• このエントリーをはてなブックマークに追加

海外ビジネスを成功させる資金調達の方法と種類 【銀行融資(メガバンク)編)】

掲載日:2018年11月20日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

海外ビジネスを成功させるには、資金調達が必要不可欠です。では、「海外展開における資金調達の方法」には、どのような種類があるのでしょうか?

本稿では、海外事業を展開する際の融資において、もっともメジャーである「銀行からの資金調達方法」、特にメガバンクと呼ばれる銀行から資金を調達する方法をご紹介します!

1. 海外ビジネスにおける資金調達方法の種類とは?

海外事業を展開するには先行投資が必要不可欠

「海外に工場を新設したい」
「自社商品を海外で売りたい」
「ASEAN諸国で飲食店を出店したい」

そうした考えはあるものの、思うように海外進出が進まないと悩まれている方も多いはずです。その大きな要因として「お金」の問題があるのではないでしょうか?

海外ビジネスには、やはり先行投資が必要です。いかに情熱があり、また素晴らしいコンテンツを持っていたとしても、先立つお金がなければ何もできません。

そもそも「海外展開資金の作り方」にはどのような方法があるでしょうか? 代表的なものを挙げてみます。

・銀行からの融資
・助成金・補助金の活用
・現地企業とのジョイントベンチャー
・ベンチャーキャピタルからの出資
・リースバック
・親子ローン
・株式上場

それぞれ特徴があり、当然、実施できる企業とできない企業があるでしょう。次項からは、これらの方法を1つずつ取り上げ、それぞれの流れやメリット・デメリット、そして調達時のポイントなどをご紹介していきます。

2. 海外展開用の資金調達を銀行より行う方法

銀行融資活用のメリット・デメリット

まず、「銀行からの融資」による資金調達は、公的機関からの助成金や補助金の活用、現地企業とのジョイントベンチャーなどと比べ、実際の調達までにかかる時間が短いというメリットがあります。公的機関からの助成金は、提出する書類も多く、審査にもかなりの時間を要します。また、ジョイントベンチャーに関しても、相手先探しや選定、条件面の交渉など、細かな部分での手間が多く、非常に時間がかかるのが一般的です。

一方、それらと比べると銀行の審査は比較的、手早く行われます。時間面でストレスを感じる必要がないという意味では、スピード感の求められる海外展開において、大きなメリットと感じられるでしょう。 ただし、銀行融資の場合、会社の運営状況や事業計画に対して、審査が厳しいという点に留意することが必要です。ひとたび審査で不備が見つかれば、せっかくのスピード感も無意味になってしまう可能性もあるのです。

銀行から資金調達をする方法の流れ

次に、銀行からの資金調達までの流れについてですが、基本的には次のような流れが一般的です。

①申込み
 ↓
②審査(+面談)
 ↓
③契約
 ↓
④実行(入金)

実際は①の前に、銀行の融資部の担当者との打合せが入ります。そこでは、決算書、定款、登記簿謄本、許認可事業であれば許認可証などを準備した上で、サポートを受けながら事業計画書などを用意していくこととなります。

メガバンクから資金調達をするメリットとは?

さて、一括りに「銀行」と言っても、いくつかの種類があります。一般的にはメガバンク、地方銀行、信用金庫の3つに分かれます。本稿で取り上げる「メガバンク」とは、東京三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行の3行を指します。

メガバンクからの融資を活用するメリットは、地方銀行や信用金庫など、その他の金融機関からの融資に比べ、大きく3つあります。まず、融資額が大きいということ。海外展開には多額の事業投資を必要とするケースも多いでしょう。業種によっては、地方銀行や信用金庫からの融資では有し上限を超えてしまう可能性もあります。

もう1つは、金利が安く設定されていること。融資対象会社の業績にも左右されますが、基本的には地方銀行や信用金庫に比べ、低く設定されています。

最後の1つは、世界各国に支店を設けていることです。融資実行後も、そのネットワークやリサーチ、コンサルティングを行う関連企業を活用し、蓄積された情報・経験に基づいたアドバイス、進出後の合併・分社化や、事業の効率化のサポートを提供してくれます。

一方、デメリットとしては、もしメガバンクに口座を持ってはいても、融資を受けたことがなければ、初回融資のハードルが高く、融資を受けにくいということがあります。

一般的にメガバンクというと、大企業を中心に取引しているイメージがありますが、実際、取引数は中小企業のほうが圧倒的に多いです。しかし、全国に支店を展開しているがゆえに、地域の事情や業界の事情などを細かく融資方針に反映させることができません。

結果として、中小企業への融資は、個別の融資判断ではなく、その会社の格付によって融資の可否を決定するケースが多いということになります。

3. 海外ビジネス展開時の資金調達のポイント

「海外ビジネス展開のための融資」という事業計画の優位性

それでは実際に、海外ビジネスを展開時に資金調達をするためのポイントを、ここからは、以下の2点に絞って述べていきます。まず、「どのような事業計画を立てればいいか」、そして前段階として「どのようにメガバンクと初回取引をするか」ということです。

事業計画の立て方に関しては、「海外ビジネス展開のための融資」という名目は、非常に有利に働きます。近年、海外需要の獲得は、日本政府にとっても優先課題となっており、これらを促進するための制度も充実しています。当然、銀行の融資部も海外ビジネスの可能性を高く評価する傾向にあり、事業計画としては好意的に受け取られるでしょう。

海外への現地視察や市場調査を実施する

一方で注意したいのは、しっかりとした現地視察や市場調査などをした上での計画にしなくてはいけないことです。例えば、進出先の候補がいくつかある場合は、さまざまな角度から各国の事情を比較・検討します。自分の目で見て確認することも重要です。 主に確認すべき事項は、法規制(外資規制)、政治情勢、人件費、国民性、カントリーリスク、税制、インフラ整備状況(物流・インターネット)、などになります。

また、それらの調査で得た情報をもとに、戦略を構築していきます。例えば物を海外で販売していきたい場合は、それぞれの国ごとに販売チャネルの力の度合いが違います。総代理店が大きな力を持ち、販売店までピラミッドのような形をつくっているケースもあれば、個々の販売店が力を持っているケースもあります。それらに対し、PEST分析、業界構造分析、流通構造分析、参入障害分析などを行い、投資対効果の確認や契約方法、プロモーション方法の決定をします。

この時点で、インターネットで売るか、実店舗で売るか、両方で売るかも決まります。最終的に、戦略アプローチとプロセスの確認を行い、市場参入戦略の完成です。そうした戦略と数字の根拠となる情報を用意できるか、が非常に重要となります。海外ビジネスに詳しいコンサルタントや市場調査会社などを上手に活用し、どれだけ事前に信憑性の高い資料を揃えておくことできるかがポイントとなります。

初めての方は初回取引から始めるのがポイント

また、「メガバンクからの借り入れは初めて」といった方に関しては、まず初回取引を始めることがポイントになります。少額からでも付き合いを始めておけば、その後の多額の融資獲得においても、ぐっとハードルが下がります。先に述べた財務格付を継続して良くしていくことが大切でしょう。

また、取引の開始には、市区町村などの自治体が用意している制度融資を活用することも有効です。ほとんどの市区町村が企業向けの制度融資を実施しており、それらを利用していれば、市区町村が信用保証協会と銀行に推薦をしてくれます。市区町村からの話であれば、銀行側も無下にはできませんので、初回取引のハードルも下がり、初回融資がスムーズになります。

もちろん、銀行からの融資は資金調達の王道ですから、すでに実施されている企業も多いのではないかと思います。

潤沢な資金調達は「海外ビジネス」を円滑に進めるための第一歩でもあります。よりスピード感のある展開を目指すためにも、正しい知識を持ち、ベストな方法を選択することから、勝負は始まっているのです。

4. 海外進出のための「資金調達」支援パッケージをご紹介!

海外進出検討時の準備予算は「1,039万円」?

いかがでしたでしょうか? 繰り返しになりますが、潤沢な資金調達は「海外ビジネス」を円滑に進めるための第一歩になります。しかし、資金調達に関する課題に悩む企業は多く、せっかく決意した海外進出を断念してしまうケースも決して少なくありません。

そもそも、海外進出検討時の準備予算は「1,039万円」で、資金調達の方法も多岐に渡っているとうい調査データもあります(『海外進出白書(2017-2018年版』)。さらに、実際に進出となると、それ以上の予算が必要になるとされているのです。

そこで「Digima〜出島〜」では、アナタの海外事業のための「資金調達」を解決するための新しいサービスをご用意しました。気になる調達成功率は70%以上! 【無料カウンセリング】も実施中ですので、まずはお気軽にお問い合わせください!

資金調達バナー

この記事が役に立つ!と思った方はシェア

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

海外進出のオススメサポート企業

  • オススメ

    YCP Group

    自社事業の海外展開実績を活かしてアジア圏への海外展開を完全代行、調査やM&Aもサポート

    ご利用企業からの評価

    ※ご利用企業から集めた評価をもとに作成

    総合評価
    サポート実績数
    500
    価格
    5
    対応
    5
    スピード
    5
    知識
    4

    マッキンゼー/ボストンコンサルティンググループ/ゴールドマンサックス/P&G出身者を中心とする250人規模の多機能チームが、世界20拠点に構えるグループ現地法人にて事業展開する中で蓄積した成功&失敗体験に基づく「ビジネス結果に直結する」実践的かつ包括的な海外展開サポートを提供します。

    YCPでは各拠点にてコンサルティングサービスだけでなく自社事業を展開しています。市場調査フェーズからスキーム構築/定常的なビジネスマネジメントまで、事業主として一人称で取り組んできたからこそ得られた現地市場ノウハウや専門知識を活用し、教科書的な「べき論」に終始せず、ヒト/モノ/カネの観点から海外展開リスクを最小化するためのサービス開発を行っています。

    <主要サービスメニュー>
    ・海外展開完全代行:
    事業戦略~実行までの各フェーズにて、全ての業務を完全に代行

    ・海外調査:
    マクロデータに表れない市場特性を探るための徹底的なフィールド調査を踏まえたビジネスに直結するインサイトを提供

    ・海外M&A:
    買収後の統合実務や定常経営実務までを包括的にサポート

  • オススメ

    パル株式会社

    【中国台湾進出ワンストップ支援】法人設立や市場調査からWeb制作、販路開拓、物流まで一気通貫

    ご利用企業からの評価

    ※ご利用企業から集めた評価をもとに作成

    総合評価
    サポート実績数
    250
    価格
    4
    対応
    5
    スピード
    4
    知識
    5

    中国、台湾、香港向けプロモーション・コンサルティング会社

    中華圏進出サポート歴11年、大企業・中小企業・地方自治体のご支援250社以上

    なるべく低リスクで、実際に効果のあるプロモーション施策をオーダーメイドで
    ご提案いたします

    海外市場調査・マーケティング、海外WEBプロモーション

    中国・台湾越境ECテストマーケティング 

    海外ビジネス全般に関わるサポート

    海外進出総合支援
    海外進出戦略
    海外進出コンサルティング
    海外視察
    翻訳
    海外M&A
    海外販路開拓・マーケティング

    海外市場調査・マーケティング
    企業調査・与信調査
    販路拡大(営業代行・販売代理店探し)
    海外テストマーケティング・簡易調査(タオバオ現地モール出品、上海TV顧客販路テストマーケティングなど)
    海外送金
    海外向けEC決済(Alipay, WechatPay, 台湾・香港後払い、コンビニ決済)
    海外ECモール出品代行
    ソーシャルメディアで海外展開
    (Wechat, Weibo, Facebook, Instagramなど)
    海外WEBプロモーション
    (KOL、動画、ブログ投稿、百度SEO)
    海外広告・プロモーション
    (百度リスティング広告、Weibo広告、Wechat広告、プレスリリースなど)
    海外向けECサイト構築
    (Magento、ローンチカート、Shopify、Wordpress、天猫Tmall国際、ジンドン、タオバオなど)
    多言語サイト制作
    (英語、中国語)
    現地アポイント取得代行
    現地日本人向けプロモーション
    拠点設立
    中国ニュースサイトプレスリリース配信
      海外向けデジタルマーケティング
     インフォグラフィック制作
     インフォグラフィック動画制作

    貿易支援
     日本からの輸入が必要な商品・機材の確認
     物流手配
     輸入許可申請手続き

    運営支援
     労務管理
     財務管理
     オペレーション管理
     コンセプト修正
     ブランディング

    中国人スタッフの教育研修
    販路拡大
    M&A支援
    撤退支援

    海外会社設立・登記代行
    中国法人登記代行
    ICPライセンス取得代行


    海外商標・特許申請
    海外企業との契約書作成・リーガルチェック
    海外法務

    現地物流
    輸出入・貿易・通関
    委託先、アウトソース

    インバウンド

    訪日外国人向けマーケティング
    日本進出・日本法人設立

  • オススメ

    GLOBAL ANGLE Pte. Ltd.

    50か国/70都市以上での現地に立脚したフィールド調査

    ご利用企業からの評価

    ※ご利用企業から集めた評価をもとに作成

    総合評価
    サポート実績数
    200
    価格
    5
    対応
    5
    スピード
    4
    知識
    5

    GLOBAL ANGLEはオンライン完結型の海外市場調査サービスを提供しています。50か国70都市以上にローカルリサーチャーを有し、常に調査ができる様にスタンバイしています。現地の言語で、現地の人により、現地市場を調べることで生きた情報を抽出します。シンガポール本部コンサルタントチームは海外事業コンサルティングを行っているスタッフで形成されている為、現地から取得した情報を標準化されたフォーマットに落とし込み、成果物品質はコンサルクオリティを保証します。

  • オススメ

    株式会社ゲシェルマーケティング

    グローバルインターネット広告出稿・運用サポートはお任せください。

    ご利用企業からの評価

    ※ご利用企業から集めた評価をもとに作成

    総合評価
    サポート実績数
    20
    価格
    3
    対応
    3
    スピード
    3
    知識
    3

    Be the world bridge(世界の架け橋)というVisonで2018年から事業を開始しました。
    当社はグローバルインターネット広告事業と輸出事業を営んでおります。親会社のゲシェルは世界のハイテク情報インフラを構築し、弊社は世界の販売チャネル構築を行っております。インターネット広告を通じて海外で売上をあげたいお客様がいらっしゃればお気軽にご連絡ください。

  • オススメ

    サイエスト株式会社

    海外ビジネスプロシェッショナルが長年培った人脈・ノウハウをフル活用し、貴社のもう一人の海外事業部長として海外事業を推進します。  

    ご利用企業からの評価

    ※ご利用企業から集めた評価をもとに作成

    総合評価
    サポート実績数
    1000
    価格
    4
    対応
    4
    スピード
    4
    知識
    5

    全ての企業と個人のグローバル化を支援するのが、サイエストの使命です。
    サイエストは、日本の優れた人材、企業、サービス、文化を世界に幅広く紹介し、より志が開かれた社会を世界中に作り出していくための企業として、2013年5月に設立されました。
    近年、日本企業の国内事業環境が厳しい局面を迎える中、アジアを筆頭にした新興国が世界経済で存在感を増しています。
    それに伴い、世界中の企業がアジアなどの新興マーケットの開拓を重要な経営戦略のひとつと位置付け、一層注力の度合いを高めています。
    サイエストは、創業メンバーが様々な海外展開事業に携わる中で、特に日本企業の製品、サービス、コンテンツには非常に多くの可能性を秘めていると、確信するに至りました。
    ただ、海外市場開拓の可能性はあるものの、その実現に苦労している企業も少なくありません。
    我々はその課題を

    (1)海外事業の担当人材の不足
    (2)海外事業の運営ノウハウの不足
    (3)海外企業とのネットワーク不足

    と捉え、それぞれに本質的なソリューションを提供してまいります。
    また、組織を構成する個人のグローバル化も支援し、より優れた人材、企業、そしてサービスや文化を世界中に発信してまいります。
    そうして、活発で明るい社会づくりに貢献することで、日本はもちろん、世界から広く必要とされる企業を目指します。

メルマガ登録して、お得な情報をGETしよう

いいね!して、最新注目記事を受け取ろう