台湾の主要な見本市・展示会まとめ【2026年10月〜2027年】|開催スケジュールから活用のポイントまで
台湾で開催される展示会・見本市は、アジア市場への販路拡大や技術提携の足がかりとして、日本企業から引き続き高い注目を集めています。
台湾の展示会は、電子・半導体、機械・ロボット、自動車部品、食品・農水産、日用品・消費財、物流・コールドチェーンなど幅広い分野で開催されており、台湾企業のみならずASEAN、中国、欧米のバイヤーや技術者が集まります。2026年は半導体やAIの分野で台湾の存在感がさらに高まる一方、食品や生活雑貨の商流にも新たな動きが生まれており、展示会は「次世代サプライチェーン構築の接点」としての意味合いを強めています。
本記事では、2026年10月以降に台湾で開催される主要な展示会と、すでに会期が公表されている2027年の主要展示会を一覧表とともにご紹介し、参加のメリットから成果につなげる活用のポイントまでを解説します。年内の出張計画や、来年度の出展計画をご検討される際の参考にしていただけましたら幸いです。
▼ 台湾の主要な見本市・展示会まとめ【2026年10月〜2027年】|開催スケジュールから活用のポイントまで
1. 台湾の展示会に参加するメリット
アジア市場のサプライチェーン再編の接点となる
2026年現在、世界の製造業は地政学リスクや経済安全保障の影響を受け、サプライチェーンの再構築が進んでいます。台湾は半導体を中心に高度な製造基盤を持ち、多国籍企業との連携実績も豊富であるため、その再編の結節点として注目を集めています。台湾の展示会には台湾企業のみならず、ASEAN、中国、欧米企業も数多く参加します。
その集約度は展示会の規模にも表れています。2026年9月に開催されたSEMICON Taiwanでは国別パビリオンが過去最多の18カ国に達し、そのなかでも日本が51ブースと最大の規模を占めました。台湾での商談は「台湾市場向け」だけでなく、「第三国展開」や「共同生産体制の構築」にも発展する可能性があります。
日台間の取引拡大が商談の背景を支えている
日台間の貿易は拡大を続けています。台湾財政部の統計によれば、2025年の台湾から日本への輸出は約300億米ドル(前年比16.2%増)、日本からの輸入は約548億米ドル(同18.0%増)と双方向で二桁の伸びを記録し、日台貿易の総額は約850億米ドル規模に達しました。
内訳を見ると、日本からの輸入では電子部品と一般機械がいずれも約40%近い伸びを示しており、台湾のAI・半導体分野への設備投資が日本企業の受注に直結している構図が読み取れます。展示会で出会う企業の多くがこの流れのなかにあるという前提を持って臨むことが、商談の精度を高めるうえで重要です。
最新の技術トレンドを短期間で把握できる
台湾の展示会は、世界最先端の技術が集まる場として機能しています。2026年6月に開催されたCOMPUTEX TAIPEIは来場者数が111,312人・152カ国に達し、45年の歴史のなかで過去最高を記録しました。展示の重心も、従来のPCハードウェアから、AIインフラやフィジカルAIの実装へと明確に移っています。
年内であれば10月のEnergy Taiwan & Net-Zero TaiwanやTITAS、2027年に入れば3月のTIMTOSなど、次世代産業の方向性を分野ごとに把握できる機会が続きます。現地で競合製品の仕様や価格帯、導入事例を直接確認できる点は、市場調査レポートでは得られない情報源です。
脱炭素とサプライチェーン基準への対応状況を確認できる
台湾では2026年に炭素費(カーボンフィー)が初めて徴収され、対象240社・461工場から総額49.7億台湾元が納付されました。業種別で最も負担が大きかったのは半導体で、約22億台湾元と全体の4割強を占めています。一般料率は1トンCO2eあたり300台湾元で、自主削減計画が承認された事業者には50台湾元または100台湾元の優遇料率が適用されます。
脱炭素対応は台湾企業にとって「将来の課題」ではなく、すでに費用が発生している実務に変わりました。10月のEnergy Taiwan & Net-Zero Taiwanが2026年のテーマに「Net-Zero in Action」を掲げていることも、この変化を反映しています。台湾企業との商談では価格・品質・納期に加えて、サプライチェーン上の炭素データを提示できるかが評価項目に入ってきており、展示会は取引先候補の対応状況を直接確認できる場として有効です。
食品・消費財分野の実需トレンドをつかめる
台湾の展示会の価値は技術分野にとどまりません。2026年6月に開催されたFOOD TAIPEI MEGA SHOWSは「Smart Eating × Green Living」をテーマに、約1,800社・4,750ブースという近年最大の規模となりました。会場には飲むタイプのゼリー系サプリメント、プロテインを前面に出したスナック、無糖・無カフェインの機能性飲料、スパークリング抹茶などの茶応用商品が並び、台湾および周辺アジア市場の実需トレンドが可視化されていました。
年内には10月の高雄国際食品展や11月の台湾国際食品・設備展など、同様の動向を確認できる食品系の展示会が続きます。こうした場で得られる一次情報は、パッケージ設計や価格帯の設定、訴求内容の組み立てに直接活かすことができます。会場で得た反応を記録し、自社商材の見直しにつなげる姿勢が成果を左右します。
ハイブリッド型マッチングが一般化している
台湾の展示会では、リアル会場に加えてオンライン商談プラットフォームの活用が一般化しています。事前マッチングシステムを通じて商談を設定し、会期後もオンラインでフォローを継続できるため、効率的な案件化が可能です。単なる名刺交換ではなく、データを活用した商談管理が成果につながります。
2. 2026年10月以降の台湾の主要展示会 開催スケジュール
台湾では年間を通じて数百の展示会が開催されており、そのすべてを取り上げることは現実的ではありません。本記事では、2026年10月以降に開催される展示会のうち、商談・仕入れ・協業を主な目的とする産業専門展を軸に構成しています。出展や視察が具体的な取引につながりやすい展示会を優先して選定しました。
そのうえで、食品・日用品・消費財・外食といった生活産業分野の展示会も幅広く収録しています。台湾は日本の食品や生活雑貨に対する評価が高く、これらの分野は日本企業にとって商機が大きいためです。アートなどの文化系イベントについても、商材の輸出や市場調査に直結するものは掲載しました。ただし来場者の多くが一般消費者であるイベントについては、その旨を各項目に記載しています。
会場は台北の南港展覧館と世界貿易センターが中心ですが、南部の流通網の開拓に有効な高雄の展示会も収録しています。なお会期は主催者発表に基づいていますが、変更される場合があります。出展や視察をご検討の際は、各展示会の公式サイトで最新の情報をご確認ください。
開催予定一覧
一覧をご覧いただく際に、いくつか押さえておきたい点があります。まず、台北で開催されるTIMTOS(Taipei International Machine Tool Show)は隔年開催であり、2026年は台中で開催されたTMTSが実質的な代替となりました。次回のTIMTOSは2027年3月に開催されます。
また、これまで11月に単独開催されていたTaiwan International Fisheries & Seafood Showについては、2026年の単独開催の情報が確認できません。水産・養殖分野については、9月に開催されたTaiwan Smart Agriweek内のAQUATECH TAIWANが実質的な後継の枠と見られます。水産分野での出展や視察をご検討の場合は、2027年の同展の動向もあわせてご確認ください。
なお2027年分については、現時点で会期が公表されているもののみを掲載しています。今後、ほかの展示会の会期が順次公表される見込みです。
2026年10月の主要な展示会
台湾国際チェーン・フランチャイズ展(TICFE)
- 業種:外食フランチャイズ、小売・サービスフランチャイズ、FC設備
- 会期・会場:2026年10月2日〜5日/台北南港展覧館2館
- 規模:2025年は116社が出展し、412ブースを展開。2026年の正式名称は「台湾世界連鎖加盟大展」
- 特徴:台湾連鎖加盟促進協会(ACFPT)が主催し、World Franchise Annual Meetingを同時開催します。飲食フランチャイズ、人気飲食チェーン、小売・サービスの3ゾーンに加え、FC設備、コンサルティング、海外ブランドが集まります。日本の外食チェーンや食品ブランドの台湾展開、あるいは台湾のチェーン企業への食材供給を狙う商談口として有効です
- 公式リンク:https://www.taiwanfranchise.org/
TITAS 2026(Taipei Innovative Textile Application Show/台北イノベーティブテキスタイル応用展)
- 業種:高機能繊維、サステナブル素材、機能性テキスタイル
- 会期・会場:2026年10月6日〜8日/台北南港展覧館1館
- 規模:2025年は10カ国から338社が出展し、900ブース超を展開。来場者は37カ国から約32,000人
- 特徴:2026年は第30回の記念開催にあたり、テーマは「Innovation and Sustainability」です。繊維to繊維リサイクルやモノマテリアル設計、牡蠣殻・魚鱗・ココナッツといった農水産廃棄物由来のバイオベース素材を扱うSustainability、自動車・航空宇宙・医療防護・スポーツ用途を扱うFunctional Applications、工業4.0とAI駆動のリーン生産を扱うIntelligent Manufacturingの3本柱で構成されます。主催は紡拓会(TTF)です
- 公式リンク:https://titas.tw/
台北国際ベビー・マタニティ用品展(TBME)
- 業種:ベビー用品、マタニティ、スキンケア、知育玩具、ギフト
- 会期・会場:2026年10月8日〜11日/台北世界貿易センター
- 規模:展示面積は約5,000坪、出展ブランドは1,500社超
- 特徴:妊婦・乳幼児用品、スキンケア、産後ケアセンター、内祝いギフト、知育玩具などが集まり、欧米や日本、韓国の国際ブランドが出展します。来場者の多くが一般消費者であるため、テストマーケティングや現地代理店の販売力を見極める目的での参加に向いています
- 公式リンク:https://mombaby-fair.top-link.com.tw/
展昭ワールドキャット博覧会(Meow Expo)
- 業種:ペット用品、キャットフード、グルーミング
- 会期・会場:2026年10月8日〜11日/台北南港展覧館1館
- 規模:アジア初の猫専門展を掲げるイベント
- 特徴:キャットフード、動物用医薬品、ウェア、グルーミング、アクセサリーが中心です。台湾のペット市場は単価が高く、日本製プレミアム商材の受容性が高い分野です
- 公式リンク:https://www.chanchao.com.tw/
Energy Taiwan & Net-Zero Taiwan 2026(台湾国際スマートエネルギー週/台湾国際ネットゼロ排出展)
- 業種:再生可能エネルギー、脱炭素、カーボンマネジメント
- 会期・会場:2026年10月14日〜16日/台北南港展覧館1館
- 規模:台湾外貿協会(TAITRA)とGESA(SEMI傘下のGreen Energy and Sustainability Alliance)が共催する、台湾最大級のエネルギー関連B2B展
- 特徴:2026年のNet-Zero Taiwanのテーマは「Net-Zero in Action」です。Energy Taiwanは太陽光、風力、スマート蓄電、そして水素・地熱・小水力・海洋・バイオマスを扱うEmerging Powerの4大エリアで構成されます。Net-Zero Taiwanでは、EUのCBAM(炭素国境調整措置)への対応戦略、深度節電、炭素管理アプリケーション、再エネ取引、グリーンファイナンス、循環経済が注目領域です。併催のNet-Zero Action Forumはサステナブルファイナンス、サプライチェーン基準、AI計算力、エネルギー転換、炭素データガバナンスの5テーマで構成され、炭素費の徴収が始まった2026年の実務課題に対応した内容となっています。同会場・同日程でTaiwan International Water Weekも併催されます
- 公式リンク:https://www.energytaiwan.com.tw/
高雄国際食品展/高雄国際ホテル・飲食・ベーカリー設備用品展
- 業種:食品、外食・ホテル設備、製パン・製菓
- 会期・会場:2026年10月22日〜25日/高雄展覧館(KEC)
- 規模:台湾外貿協会(TAITRA)と展昭国際の共催による、南台湾最大級のB2B飲食・食品設備展
- 特徴:高雄・台南・屏東のホテル、レストラン、ベーカリー、飲料チェーンのバイヤーが集中します。台北の大型食品展ではカバーしきれない南部流通網の開拓に有効で、高雄港経由の輸入商社との接点も多い点が特徴です
- 公式リンク:https://www.kaohsiunghoreca.com.tw/
ART TAIPEI 2026(台北国際芸術博覧会)
- 業種:アート、文化、ギャラリービジネス
- 会期・会場:2026年10月30日〜11月2日/台北世界貿易センター
- 規模:中華民国画廊協会(TAGA)の旗艦アートフェア
- 特徴:台湾および周辺アジアのコレクター層が集まる場で、アート関連商材や文化コンテンツの市場調査にも活用できます。来場者の多くはアート愛好家とコレクターであるため、商談よりも市場調査やブランド認知の獲得に向いています
- 公式リンク:https://art-taipei.com/
2026年11月の主要な展示会
台湾国際食品・設備展/台湾国際茶業博覧会/台湾国際コーヒー展/台北国際酒展
- 業種:食品・食材、食品機械、包装、茶、コーヒー、酒類、青果
- 会期・会場:2026年11月13日〜16日/台北南港展覧館1館(2フロアを使用)
- 規模:展昭国際が主催する、年末最大の食品・飲料クラスター
- 特徴:展示範囲は食品・食材(精肉、水産、生鮮、冷凍、ベーカリー、スナック、機能性食品)、設備(厨房機器、食器、検査機器、コールドチェーン物流、包装ソリューション)、人気グルメ(即席食品、菓子、デザート、飲料、調味料)、ファームマーケット(青果、オーガニック)と幅広く、日本の茶・酒・調味料・機能性食品の商談と、台湾の食品機械・包装資材サプライヤーの発掘を同時に進められる点が魅力です。併催の台湾国際茶業博覧会は、茶の商流を狙う企業にとって年内最後の大型機会となります。海外バイヤーは所定の証明書を提示することで入場無料となります
- 公式リンク:https://www.chanchao.com.tw/food/
2026年12月の主要な展示会
Taipei Building Show 2026(台北国際建築建材製品展)
- 業種:建築、建材、スマートホーム、都市開発
- 会期・会場:2026年12月10日〜13日/台北南港展覧館1館
- 規模:台湾最大級の建築関連展示会
- 特徴:環境配慮型建材、IoT住宅設備、都市開発関連技術が集結します。主催は大展国際、台湾外貿協会(TAITRA)、中華民国建築師公会で、毎年開催されています
- 公式リンク:https://www.taipeibex.com.tw/
2027年に開催が予定される主要展示会
出展の計画は前年から動き始めます。すでに会期が公表されている2027年の主要展示会は次のとおりです。
Taipei Game Show 2027(台北国際電玩展)
- 業種:ゲーム・エンターテインメント、eスポーツ、XR
- 会期・会場:2027年1月21日〜24日/台北南港展覧館1館
- 規模:アジア最大級のゲーム展示会で、国内外の大手パブリッシャーからインディー開発企業まで多数が出展
- 特徴:新作タイトルの発表・試遊に加え、eスポーツ大会やビジネスマッチングエリアも充実しています。B2CとB2Bが融合したハイブリッド型のイベントで、2026年は会期の前半2日間にB2Bゾーンが設けられました
- 公式リンク:https://tgs.tca.org.tw/
TIMTOS 2027(Taipei International Machine Tool Show/台北国際工作機械見本市)
- 業種:工作機械、スマート製造、自動化
- 会期・会場:2027年3月2日〜6日/台北南港展覧館ほか
- 規模:台湾を代表する工作機械の国際見本市で、奇数年に台北で開催
- 特徴:偶数年に台中で開催されるTMTSとの隔年開催となっています。2026年のTMTSではAI活用製造やデジタルツイン、低炭素サプライチェーンが中心テーマとなっており、TIMTOS 2027でもこうした流れを踏まえた展示が見込まれます。日本の工作機械・周辺機器メーカーにとって、台湾および周辺アジアの製造業バイヤーと一度に接点を持てる場です
台北国際ベーカリー・設備展(TIBS)2027
- 業種:製パン・製菓原材料、食品機械、副資材
- 会期・会場:2027年3月18日〜21日/台北南港展覧館1館
- 規模:台湾最大の製パン専門展。2026年は370社が出展し、1,700ブースを展開
- 特徴:出展者の約9割が製パン原材料・機器・副資材です。来場者にはホテルのペストリーシェフやカフェ関係者に加えて、コンビニエンスストアチェーンのバイヤーが含まれます。日本の製パン原材料や包装資材、厨房機器の商談に適しており、大量流通ルートに接近できる点が大きな価値です
Beautyworld Taipei 2027
- 業種:化粧品、美容、容器包装
- 会期・会場:2027年3月26日〜29日/台北世界貿易センター1館
- 規模:メッセフランクフルトが主催する美容の総合展。2026年は10カ国から55の海外ブランドを含む230社が出展
- 特徴:2026年は香料専門ゾーンのSCENT Taipeiが新設されました。スキンケアやプロ向け美容、医療美容に加えて化粧品パッケージの商談も可能であり、化粧品OEMや容器包装メーカーにとって台湾および東南アジア向けの入口となります
Taipei Pets Show 2027(台北国際ペット用品展)
- 業種:ペットフード、ペット用品、動物用医薬品、グルーミング
- 会期・会場:2027年7月2日〜5日/台北南港展覧館1館
- 規模:台湾を代表するペット関連の総合展
- 特徴:台湾のペット関連支出は伸びており、日本製プレミアムフードや衛生用品への需要が強い分野です。10月のワールドキャット博覧会とあわせて、年2回の接点として活用する組み立ても可能です
- 公式リンク:https://www.chanchao.com.tw/petsshow/taipei/
BIO Asia–Taiwan 2027(バイオアジア台湾)
- 業種:バイオテクノロジー、医療機器、再生医療、医薬品開発
- 会期・会場:2027年7月28日〜31日/台北南港展覧館1館
- 規模:アジア有数のバイオ産業展示会で、国際カンファレンスを併催
- 特徴:医薬品開発、精密医療、投資マッチングが活発で、事業提携やライセンス交渉の場としても機能します
- 公式リンク:https://expo.bioasiataiwan.com/
3. 台湾の見本市・展示会を活用したビジネス展開
展示会を起点とした現地パートナー開拓の進め方
台湾の展示会は、単なる製品紹介の場ではなく、現地パートナーを発掘するための有効な接点となります。特にBtoB型の専門展示会では、来場者の多くが具体的な仕入れや協業を検討しており、商談の確度が比較的高い傾向があります。重要なのは、会期中の偶発的な出会いに期待するのではなく、事前に出展者・来場者リストを確認し、自社にとって有望な企業を絞り込んでおくことです。
事前にアポイントメントを設定したうえで商談に臨めば、限られた会期のなかでも効率的に関係構築を進めることができます。台湾企業は意思決定のスピードが比較的速いため、商談では具体的な提案や条件を提示できる準備が求められます。展示会は最初の接点であり、その後の継続的な対話を前提とした姿勢が成果につながります。
市場調査とローカライズ戦略への応用
展示会は販路開拓の場であると同時に、市場調査の絶好の機会でもあります。会場では競合企業の製品仕様や価格帯、ブースの演出方法、来場者の反応などを直接確認することができます。こうした一次情報は、公開データやレポートからは得られない実践的な示唆を与えてくれます。
台湾市場ではデザイン性や環境配慮への関心が高い分野も多く、パッケージ表示や説明資料の内容が商談の成否に影響することもあります。来場者から寄せられる質問や意見を丁寧に記録し、自社製品の改良や価格戦略の見直しに反映させることで、市場適応力を高めることが可能です。現場の声を単なる感想で終わらせず、次の具体的なアクションへとつなげる視点が重要です。
台湾企業との協業・第三国展開への発展可能性
台湾企業は高い技術力と柔軟な対応力を兼ね備えており、日本企業との協業実績も豊富です。展示会をきっかけに技術提携や共同開発へと発展する事例も少なくありません。特に半導体、電子部品、精密加工、ICT(情報通信技術)の分野では、台湾企業が持つグローバルネットワークを活用することで、ASEANや北米市場への展開につながる可能性もあります。
台湾市場そのものの規模だけで判断するのではなく、台湾をハブとした広域展開を視野に入れることが重要です。展示会で築いた関係を一過性のものにせず、オンライン商談や相互訪問などを通じて継続的な関係へと発展させることで、長期的なビジネス基盤を構築することができます。
4. 食品・農水産・日用品分野における展示会活用の実務
展示会と商流、物流を一体で設計する
食品や消費財の輸出では、商談が成立してから物流や通関の設計に着手すると、想定外の時間とコストが発生しがちです。とりわけ冷蔵・冷凍品については、温度帯の維持、通関の所要時間、現地倉庫の確保が成否を左右します。展示会への出展を検討する段階から、商談成立後の物流をあわせて設計しておくことが求められます。
台湾の展示会は、この設計を同じ渡航のなかでまとめて進められるように組み立てることが可能です。たとえば11月の台湾国際食品・設備展は、食品・食材の展示に加えて、コールドチェーン物流や包装ソリューション、検査機器まで同じ会場で扱っています。商材の商談と、物流・包装パートナーの検討を一度の渡航で進められる点は大きな利点です。2027年3月であれば、台北国際ベーカリー・設備展とBeautyworld Taipeiが同じ月に開催されるため、食品と化粧品・日用品の双方を扱う企業は一度の出張で両方を回ることもできます。
なお、低温物流に特化した台北国際コールドチェーン技術展は例年8月に開催されています。冷蔵・冷凍品の本格的な輸出を見据えている場合は、2027年の出展・視察計画にあわせて検討されることをおすすめします。
表示や必要書類の確認は出展前に済ませる
食品や化粧品、雑貨には、輸入時に必要となる書類や表示のルールがあります。繁体字中国語での表示対応、原産地や成分に関する証明書類、輸入者側での申告手続きなど、確認すべき事項は商材によって異なります。これらは商談の場で先方から必ず尋ねられる論点であり、その場で回答できるかどうかが商談の進み方を左右します。
意思決定のスピードが速い台湾企業に対して確認事項の持ち帰りを繰り返すことは、商機を逃す要因になります。出展前に自社商材に必要な手続きと想定リードタイムを整理しておくことが、そのまま商談力につながります。なお2025年11月には、台湾が日本の5県産食品に対する輸入規制を撤廃しました。これまで台湾向けを見送っていた産地や商材については、条件が変わった可能性があります。
台湾の商流構造を踏まえて出展先を選ぶ
台湾の消費財流通では、コンビニエンスストアやドラッグストア、量販チェーンの存在感が大きく、これらのバイヤーとの接点をどこで得るかが重要になります。コンビニエンスストアやチェーン系のバイヤーを狙う場合は、外食フランチャイズと小売が集まる台湾国際チェーン・フランチャイズ展(10月)や、2027年3月に開催される製パン専門展の台北国際ベーカリー・設備展が有効です。
南部の流通網を開拓する場合は、高雄国際食品展と高雄国際ホテル・飲食・ベーカリー設備用品展(10月)が実践的です。年内最後の食品商談機会としては、11月に開催される台湾国際食品・設備展、台湾国際茶業博覧会、台湾国際コーヒー展、台北国際酒展の4展同時開催が最大規模となります。台北の大型展だけでなく地方展を組み合わせることで、限られた出張回数でも商流の広がりを確保することが可能です。
5. 展示会参加の成功ポイント
目的から逆算した展示会選定の重要性
台湾では年間を通じて多様な展示会が開催されていますが、そのすべてが自社に適しているとは限りません。成功の第一歩は自社の目的を明確にすることです。新規顧客の獲得を目指すのか、代理店候補との接点を求めるのか、あるいは技術提携先を探すのかによって、選ぶべき展示会は変わります。
規模の大きい展示会は注目度が高い一方で競争も激しくなり、専門性の高い展示会のほうが商談の質が高まる場合もあります。また同じ分野でも、来場者がバイヤー中心であるか一般消費者中心であるかによって、参加の設計は大きく変わります。来場者属性や過去の出展企業の情報を事前に確認し、自社のターゲット層と合致しているかを見極めることが重要です。出展は投資であるという視点を持ち、戦略的に選定する姿勢が成果を左右します。
商談につながるブース設計と情報発信
展示会におけるブースは、単なる展示スペースではなく、自社の価値を伝えるコミュニケーションの場です。来場者は短時間で多くのブースを回るため、一目で強みが伝わる構成が求められます。製品の特長や導入メリットを簡潔に示すパネル設計や、デモンストレーションの工夫が来場者の関心を引きます。
また、繁体字中国語での資料準備は不可欠であり、現地語での説明が商談への信頼感を高めます。さらに、展示会の前からSNSや既存顧客への案内を通じて来場を促すことで、偶然の来場者だけに依存しない集客が可能になります。展示会当日の接点を最大化するためには、事前準備と情報発信の積み重ねが欠かせません。
展示会後のフォローアップ体制の構築
展示会で得られる最大の成果は、新たな接点の創出です。しかしその接点を具体的な商談へと発展させるには、迅速かつ丁寧なフォローアップが必要です。会期の終了後できるだけ早くお礼の連絡を行い、商談内容を振り返ったうえで次の提案を提示することが重要です。
台湾企業は継続的なコミュニケーションを重視する傾向があり、定期的な情報共有やオンライン会議の設定が関係構築につながります。また、商談情報を社内で共有し、優先度を整理したうえで対応する体制づくりも欠かせません。とりわけ食品や消費財の分野では、商談の成立と同時に物流、通関、表示対応という実務が動き出します。継続的な対話と実務体制の両方を整えることで、展示会への投資の効果を最大化することができます。
まとめ
台湾は、アジア市場へのアクセスの良さとビジネス環境の安定性から、日本企業にとって引き続き魅力的な進出先のひとつです。2025年の日台貿易は総額約850億米ドル規模へと拡大し、2026年も半導体やAI関連の設備投資を軸に活発な取引が続いています。加えて炭素費の徴収開始や日本産食品の輸入規制撤廃といった制度面の変化も重なり、台湾市場との向き合い方を見直す時期に入っています。
本記事では、2026年10月以降に台湾で開催される主要展示会と、会期が公表されている2027年の主要展示会を一覧表として整理し、それぞれの特徴と活用の視点を解説しました。年内には食品、外食、エネルギー、繊維などの分野で実務的な商談の機会が続き、2027年に入ると工作機械、製パン、美容といった分野の大型展が春に集中します。
展示会は単なるイベントではなく、「市場との対話の場」であり、「取引の実務が動き出す起点」です。成果は事前準備の質、会期中の対応力、そして終了後のフォローアップ体制によって大きく左右されます。どの展示会に出展するかという判断だけでなく、商談が決まった後の物流や通関、表示対応をどう回すかまで含めて設計しておくことが、接点を取引へと変える分かれ目となります。
本記事をきっかけに、貴社の台湾ビジネスがより確かなものとなり、アジア全体を見据えた次の戦略構築へとつながることを願っております。
台湾の展示会出展・視察のご相談はトレーディネートへ
本記事を執筆したトレーディネート株式会社は、福岡・東京・台北・タイに拠点を置き、日本の中小企業の海外展開を実務の面から支援しております。創業以来、毎月台湾に足を運び、現地の展示会や商談の現場に携わってまいりました。最も得意とする台湾をはじめ、中国・香港への展開についてもご相談を承っております。
展示会については、出展の手配から現地でのアテンド、通訳、商談への同行、会期後のフォローアップまでを一貫してお手伝いいたします。通関士が在籍する貿易実務の会社として、展示品やサンプルの輸送・通関、商談成立後の本格的な輸出入、繁体字での表示対応やパッケージ・WEBサイトの制作まで、展示会の「その先」を見据えたご支援ができることが弊社の強みです。
また、弊社はFedExの代理店として、展示会に向けたサンプルや販促物の急ぎの発送にも対応しております。少量の荷物から海上コンテナによる本格的な輸送まで、案件に合った手段をご提案いたします。台湾側の輸入者が決まっていない段階でも、輸入者代行を通じてテスト販売を進めていただくことが可能です。
台湾では、協力会社である財閥系グループをはじめとする現地のネットワークを活かし、代理店や販売先の候補をご紹介できる場合もございます。「出展する展示会は決まったが、展示品をどう送ればよいかわからない」「まずは視察から始めたい」といった段階のご相談も歓迎しております。どうぞお気軽にお問い合わせください。
なお、弊社ウェブサイトでは、食品・日用品分野に絞って、出展準備の逆算スケジュールや展示品の輸送・通関の実務を詳しく解説した記事も公開しております。あわせてご覧いただけますと幸いです。
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↳「どの国で売るか」から「誰に売るか」まで、意思決定素材を収集する。
『セカイキョテン|海外会社設立サポート』
↳ 現地法人・オフショア法人の設立、登記、銀行口座開設までをワンストップで代行
『ビザスル|海外ビザ取得サポート』
↳ 就労ビザ・長期滞在ビザなど、進出・移住に必要なビザ取得を現地連携でサポート
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◆以下は個別施策として各専門家チームが対応します。
『市場把握TEAM』
目的:海外現地を理解し、事業の成功可能性を高める
↳ 市場概況・規制調査
↳ 競合調査
↳ 企業信用調査
↳ 現地視察の企画・アテンド
『集客活動チーム』
目的:海外現地で“売れる”ためのマーケティング活動を確立する
↳ 多言語サイト制作
↳ EC運用
↳ SNS運用
↳ 広告運用(Google/Meta など)
↳ インフルエンサー施策
↳ 画像・動画コンテンツ制作
『販路構築チーム』
目的:海外現地で最適なパートナーとの取引を創出する
↳ 商談向け資料制作
↳ 企業リストアップ
↳ アポイント取得
↳ 商談創出・交渉サポート
↳ 契約サポート
『体制構築チーム』
目的:海外現地で活動するために必要な土台をつくる
↳ 会社設立(登記・銀行口座)
↳ ビザ申請サポート
↳ 不動産探索(オフィス・倉庫・店舗・住居)
↳ 店舗開業パッケージ(許認可・内装・採用・集客)
↳ 人材採用支援(現地スタッフ採用)
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合同会社サウスポイント
世界と日本をつなぐかけはし「沖縄」から海外展開を支援しています
2017年7月日本・沖縄と海外の万国津梁の架け橋を目指して、企業の海外展開支援を目的として沖縄・那覇で設立。アジア・欧州を中心に沖縄県内・沖縄県外企業の海外進出・国際展開のサポートを実施しています。2022年7月には観光産業の伸びの著しい石垣市に八重山事務所を開設しております。
沖縄をハブに、台湾・中国・香港・ベトナム・タイ・マレーシア・シンガポール・インドネシア・オーストラリア・ニュージーランド・イギリス・ドイツ・ブラジル各国にパートナーエージェントを配置し、アメリカ合衆国・インドは提携先を設けていますので、現地でも情報収集、視察等も直接支援可能、幅広く皆様の海外展開とインバウンド事業をサポートしております。 -
合同会社from TR
月額定額制という新しい商社の形。総合商社の豊富な知見が月10万円〜使い放題!
私たちfrom TRは、マーケティングとトレーディング、2つのノウハウを活用し、お客様のモノづくりと販路拡大をサポートいたします。
お客様の強みである”つくる力”と、私たちの強みである”伝える力”と”届ける力”を組み合わせることで、 モノづくりの次の一手を実現いたします。
「モノづくりを、モノがたりへ。」をミッションに事業を展開しており、海外進出のサポートにとどまらず、マーケティング戦略設計、ブランディング、国内外クラウドファンディング、商品開発、販路構築などお客様のビジネスをトータルでサポートいたします。 -
アクシアマーケティング株式会社
「どの国が自社に適しているのか、客観的データで判断したい」そんなお悩みにお答えします
海外市場の中でも、調査・分析に特化したサービスを提供しております。
たとえば、市場の調査・分析に関しては、外部環境の影響を推測するPEST分析や、ビジネスモデルの仮説検証などを「正確かつ包括的」に実施しております。なぜその情報が必要なのか、クライアントのご相談背景まですり合わせをすることを徹底していることが強みとなっています。
競合の調査・分析については、対象企業の強みや弱みを把握するためのSWOT分析、マーケットシェアや競合企業の分析などを行い、「その企業がなぜ成功・失敗したのか」を徹底的に掘り下げます。
また、得られたデータや分析から、具体的な戦略と実行可能な施策提案まで行っております。貴社の「適切な経営判断」のために、合理的かつ包括的な支援を心がけています。
ありがたいことに、これまでたくさんの企業様を支援させていただきましたが、相談いただくほどんどの企業様が、
「どの国・地域に参入すべきかわからない」
「進出に踏み切れる客観的データがない」
「海外進出がはじめてだから落とし穴が多そうで困っている」
などいったお悩みを抱えています。こういったお悩みの企業のご担当者は、ぜひ一度、アクシアマーケティングにご連絡ください。
東南アジアや中国、韓国、インドをはじめ、北米や欧州といった幅広い国・地域での調査実績があり、調査・分析に特化している弊社が、貴社の海外事業の成功に向けて、伴走支援させていただきます。
【主要サービスメニュー】
市場調査
競合分析
アライアンス支援
【よくご相談いただく内容】
「どの国・地域に参入すべきかわからない」
「進出に踏み切れる客観的データがない」
「海外進出がはじめてだから落とし穴が多そうで困っている」
「市場規模や成長性を正確に把握できていない」
「公開情報が少ないニッチな市場を細かい粒度で分析したい」
「現地の消費者ニーズや嗜好が理解できない」
「競合他社の動向や市場内でのポジショニング戦略が定まらない」
「法規制、税制、輸入関税などの複雑な規制を把握するのが難しい」
「効果的なマーケティング戦略や販売チャネルを見つけ出せない」
「現地でのビジネスパートナー探しや信頼できるサプライヤーの選定が困難」
「その地域特有の慣習、文化を把握できていない」
など
①市場調査
進出を考えている市場をマクロ的視点、ミクロ的視点から調査・分析いたします。
潜在ニーズやトレンド、製品・サービスの適合性など、多岐にわたる範囲に対応しております。
「どういった情報があれば、適切な事業判断が下せるのか」といった姿勢を徹底しており、適切な情報を漏れなく提供することができます。
市場調査では、有識者へのヒアリングなど多くのサービスを展開しておりますが、貴社にとって適切な調査・分析をご提案させていただきます。
「バイアスがかかった状態で判断してしまっていそう」といったお悩みを抱えるご担当者の方は、壁打ちからでも対応できますので、まずはご相談ください。
②競合調査
「競合がなぜ成功・失敗したのかわからない」といったご相談をよくいただきます。
弊社の競合調査では、競合の戦略を徹底的に解剖し、貴社のマーケティング戦略の支援まで実施します。
サービス内容としては、業界の第一線を走る方への一次取材などをご提供しております。
また、他社が関わる分野の調査ということもあり、匿名性や守秘義務も徹底遵守しています。そのため、クライアントからも大変好評をいただいております。
③アライアンス支援
双方に適切なパートナーシップ構築であることをポリシーとしています。
数多くの企業と提携を結んでいる弊社が、貴社の適切なパートナーをご提案させていただきます。
海外進出をご検討されている企業さまに多くご依頼を受けているサービスの1つです。
「はじめての国・地域」だからこそ、事業を成功させるには、協業することは重要な要素となってきます。
自信をもって、提携企業様をご提案させていただきますので、ぜひ一度ご相談ください。 -
株式会社グロスペリティ
海外進出の当たり前を創る
【「特別」ではなく「当たり前」に。日米2拠点でつなぐ、伴走型の海外進出支援】
株式会社グロスペリティは、**「海外進出の成功を"特別"ではなく"当たり前"にする」**ことをミッションに掲げ、日本企業の海外展開を構想段階から実行・継続フェーズまで一気通貫で支援する海外ビジネス支援会社です。福岡本社・東京オフィスに加え、米国ロサンゼルスに現地法人、オレゴンとLAに物流・在庫拠点を有し、日本側の戦略立案と米国現地での実行を、同じチームでシームレスにつなぐ体制を強みとしています。
年間約50社、累計100社以上の日本企業の海外進出をご支援。食品・日用品・キッチン用品・伝統工芸品・スポーツ用品・機械部品・化粧品など、対応業界は10以上にわたります。「英語ができない」「輸出経験がない」中小企業の最初の一歩から、本格的な売上拡大までを、日本語で安心してご相談いただけます。
【こんなお悩みをお持ちの企業さまへ】
・海外展開に興味はあるが、「どの国に・何を・どうやって」売るかの方向性が定まっていない
・現地に売り込む営業リソース・ノウハウが社内にない
・自社に合うパートナー・代理店をどう探せばよいかわからない
・Amazon USや越境ECに出したいが、出品・運用のノウハウがない
・FDA登録の進め方や、現地物流の組み方に不安がある
・海外事業の戦略を相談できる相手が社内にいない
【サービス概要】
グロスペリティの特長は、**市場調査・戦略策定から、EC構築・B2B営業代行・パートナー開拓・規制対応・物流まで、海外進出に必要な全工程をワンストップで提供する「一気通貫の支援体制」**にあります。情報提供にとどまらず、現地ネットワークを活用して「実際に売れる状態」をつくるところまで、実行に踏み込んで伴走します。
1. 海外営業代行(B2B)
ターゲットリストの作成から、オンライン・現地でのアプローチ、商談同席・クロージング、取引仲介スキームによる商流構築、継続的な取引先フォローまでを代行します。「商談化」「販路開拓」という成果に直結する実行支援です。
2. パートナー開拓支援
海外展開の成否を分けるのは「正しいパートナーとの掛け合わせ」です。開拓戦略の策定、ターゲットリストの優先度付け、アプローチ代行、契約・スキーム構築、そして開拓後の現地事業開発(定例会・プロジェクト管理・ロードマップ策定・交渉代行・ローカライズ支援)までを伴走します。
3. 越境EC支援(B2C)
米国Amazonを中心に、アカウント開設・商品ページ作成・コンテンツ戦略・価格/写真方針策定からFBAを前提とした物流設計、運用・販促・販売データ分析までを一気通貫で対応。Walmart ECや自社EC(Shopify構築・運用)にも対応します。
4. 規制対応(FDA)・国際物流
食品・化粧品の米国販売に不可欠なFDA対応を、施設登録・成分レビュー・英語ラベル診断/作成・現地エージェント代行・全般コンサルティングまでカバー。あわせて輸出入代行、現地倉庫・物流オペレーションの構築まで、実務を代行・伴走します。
5. 戦略パートナーとしての伴走
社内に海外事業の専門人材がいない企業さまの「意思決定の壁打ち相手」として、継続的に併走。米国プランではCEO/COOがプロジェクトマネージャーとして直接関与し、責任を持って成果にコミットします。
入口から拡大までをつなぐパッケージ
【海外進出パッケージ(ライト)】
海外展開の「最初の一歩」として、有望国選定・需要調査・現地規制調査・初期戦略設計・初期営業仮説の整理までを短期集中で実施。方向性を明確にし、次の意思決定につなげます。
【海外進出パッケージ(米国)】
準備・戦略フェーズ(事前整理/分析・FDA対応・B2B/EC準備)から、実行・検証フェーズ(営業代行・パートナー開拓、小売テスト販売、Amazon運用、販売データ分析、次期施策立案)まで、初回販売の実現を一気通貫で支援します。
【パッケージに追加・継続できる支援メニュー】
導入企業さまのニーズに応じ、以下のオプション・中長期施策を柔軟に組み合わせてご提供します。
英語クリエイティブ:
英語HP/LP制作、展示会配布用チラシ(One Pager)、カタログ翻訳
FDA・規制対応の拡張:
商品認証届(SKU追加)、登録工場の追加
輸出・物流:
輸出入代行、最適な物流体制の構築、現地在庫セットアップ、現地ロジスティクス構築
現地活動:
展示会出展支援(市場調査・参加・企業面談・ブース出展代行)、商談会・ポップアップイベントの企画運用、商談同行
B2B深耕:
新規アプローチ継続、契約締結アドバイス・交渉支援(売買・代理店)
B2C/プロモーション:
Amazon広告運用・コンテンツ強化・商品数拡大、インフルエンサーマーケ、クラウドファンディング、SNS運用代行(Instagram・TikTok等)、Google広告・メディアアプローチ
バックオフィス・現地体制:
法人設立支援、設立後の会社運営(経理・税務等)、現地人材の採用、カスタマーサポート体制構築、商品パッケージデザイン

































