャパン」と「ロケツーリズム」

アニメや漫画、ゲームなどのいわゆる「クールジャパン」。その魅力はアジア圏から欧米圏まで、多くの人の心を引きつけて離しません。

その中心地である秋葉原を目指す人も多いですが、アニメ映画などで実際に登場した場所へ出向くロケツーリズムも活発で、「聖地巡礼」などと呼ばれています。日本人の間でも新海誠監督の『君の名は。』や『天気の子』の聖地巡礼がブームですが、それは外国人でも同じなのです。

観光庁の「訪日外国人消費動向調査」によると、「映画・アニメ縁の地を訪問」を実践した訪日観光客は4.6%で、「次回実施したいこと」として挙げた人は9.2%にも。1割未満と思われるかもしれませんが、訪日観光客が3000万人と仮定すれば、約300万人の市場規模。侮っていい数字ではないでしょう。

また、『君の名は。』や『天気の子』など、日本での映画興行が100億円を超える社会現象的コンテンツに限らず、「らき☆すた」と「ガールズ&パンツァー」などのロケツーリズムを行う人も多くいます。特に「ガールズ&パンツァー」は明確に茨城県大洗町がその聖地となっており、実際そのインバウンドの受け入れ体制も整っています。

ロケツーリズム、聖地巡礼によって、「人が押し寄せてむしろ迷惑」という意見もその対象地では耳にします。その意見には一理ありつつも、その意見で人がすぐに引くことはありません。いずれにしても、そうした需要にどう対応するかを検討する必要があるのです。

3.インバウンドビジネスにおけるエンタメ分野の活かし方

ビジネスには様々な切り口がありますが、ロケツーリズムにおけるビジネスの可能性は大きく3つ考えられます。

(1)需要に乗るか

まずはロケツーリズムの流行を押さえ、その地やコンテンツに乗っかるビジネスが考えられます。しかし、時に浅はかな考えで作品の権利侵害を行う事例も。乗っかる場合でも、しっかりと法律を遵守したビジネス展開が絶対となります。例としては、需要が見込める地での観光ガイド・店舗経営(飲食店など)。もしくはインターネット上でのメディアガイドなどが考えられます。

(2)需要に呼応するか

需要に呼応するとは、需要のある地において、その需要に対応する対策を街全体で行うということです。案内マップを多言語展開することや、観光案内所での通訳ガイドなどが考えられます。また、宿泊施設など各施設の増強なども考えられます。ただし、ロケツーリズムには波があり、半永続的にその需要が見込める保証はありません。ビジネス展開のバランスをしっかり取ることが重要です。

(3)需要を作るか

最後は最も難しいですが、ロケツーリズムをされるようなソフトを作るということです。つまり、『君の名は。』『天気の子』などを生み出すということです。これはとんでもなく高いハードルではありますが、大きなビジネスチャンスでもあります。無論、社会現象となるコンテンツを作り出せれば、インバウンドビジネス云々の前に大きな成功となりますが。

私たちが海外を訪れる際に、その理由が十人十色であるように、ロケツーリズムも十人十色です。その中で需要を見極め、ビジネスチャンスを考え出す。難しい作業ではありますが、まだまだ可能性と潜在需要がある分野です。未来のビジネスチャンス、そして訪日観光客の満足度向上を目指してみてください。

4. 優良な海外進出サポート企業をご紹介

厳選な審査を通過した優良な海外進出サポート企業が多数登録

本記事では、インバウンド集客におけるソフトパワーの活かし方について取り上げました。世界中で人気のある日本のアニメ作品が増え、あらたな需要を生み出しています。その需要を増やした要因としては、テクノロジーの発達があり、世界中から各国のコンテンツにアクセスしやすくなっていることが挙げられます。しかし、それだけではなく、良質なコンテンツを保護しながら広めていくための「海外進出(アウトバウンド)」の活動が、そのような需要を生み出してきたということも無視できません。

アウトバウンドとインバウンドは必ず連動します。コンテンツのアウトバウンド(海外進出)から新たなインバウンド需要が生まれたように、インバウンドで商品・サービス・文化に触れ、それがアウトバウンドに繋がるケースも非常に多くなっています。このインバウンドとアウトバウンドの相乗効果を高めていくことが今後の日本企業の海外ビジネスぅお考える上で重要なのではないでしょうか。

もちろん、そこには多くの課題やハードルが待ち構えているのもまた事実です。「Digima〜出島〜」には、厳選な審査を通過した優良な海外進出サポート企業が多数登録しています。当然、複数の企業の比較検討も可能です。

「インバウンドの戦略についてサポートしてほしい」「各国の観光客についてリサーチしたい」「インバウンド対策を何から始めていいのかわからない」…といった、多岐に渡るインバウンドにおけるご質問・ご相談を承っています。

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この記事を書いた人

「Digima〜出島〜」編集部

「Digima〜出島〜」編集部

株式会社Resorz

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