中国発の越境EC「Temu(ティームー)」は驚異的な低価格をいかにして実現したのか?
2023年9月にアメリカ進出以来、約1年で世界39の国・地域に進出という驚異的な成長を見せている、中国発の越境ECプラットフォーム「Temu(ティームー)」。
2023年9月にはここ日本にも上陸。掲載されている全ての商品がバーゲンセール(?)と見紛う程の圧倒的な低価格戦略は、世界中の越境ECユーザーを魅了し、世界の人気アプリダウンロード数ランキングでは、異例の速さで9位にランクインするという驚異的な成長を見せています。
中国から世界へとその翼を広げるこのECプラットフォームは、いかにして高品質な商品を驚くほどの低価格で提供し、アメリカを含めた世界39の国・地域への進出を果たしたのでしょうか?
本文にて詳述しますが、Temuの世界的成功の要因は、徹底した4つの独自戦略のシナジー効果によるものなのです。
画像出典元:
Temu
▼中国発の越境EC「Temu(ティームー)」は〝驚異的な低価格〟をなぜ実現できたのか?
- 1. Temu(ティームー)の越境ECとしての特徴
- 2. Temu(ティームー)の海外進出国数と驚異的なアプリダウンロード数
- 3. Temu(ティーム—)の圧倒的な低価格は4つの独自戦略のシナジー効果
▼アナタの海外ビジネスを成功させるために
1. Temu(ティームー)の越境ECとしての特徴
まずはTemu(ティームー)とはどんなECプラットフォームであるのかその特徴について見ていきましょう。
どのような特徴を持っているのか? なぜ世界中で話題となっているのか? どこの会社が運営しているのか? そのネーミングの由来とは? …といったTemuに関する基礎知識について、わかりやすく解説します。
Temu(ティームー)とはあり得ない程の低価格で幅広い商品を提供する越境ECプラットフォーム
Temuとは、幅広いジャンルの商品を〝低価格〟でユーザーに提供することを特徴とする、中国発の越境ECプラットフォームです。
Temuで販売されている商品は、アパレル、化粧品、家具、小型家電、カー用品、アウトドアグッズ、ベビー用品、小物…など非常に多岐に渡りますが、その最大の特徴は、それらの幅広いジャンルの商品が、初めてサイトを訪れたユーザーならば「これってバーゲン価格?」と思ってしまうほどの〝低価格〟で提供されていることです。
もちろん、なぜ驚く程の低価格で商品を提供できるのかには理由がありますが、それは後項にて詳述します。
Temu(ティームー)の親会社は「Pinduoduo(ピンドゥオドゥオ)」を運営しているPinduoduo Inc.
先述のように中国発の越境ECプラットフォームであるTemuですが、同じように中国発で低価格帯の商品提供で知られるECサイト「拼多多(Pinduoduo/ピンドゥオドゥオ)」を運営しているPinduoduo Inc.(上海寻梦信息技术有限公司)の傘下に属しています。
同じグループ会社である「Temu」と「Pinduoduo」ですが、その最大の違いは「Pinduoduo」が中国国内市場をターゲットにしたECプラットフォームであるのに対して、Temuは中国からの輸出品を世界中に提供する越境ECプラットフォームであるということです。
越境ECサイトとしてのTemuの海外進出については、後項にて詳述しますが、2023年9月にアメリカに進出以来、それから約1年の間に、世界39の国・地域に進出を果たしていることは驚きです。
Temu(ティームー)が掲げる「億万長者気分でお買い物」の意味とネーミングの由来
Temuのコンセプトは「Shop Like a Billionaire(億万長者気分でお買い物)」。これはユーザーに対してたくさんの商品を手軽に購入できる体験を提供することを意味しています。
通常、億万長者のような生活を送ることは限られた人々にしかできないことですが、Temuはサイト内で低価格で大量の商品を提示することで、多くの消費者が自分が欲しいと思った商品を躊躇することなく手軽に手に入れることができるようにしています。
また、Temuの名前の由来は「Team Up, Price Down(一緒に買うと安くなる)」となっており、ユーザーが友達を招待して一緒に買い物をすることで割引や特典が得られるシステムが、その名を象徴しています。事実、Temu内には友達を紹介する導線が多数設置されており、この仕組みが、後述する驚異的な世界でのアプリダウンロード数に繋がっていると、多くの専門家は分析しています。
2. Temu(ティームー)の海外進出国数と驚異的なアプリダウンロード数
Temu(ティームー)についての基本情報については、越境ECプラットフォームとしてのTemuの海外進出の軌跡と、その驚異的とも言える世界におけるアプリのダウンロード数について解説します。
2023年9月にアメリカ進出以来、約1年で世界39の国・地域に進出
Temuが世界中で注目されたのは、2022年9月にサービスを開始したアメリカ市場でのその人気沸騰ぶりでした。その人気を示す指標のひとつがアプリダウンロード数です。
アメリカの最大のスポーツイベントであるスーパーボウルに約1400万ドル(約18億9000万円)の広告を打ったことで知名度を上げ、その結果、2022年11月から約3カ月以上に渡って、AppleおよびAndroidのアプリストアのショッピングカテゴリーにおける無料アプリランキングで1位を獲得。
その後はアメリカに続いて、2023年2月にカナダ、2023年3月にオーストラリアとニュージーランドにも進出。2023年9月にアメリカでサービスを開始して以来、約1年の間に世界39の国・地域に進出し、ここ日本にも2023年7月より事業をスタートさせています。
世界の人気アプリダウンロード数ランキングで9位
さらにTemuの特筆すべきところは、そのアプリのダウンロード数でしょう。
米調査会社センサータワー(SensorTower)によると、同社が発表した「2023年4~6月期の世界の人気アプリダウンロード数ランキング」にて、ダウンロード数7,400万回を記録し、栄えある世界9位を獲得。その国別の内訳としてはアメリカが最も多く、3,000万回を記録しており、アメリカ国内で2四半期連続で1位を獲得したと発表しています。
3. Temu(ティームー)の圧倒的な低価格は4つの独自戦略のシナジー効果
Temu(ティームー)の特徴および、その海外進出国数と驚異的なダウンロード数に続いては、Temuの圧倒的な低価格はいかにして可能になったのか? その要因を分析します。
結論から言えば、Temuのあり得ない程の低価格は、下記より解説する4つの独自戦略のシナジー効果にあります。以下より順を追って見ていきましょう。
戦略① 中間業者を極力排した独自の生産・物流システム
Temuはおもに中国から商品を調達しています。かつて中国は「世界の工場」と呼ばれていたほど世界有数の製造業国であり、現在も数多くの商品を生産しているのはご存じの通り。
中国発越境ECプラットフォームであるTemuの強みは、その中国の生産工場と直接取引を行い、高品質かつ低価格の商品を調達できることにあります。
また、その物流ネットワークにも独自の強みがあります。
中国で生産した商品は、厳格なテストを経て、中国から国際的な物流ネットワークを介して各国に輸送されます。その際にTemuが設置した各国・地域ごとの独自の物流センターを通して、世界各国に商品を運び込み、物流の中間業者を極力介さないでエンドユーザーである消費者までその商品を届けられる物流システムを構築しているのです。
このような商品の生産から物流に至るまで、中間業者を極力排して、自社独自のシステムとネットワークを介することで、顧客への迅速かつ効率的な配送を可能にしているのです。
通常なら避けられないであろう長い配送時間や高い配送料を徹底的に削減することで、結果的にその最大の強みである〝低価格〟を実現していると言えるでしょう。
戦略② 加盟店に価格競争を促す「入札モデル」
Temuは自社プラットフォームに登録している加盟店に対して、新しい独自の「入札モデル」を採用しています。
加盟店に対して導入された比較的新しい機能とされる「入札モデル」ですが、簡単に言うと、加盟店達に商品の価格競争を促す機能です。そして、この「入札モデル」こそが、エンドユーザーである消費者に圧倒的な低価格の商品を提供することを可能にしているのです。
入札モデルにおいては特に低価格帯の商品が優遇されます。競り合いで最も低価格を提供した加盟店は、その週においてその商品を販売する権利を獲得します。これにより、ユーザーにはより多くの低価格商品が提供され、コスト削減の機会が提供されます。
ただ、たとえ最安値で勝ったとしても、次回の入札で他の加盟店がより安価な価格を提示した場合、商品は販売停止となり返品されることがあります。このため、加盟店は競合を意識し、低価格を維持するために努力する必要があります。
また、この機能により、加盟店は一定の期間内に価格とサンプルを提供しなければ商品を販売できなくなるとのこと。加盟店は一定の期間内に価格を提示し、実際の商品サンプルを送付する必要があります。
この一連の「入札プロセス」により、価格競争が促進され、ユーザーはより低価格の商品を購入できるという恩恵を受けるのです。
当然、この入札モデルは加盟店にプレッシャーをもたらします。しかし、その一方で、消費者は低価格の商品を購入することができるのです。
戦略③ インフルエンサーを巻き込んだ画期的なアフィリエイトプログラム
Temuはインフルエンサー向けに画期的なアフィリエイトプログラムを提供しています。
そのプログラムとは、インフルエンサーにミステリーボックスを送り、それを開封したインフルエンサーが、自分のフォロワーにTemuアプリを紹介すると、各ダウンロードごとに報酬が獲得できるというもの。さらに、紹介したユーザーがTemuアプリ内で買い物をするたびに、さらにその取引金額から一定の報酬を受け取ることができるのです。
この結果、ソーシャルメディア上ではインフルエンサーがTemuの商品を紹介する動画が急増。インフルエンサーはTemuの商品を紹介することで自身の動画およびサイトの閲覧回数を増やすことができ、Temuはインフルエンサーに自社商品を紹介してもらうことで、新しい販売経路を獲得するだけでなく、プロモーションにかかる広告費を大幅に削減することができるという、Win-Winの関係性を築くことに成功したのです。
戦略④ ユーザー数をどんどん増やす「友達紹介プログラム」
4つめの戦略はTemu独自の友達紹介プログラムです。具体的には、ユーザーに対して友達や知人をTemuアプリに招待し、その結果として報酬を受け取るプログラムです。この友達紹介プログラムが、先述した驚異的なアプリダウンロード数の増加をうながしたとされています。
ではどんなプログラムなのか? その詳細を見ていきましょう。
Temuを使っていると、アプリ内で頻繁に友達を招待するオプションである「Invite Friends(友達招待)」というものが表示されます。
それを使ってユーザーが友達や知人を招待すると、招待状や特別なリンクを通じてその友達がTemuに参加するよう誘導されます。すると、友達がこのリンクを経由してTemuに登録し、アプリをダウンロード・インストールした場合、招待元のユーザーに何らかの報酬が支払われるのです。
それらの報酬には種類があり、友達がTemuをダウンロード/インストールすると、招待元のユーザーには一定額の報酬が与えられるダウンロードボーナスが与えられます。友達がTemuを通じて商品を購入した場合は、招待元のユーザーにはその購入金額に対する一定割合の購入ボーナスが付与されるのです。
これらの友達紹介プログラムは、Temuのユーザーベースの拡大に大きく貢献していると分析されています。先述のインフルエンサープログラム同様に、ユーザーは友達を招待することで報酬を受け取り、同時にTemuは新しい顧客を獲得することできるという、またもやWin-Winの関係性が構築されているのです。
4. 優良な海外進出サポート企業をご紹介
現在のTemu(ティームー)の世界的な快進撃は、単一の戦略ではなく、上記で解説した複数の戦略を矛盾することなく組み合わせることによって実現されました。
サプライチェーンを改革し、独自の入札モデルを導入。さらにインフルエンサーとの協力関係を構築し、ユーザーにも利益を与える友達紹介プログラムを戦略的に活用したTemu。
それらの戦略のシナジーによって、ユーザーに高品質で手頃な価格の商品を提供すると同時に、加盟店とインフルエンサーにも収益の機会を提供するという、その唯一無二の有機的なビジネスモデルを構築することに成功したのです。
貴社にピッタリの海外進出サポート企業をご紹介します
今回は「中国発の越境EC「Temu(ティーム—)」は〝驚異的な低価格〟をいかにして実現したのか?」と銘打って、2023年9月にアメリカ進出以来、約1年で世界39の国・地域に進出という驚異的な成長を見せているTemu独自の海外戦略を中心に解説しました。
「Digima〜出島〜」には、厳正な審査を通過した優良な海外進出サポート企業が多数登録しています。当然、複数の企業の比較検討も可能です。
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ご連絡をいただければ、海外進出専門コンシェルジュが、貴社にピッタリの海外進出サポート企業をご紹介いたします。まずはお気軽にご相談ください。
(参照文献)
・「中国発、米国1位アプリ「Temu」が日本上陸。驚愕の低価格実現の背景は」株式会社カウシェ
・「中国製造業が仕掛ける越境ECビジネスの脅威」COMEMO
・「快進撃の中国格安EC「Temu」、1年足らずで7400万のDL数達成 世界アプリで初のトップ10入り」36Kr Japan
・「中国発の格安EC「Temu」、1年で39カ国・地域に進出の急拡大 中東市場でもサービス開始」36Kr Japan
・「「億万長者のように買い物をしよう」 急成長EC「Temu」の大胆なマーケ戦略」Forbes JAPAN
・「米国で急浮上した中国発の格安EコマースTemuのビジネスモデル」Forbes JAPAN
・「【テム?ティームー!】Temuは怪しいの?ビジネスモデルについての解説」COCOだけブログ
・「Temuは一体何がすごい? 米人気NO.1のECアプリに学ぶ顧客体験」日経XTREND
・「ショッピング版TikTok? 米国を席巻する「Temu」とは何者か」日経XTREND
・「ついに日本上陸!? 新ショッピングアプリ「Temu」は安全?調べてみた」7sGood次世代動画ショッピング
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■3つのサポート領域
①BtoB販路開拓サポート
セカイ各国の現地企業との取引創出を目的としたサポート。
現地企業の探索条件の設計から着手し、企業探索・アポイント取得・商談〜交渉〜契約までワンストップで対応。
②BtoC販路開拓サポート
セカイ各国の消費者に直接販〜集客することを目的としたサポート。
販売はECモール・越境ECサイトを中心とし、集客はSNS活用から各種プロモーション(インフルエンサーマーケティング・広告運用など)海外でのブランディングを含めたマーケティング戦略全般対応。
③セカイで法人・店舗開業
セカイ各国現地に店舗開業を包括的にサポートすることを目的としたサポート。
現地法人設立(M&A含む)や店舗開業に伴う不動産(内装業者)探索や人材探索、各種手続き・ビザ申請等、ワンストップで対応。
■サポート対象エリア
基本的にはセカイ各国の支援に対応しておりますが、
これまでの多く携わってきたエリアは、アメリカ・ヨーロッパ・東南アジア・東アジアです。
■これまでの支援で最も多かったご相談
- 海外進出って何をすればよいの?
- 初めての海外進出をどのように進めれば不安、手伝って欲しい
- どこの国が最適なのか、一緒に考えて欲しい
- 進出検討中の国や市場を調査・分析し、自社との相性が知りたい
- 現地競合企業の情報・動向が知りたい
- どんな売り方が最適か、アドバイスが欲しい
- 海外進出事業計画策定を手伝って欲しい
- 事業戦略・マーケティング設計がしたい
- 食品・コスメ・医薬品に必要なFDA申請を手伝って欲しい
- 海外で販路開拓・拡張がしたい
- 海外現地企業と取引がしたい
- 海外現地法人設立(ビザ申請)をサポートして欲しい
- 海外でプロモーションがしたい
- 越境EC(自社サイト・モール)販路を広げたい・深めたい
- 海外のデジタルマーケティング戦略をサポートして欲しい
- 海外向けのウェブサイト(LP)をつくってほしい
- 海外向けのECサイトをつくってほしい
- 海外のSNS・ECの運用を手伝って欲しい
- すでに活動中の現地法人の悩み解決を手伝って欲しい
- 海外で店舗開業(飲食店含む)を総合サポートして欲しい
■主要施策
①BtoB販路開拓サポート
- 海外販路開拓・現地企業マッチングサポート
- 市場調査/現地視察
- 事業計画設計
- 海外ビジネスマッチング(現地企業探索サポート)
- 海外人材 探索・手配サポート
- 翻訳・通訳サポート
- 手続き・申請(FDA申請含む)サポート
- 海外税務/法務/労務/人事 サポート
- 輸出入/貿易/通関 サポート
- 海外販路開拓・現地企業マッチングサポート
- 各種市場調査/分析
↳企業信用調査
↳競合調査/分析
↳法規制調査
↳有識者調査・インタビュー
↳消費者調査・インタビュー
↳現地テストマーケティング
↳ウェブ調査/分析
②BtoC販路開拓サポート
- EC/越境EC運用代行サポート
- 各種サイト運用代行
- SNS運用代行サポート
- サイト(EC/多言語/LP)制作
- コンテンツ(画像・動画)制作デジタルマーケティングサポート
- プロモーションサポート
- SEO強化サポート
- Webプロモーション
↳インフルエンサープロモーション
↳現地メディアプロモーション
↳広告運用(リスティング広告・SNS広告など)
③法人・店舗開業
- グローバル飲食店開業サポート
- 現地法人設立サポート
- 現地視察サポート
- ビザ申請手続き
- 現地人材探索
- MAサポート
- クラウドファンティングサポート -
ジェイグラブ株式会社
越境EC (B2C、B2B、D2Cなど) 海外販売のことならなんでもご相談ください。
日本ブランドを「オンライン」x「ショールームストア」で世界に販売できる越境ECモール 『j-Grab Mall』 の運営、オンラインでの出店・販売とあわせて、海外の実店舗に商品を展示し、QRコードで購入できる「ショールームストア販売」を実現して日本の事業者の海外進出、販路拡大を支援します。
Shopify( ショッピファイ)・Magento(マジェント)を利用した海外・国内向けECサイト構築、海外ECモール(eBay, Amazon, Shopee, Lazada、Ruten、Ozon、T-MALL Globalなど)の開店から運営までのフルサポート支援します。
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私たちが貴社のグローバルマーケティングチームになります。
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以下2点が私たちの海外進出支援におけるバリュー(&理念)です。
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企業支援の現場で私たちは「売る側」でも「買う側」でもない、第三者です。
私たちは「売る側」にも「買う側」にも肩を入れない、俯瞰的な位置に在るべきだと考えています。
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それぞれの視野・立場だからこそ気づけること・見えること・わかることがあり、当然、偏りもある中でそのバランスをまとめる第三者が必要になります。
私たちはこれまで多くの支援実績やノウハウ(企業の成功・失敗の傾向と対策)に加え、第三者ならではの冷静さを持ち、事業推進を共に進めていく伴走者です。
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