Tradewheel.comとは?特徴と活用メリット、アメリカ販路拡大に成功するための実務ガイド

海外のBtoBマーケットプレイス「Tradewheel.com」は、中小企業でも簡単に海外バイヤーとつながれる注目の販路です。
Alibabaとは違い競争が激しくなく、越境取引を始めたい日本企業にぴったりなプラットフォームとなります。
この本文では、Tradewheel.comの活用メリットや使い方をわかりやすくご紹介します。
▼ Tradewheel.comとは?特徴と活用メリット、アメリカ販路拡大に成功するための実務ガイド
1. なぜ今Tradewheel.comが注目されるのか?
Tradewheel.com(トレードウィール・ドットコム)は、アメリカを拠点に展開されているグローバルBtoB(企業間取引)マーケットプレイスです。
世界190か国以上のバイヤーとサプライヤーをつなぐプラットフォームとして、現在急成長を遂げています。
特に中小企業が海外市場へ手軽にアクセスできるチャネルとして注目されており、アメリカを中心に多くの企業が活用しています。
従来、越境BtoB取引は展示会や仲介業者を通すケースが一般的でしたが、近年はデジタルチャネルの活用が加速しており、その中でTradewheel.comは、アリババやGlobal Sourcesと並び、実用性の高いマーケットプレイスとして存在感を増しています。
日本国内ではまだ認知度が高くありませんが、以下のような理由から関心が集まっています。
・アメリカを中心とする海外バイヤーへのアプローチ手段として有効
・参入障壁が比較的低く、掲載までの手続きがシンプル
・中小企業・新興ブランドにとってコストパフォーマンスが高い
・特定地域や業界に偏らない多様な商材カテゴリ
越境ECやグローバルBtoB展開を検討する企業にとって、Tradewheel.comは「日本ではまだ情報が少ないが、実用性のあるチャネル」として注目されており、いまこそ活用を検討すべき時期にあるといえます。
2. Tradewheel.comとは?概要と特徴をわかりやすく解説
Tradewheel.comの運営会社と成り立ち
Tradewheel.comはアメリカに本社を置き「グローバルな商取引をより効率的に、より低コストで実現する」という理念のもとにサービスを展開してきました。
特に新興国市場や中小規模の企業をターゲットにした構造が特徴で、大手のBtoBプラットフォームとは一線を画しています。
【Tradewheel.comの主な特徴】
・190か国以上のバイヤーネットワーク:アジア、欧州、アメリカ、中東など、世界中のバイヤーとサプライヤーを結ぶ取引ネットワーク。
・幅広いカテゴリ展開:日用品から工業製品、アパレル、農業機械まで多様な商品カテゴリに対応。
・中小企業向けの設計:大手BtoBサイトよりも掲載コストが低く、スモールスタートしやすい。
・英語圏中心のユーザー基盤:特にアメリカ・カナダ・イギリスなど、英語圏のバイヤーへのリーチに強み。
・使いやすい掲載管理システム:商品登録やリード対応などがシンプルで、越境EC初心者でも始めやすい。
Tradewheel.comは「まだ知名度は低いプラットフォームではあるが、実用性の高い越境BtoBチャネル」として、徐々に世界中の事業者から注目を集めています。
日本企業にとっても、海外進出の足掛かりとして活用価値が高いプラットフォームのひとつといえるでしょう。
主要ユーザー層とカテゴリの特徴
Tradewheel.comのバイヤー層は、アメリカやヨーロッパを中心とする英語圏の企業が多くを占めています。
中小企業やスタートアップも多く、価格競争力のある製品やユニークな商材へのニーズが高いことが特徴です。
【主なバイヤー層】
・アメリカ、カナダ、イギリス、ドイツなどの欧米企業
・自社ブランドを持つ小売業者、輸入卸業者、オンライン販売事業者(Amazon、eBay等を活用)
・新製品を探すバイヤーやOEM・ODMパートナーを求めるスタートアップ企業
【取扱カテゴリの特徴】
Tradewheel.comでは、非常に多様な業種・商品カテゴリが取り扱われています。代表的なものは以下の通りです。
・日用品、家庭用品:キッチン用品、掃除道具、収納グッズなど
・アパレル、ファッション雑貨:衣類、アクセサリー、バッグ、シューズなど
・化粧品、パーソナルケア:スキンケア製品、メイクアップ、ヘアケア商品など
・工業資材、機械部品:製造機械、工具、電子部品、建築資材など
このように、Tradewheel.comは生活用品から産業系商材まで幅広くカバーしており、輸出先の分野を限定しない柔軟な販売戦略を展開可能です。
特に、自社製品の海外展開を検討している日本の中小メーカーにとっては、有望な販路拡大の場となり得ます。
Alibabaなど他プラットフォームとの違い
Tradewheel.comは、一見するとAlibabaやGlobal Sourcesなどの大手BtoBマーケットプレイスと類似していますが、その商談スタイルや利用ハードルには明確な違いがあります。
【RFQベースでの商談スタイル】
Tradewheel.comの大きな特徴の一つが、RFQ(Request For Quotation=見積依頼)ベースでの商談が中心である点です。
つまり、買い手が「このような製品を探している」というリクエストを投稿し、それに対してサプライヤーが提案・売り込みを行う「売り込み型のプッシュ戦略」となっています。
この仕組みにより、まだ知名度の低いブランドや新規参入企業でも、積極的にアプローチすることでバイヤーとの商談機会を得やすいのが魅力です。
【登録・利用の敷居が低い】
Alibabaなどの大手プラットフォームでは、プレミアムプランの導入や審査制などにより、ある程度の規模や実績が求められることが多くあります。
それに対し、Tradewheel.comは「無料または低コストでの出品スタートが可能」「比較的シンプルな審査・登録手続き」「少量ロットやテスト販売にも対応しやすい柔軟な構成」といった特徴があります。
これにより、越境BtoBのスモールスタートに非常に適しているプラットフォームであると言えます。
3. Tradewheel.comの活用メリットと適した商材・業種
中小企業でも扱いやすいシンプルな設計
Tradewheel.comは、越境ECやグローバルBtoBビジネスに挑戦する中小企業にとって、使いやすさと実用性を兼ね備えたプラットフォームとなります。
その設計思想や機能面が、特に初めて海外展開を検討する企業に適しています。
Tradewheel.comの大きな魅力のひとつが、管理画面や出品機能が非常に直感的に設計されている点です。
・英語が苦手でも扱いやすいインターフェース
・商品登録や価格設定、問い合わせ対応がシンプル
・専門的なIT知識やEC運営経験がなくても導入しやすい
このため、英語初級者やEC初心者の担当者でもすぐに運用を開始できることが、他の越境BtoBプラットフォームと比べた際の大きな利点となっています。
アメリカ市場向けに有効な商材ジャンル
Tradewheel.comにおいて、特にアメリカ市場で反応が良い・ニーズが高い商材ジャンルにはいくつかの傾向があります。
アメリカのバイヤーは、「独自性」「機能性」「エシカル(倫理的)要素」などに価値を置く傾向があり、これらを意識した商品展開が成功のカギとなります。
【アメリカ市場で有効な主な商材ジャンル】
- 日用品・生活雑貨
・エコ素材、便利グッズ、収納用品、掃除用品など
・「使いやすい」「時短になる」「サステナブル」といった要素が評価される
- アパレル・ファッション小物
・Tシャツ、スポーツウェア、バッグ、アクセサリー
・カスタム対応(OEM)や小ロット生産可能な製品に需要
・エシカルファッション(環境配慮・フェアトレード)も注目分野
- 化粧品・パーソナルケア用品
・ナチュラル・オーガニック系スキンケア
・日本製コスメの品質は高評価されやすい
・ビーガンコスメ、無添加志向のバイヤーも増加中
- キッチン・ダイニング関連商品
・調理器具、弁当箱、陶器、包丁など「日本らしさ」を打ち出せる製品
・見た目と実用性を兼ね備えた製品が人気
- 工業用部品・資材
・製造機器の部品、工具、DIY関連用品など
・アメリカの中小メーカーや販売代理店からの継続受注も見込める分野
- 食品(保存が利くもの)※食品の輸出にはFDA規制や通関対応が必要
・インスタント食品、乾物、お菓子、調味料など
・日本食ブームにより、ラーメン、抹茶、味噌などの特産品にも商機あり
【ポイント:アメリカ市場で売れるための条件】
①「MADE IN JAPAN」品質への信頼
②英語での明確な商品説明(素材・用途・使用法)
③サステナビリティ・健康志向への対応
④小ロット・サンプル対応の柔軟さ
Tradewheel.comは、これらの商材や価値観にマッチした企業にとって、アメリカ市場向け販路開拓に適したプラットフォームであると言えます。
取引開始までが比較的早く、販路開拓の試金石に
Tradewheel.comは、海外とのBtoB取引をこれから始めたい企業にとって、実践的な「試金石」として機能するプラットフォームです。
特に注目すべきは、取引までのリードタイムが短い点です。
【登録から商談開始までがスムーズ】
Tradewheel.comでは、サプライヤー登録後すぐに世界中から投稿されるRFQ(見積依頼)に対応可能となります。そのため、次のようなメリットがあります。
・アカウント開設直後から商談チャンスを得られる
・自ら能動的に営業できる“売り込み型”のアプローチ
・一定の問い合わせ数やマッチングが短期間で期待できる
特に、英語対応に不安がある企業や初めて越境BtoBに取り組む事業者にとっても、ステップを踏みながら学べる実践環境として有効です。
【海外販路開拓の「初動」に最適】
Tradewheel.comは、以下のような理由から「輸出・越境ECの入り口」として適しています。
・低コスト・低リスクで始められる(無料枠や少額有料プランの利用可)
・バイヤーとの初期接点を多く持てる(多数のRFQ案件)
・自社商品の海外での反応をテストできる(ニーズ把握、市場調査)
これにより、Tradewheel.comは「越境ビジネスの足場固め」や「本格展開前の市場感覚を掴むため」のプラットフォームとして、特に中小企業やスタートアップから高く評価されています。
4. 成果につなげるための実務的な活用ポイント
商品ページは「グローバル目線」で再構成
Tradewheel.comを単なる掲載先として使うのではなく、「商談につながる販路開拓ツール」として機能させるためには、いくつかの実務的工夫が重要です。
特に商品ページの構成や買い手への提案スタイルは、日本国内向けとは大きく異なります。
海外バイヤーの購買行動や比較基準に合わせた「見せ方」の工夫が不可欠となります。以下のポイントを押さえて最適化しましょう。
・写真は明るく、複数の角度から撮影
→ 白背景や自然光での撮影、使用シーンを想起させるカットが効果的
・サイズ・素材・用途を明記した英語説明文
→ 曖昧な表現を避け、数字やスペックで判断材料を明示(例:"Capacity: 500ml / Material: BPA-free plastic")
・海外市場で訴求力のあるキーワードを使用
→ “eco-friendly”, “OEM available”, “customizable”, “lightweight” などの用語を適切に配置
・製造背景やブランドストーリーを一言添える
→ 日本品質や独自性を端的に伝えることで信頼獲得につながる
また海外バイヤーは複数のサプライヤーに同時に接触しているケースが多いため、問い合わせに対する迅速な対応が成約のカギを握ります。
①メッセージには24時間以内に返信(なるべく即日)
②テンプレートを用意し、初回返答を効率化
③英語が不安な場合は翻訳ツールや定型文の活用を
レスポンス体制は「時差対応」まで含めて構築
Tradewheel.comをはじめとする越境BtoBプラットフォームにおいては、問い合わせ対応のスピードがそのまま成約率に直結します。
特にアメリカや欧州などの主要バイヤー層との時差を意識した「グローバル対応体制の構築」が極めて重要となります。
【問い合わせ対応はスピード勝負】
多くの海外バイヤーは複数のサプライヤーに同時に問い合わせを行い「早く、的確に返してくれる企業」に興味を持ちやすい傾向があります。
特に初回の返信が遅れると、それだけで候補から外れるケースもあるため、目安として24時間以内、できれば12時間以内の返信が理想です。
【時差を見越した対応体制が必要】
アメリカ(米国東部時間:日本より-13〜14時間)やヨーロッパ(中央ヨーロッパ時間:日本より-7〜8時間)などとのやり取りを考えると、日本の夜間〜早朝が相手の営業タイムになります。
このため、次のような時差対応を含めた業務設計が有効です。
・通知設定を強化し、スマホでの即応体制を構築
・営業担当者をシフト制にする、または分担制で運用
・ChatGPTなどの翻訳ツールや返信テンプレートを事前準備して時短対応
・よくある問い合わせに対するFAQや自動返信文も用意
【英語力よりも「応答姿勢」が信頼に直結】
完璧な英語である必要はなく「丁寧でスピーディな対応」が最も重視されます。
たとえ簡潔な英文でも、レスポンスの早さ・誠実さ・明確さを意識することで信頼獲得につながります。
Tradewheel.comの活用においては「掲載して待つ」だけでなく、時差とスピードを見越した能動的な商談体制づくりが鍵となります。
これにより、初回コンタクトから商談成約までの転換率を大きく引き上げることができます。
中長期の成約を見据えて他販促チャネルと連携
Tradewheel.comを単なる「単発の受注サイト」として使うのではなく、自社の他チャネルと連携させた「中長期的な販路育成ツール」としての活用が重要であると言えるでしょう。
特に、獲得したバイヤーとの継続的な関係構築が、安定した越境BtoBビジネスにつながります。
【バイヤーとの関係を深めるための複線的アプローチ】
Tradewheel.comで接点を持ったバイヤーに対して、以下のような別チャネルや提案施策との連携を行うことで、商談の進展・継続取引へとつなげやすくなります。
・自社越境EC・D2Cサイトへの誘導
→ 商品情報の詳細、他のラインナップ紹介、ブランドストーリーなどを見せる場として有効
→ クーポンやプロモコードを案内することで流入促進
・サンプル提案による実体験の提供
→ 少量発送で品質や実用性を実感してもらい、成約率向上へ
→ サンプル申込フォームを用意して簡易化もおすすめ
・ニュースレター・SNSを通じた継続フォロー
→ メールマガジンやLinkedInを活用し、定期的な情報提供を行う
→ 季節商品、新製品情報、実績紹介などを伝えることでブランド想起を高める
Tradewheel.comで得たバイヤー情報は、CRM(顧客管理)に蓄積し、営業リストとして再活用することが可能です。
最初のやりとりで終わってしまうケースを減らすためには、取引以外の価値提供(例:最新市場トレンドの共有など)を意識することも有効です。
Tradewheel.comは、海外バイヤーとの最初の接点を作るための強力な入口ですが、それだけにはとどまらず、他チャネルとの連携により商談・関係を育てる場へと発展させることが重要です。
点で終わらせず線につなげる発想こそが、中長期の輸出ビジネス成功の鍵となります。
5. Tradewheel.comへの登録・出品・運用のステップ
アカウント登録と出品開始までの流れ
Tradewheel.comは越境BtoB取引の第一歩として、誰でも手軽に始められるプラットフォームです。
特に中小企業や輸出初心者にとって、登録・出品までのプロセスがシンプルである点が魅力であると言えます。
【無料プランからスタート可能】
Tradewheel.comでは、有料プランも存在しますが、まずは無料アカウントで始めることが可能です。
初期費用ゼロで、基本的な出品・RFQ対応機能が利用できるため、初期導入のハードルが非常に低く設定されています。
【出品開始までの基本ステップは3つ】
①企業アカウントの作成
・メールアドレス、会社名、所在地などの基本情報を入力
・登録後に管理画面(ダッシュボード)へアクセス可能に
②カテゴリと業種の選択
・自社製品の商材ジャンル(例:アパレル、化粧品、産業部品など)を選択
・適切なカテゴリ設定がバイヤーの検索ヒット率に直結
③商品の登録
・商品名、価格帯、最小発注数量(MOQ)、納期などを入力
・写真やスペック説明を添えて、海外向けに分かりやすく構成
・英語での記述が必要だが、簡潔で実用的な表現でOK
【出品完了後はすぐに商談可能】
出品が完了すると、世界中のバイヤーが閲覧可能な状態となり、同時にRFQ(見積依頼)への対応権限も付与されます。
つまり、登録・出品から即日でも商談に進める環境が整うのです。
Tradewheel.comは「早く、安く、簡単に始められる」越境BtoBプラットフォームとして、特に初期段階のテストマーケティングや販路探索に適しています。
商品登録・SEO設定で気をつけたい点
Tradewheel.comでの商品検索の多くは、バイヤー側のキーワード入力に基づくため、登録時のSEO対応が非常に重要です。
特に英語圏バイヤーを意識した「言葉選び」「表記ルール」が、検索露出やクリック率に大きな差を生みます。
【タイトルは検索されやすい言葉を優先】
商品タイトルは「商品名+機能・用途・素材」などを組み合わせた構成が基本です。
例)Reusable Stainless Steel Water Bottle – 500ml BPA-Free Outdoor Sports
専門用語よりも一般的で広く検索される単語を優先しましょう。
例)「polyethylene terephthalate」より「PET plastic」
不要な装飾語や主観表現(Excellent, High Qualityなど)は避け、事実に基づく言葉を使うようにします。
【タグは複数設定し、周辺ワードも網羅】
Tradewheel.comでは出品時に複数の関連タグ(キーワード)を設定することが可能です。主力ワードだけでなく、類語も含めると効果的になります。
例)“tote bag”, “canvas bag”, “shopping bag”, “eco-friendly bag”など
【説明文は英語圏の購買目線で構築】
製品のサイズ・素材・用途・梱包・納期など、明確な数値と事実ベースで記述するようにしましょう。
長文よりも短い段落・箇条書きで視認性を高める説明文が、英語圏では分かりやすく一般的なスタイルです。
よくある質問(MOQ、サンプル可否、OEM対応など)を盛り込むと、バイヤーからの信頼を得やすくなります。
【Google翻訳より自然なビジネス英語を】
直訳では不自然な表現になりがちなので、ビジネス英語に最適化された表現を意識するようにしましょう。
そもそも商品を検索されなければ、そもそも商談の土俵にも上がれないのがBtoBプラットフォームの現実です。
商品登録時には「バイヤーが検索窓に打ちそうな言葉」を想定しながら、見つけてもらえる設計=SEO目線を徹底しましょう。
RFQ対応・応答・レビュー獲得までの運用フロー
Tradewheel.comにおける受注のカギは「RFQ(見積依頼)」への迅速かつ的確な応答と、レビュー管理による信頼構築となります。
出品後は「待つ」よりも「攻める」姿勢が重要であり、運用の質が成約率に大きく影響します。
1. RFQへの対応は“スピード+提案力”が勝負
Tradewheel.comでは世界中のバイヤーが日々RFQ(Request for Quotation)を投稿しており、登録サプライヤーが自由に応札可能です。
競合も多いため、応答スピードは12時間以内、理想は数時間以内が目安となります。
単なる価格提示だけでなく、MOQや納期、カスタマイズ可否などをセットにした提案型回答によりバイヤーから選ばれやすくなります。
2. 応答文テンプレートを用意して効率化
繰り返し使う基本構成はテンプレート化しておき、製品名・条件だけを差し替えて即応できる体制にしましょう。
3. 初期レビューの獲得が信頼形成の第一歩
成約後のバイヤーに対して、丁寧なフォローとレビュー依頼を行うことが、次の取引の信用力につながります。
Tradewheel.comではレビュー(評価)の有無が出品者一覧で可視化されるため、初期の数件のレビューが非常に大きな効果を持つ結果となります。
レビュー獲得のためには「納期遵守・丁寧な梱包・こまめな連絡を徹底」「成約後に簡潔な依頼メッセージを送る」ようにしましょう。
4. レビューの定期チェックと対応も運用の一環
ネガティブレビューがついた場合も放置せず、真摯な返信で信頼回復を図るのがBtoBでの評価管理の基本です。
ポジティブレビューには感謝の返信を行い、丁寧な姿勢を見せることでブランドイメージを強化することができます。
Tradewheel.comでは、出品後のRFQ対応こそが最も重要となります。スピーディな応答、的確な提案、レビューによる信頼構築ができて、はじめて継続的な成約へとつながるでしょう。
6. まとめ
Tradewheel.comはアメリカ販路拡大の「実務型チャネル」として活用できる
Tradewheel.comは、アメリカ市場への販路拡大を目指す日本企業にとって、実務的に活用できるBtoBマーケットプレイスです。
競合が比較的少なく、越境取引の経験が浅い中小企業でも始めやすい点が大きな特徴です。
サイト上での商談機能や多様なカテゴリーにより、幅広い商材の売買が可能であり、アメリカのバイヤーに直接アプローチできる実務型チャネルとしての価値が高いと言えるでしょう。
Tradewheel.comは、海外進出の初期段階で手軽に販路を広げたい企業に特におすすめできるプラットフォームとなります。
アメリカ進出なら「オンラインアシスタント/Emily.」にお任せください
今回は「Tradewheel.comとは?特徴と活用メリット、アメリカ販路拡大に成功するための実務ガイド」について解説しました。
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株式会社ダズ・インターナショナル
*東南アジアを中心とし、欧米や東アジア進出まで伴走サポート*
私たちは日本企業の東南アジア・欧米・東アジアへのグローバル展開をサポートします。
支援実績社数850社を超え、見えてきた成功と失敗の共通点・傾向から、"企業の「やりたい」を『デキル化』する" をモットーに、新しい市場への挑戦に伴走します。
企業の課題・目的に合わせて、グローバル展開に最適なサポートを提案いたします。
私たちはグローバル(アジア各国・アメリカ・ヨーロッパ各国・日本国内)で働く企業を支援します。
『Mission - 私たちが海外に進出する企業に果たすべき使命 -』
新しいマーケットでビジネスを創める・広げる・深める・個人を伴走型でデキル化支援
『Vision – 私たちが理想とする世界 -』
もっと自由に(法人・個人)新しいマーケットに挑戦できる世界
『Value – 私たちの強み -』
①伴走者かつ提案者であること
ジブンシゴト(頼まれ・やらされ仕事はしない)をモットーに、事業主人公ではない第三者の私たちだからこそできる提案力
②プロジェクト設計力と管理力
デキル化(ミエル化して終わりではなく)をモットーに、『ゴールは何か』の会話から始めるプロジェクト設計力とその後実現するための管理力
③対応力(幅広いエリアと多様な業種実績700社以上)
設計力・管理力を活かし、現地特派員や協力会社と連携による現地力モットーに、ニッチからポップまで多様な業種の海外進出に対応。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
01:伴走グローバル事業部
海外ビジネス課題を共に考え、目標達成のために共に動くチーム
『Point』
✔︎貴社海外事業部の担当者として伴走
✔︎BtoB・BtoC・飲食店開業など幅広くサポート可能
✔︎各国現地駐在スタッフやパートナー企業と連携が可能
------------------------------------
02:伴走マーケティング事業部
デジタルマーケティング課題を共に考え、目標達成のために共に動くチーム
『Point』
✔︎貴社デジマ事業部の担当者として伴走
✔︎デジマ業務をゼロから運用まで幅広くサポート
✔︎各分野に対応するスタッフやパートナー企業と連携
------------------------------------
03:稟議書作成サポート
海外ビジネスのはじめの一歩を作る、稟議書策定サポート
『Point』
✔︎あらゆる角度から、フィジビリティ・スタディ(実現可能性)を調査・設計
↳過去類似事例(失敗・成功どちらも)から判断材料を調査
↳当社現地スタッフやパートナー企業による調査
↳現地特定の有識者を探索し、インタビュー調査
------------------------------------
04:スポットサポート
海外ビジネス・デジタルマーケティング課題を部分的に解決
『施策と料金イメージ(事例で多い価格帯となります)』
✔︎市場調査:50万円〜80万円〜120万円
✔︎現地視察:国・期間・内容により大きく変動
✔︎会社設立:国・形態・内容により大きく変動
✔︎現地企業マッチング:30万円〜50万円〜80万円〜120万円
✔︎プロモーションサポート:国・形態・内容により大きく変動
✔︎ECサイト制作:80万円〜150万円
✔︎ECサイト運用:20万円〜40万円(月額)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ -
合同会社サウスポイント
アジアに近い沖縄から海外ビジネスをサポート
2017年7月日本・沖縄と海外の万国津梁の架け橋を目指して、企業の海外展開支援を目的として沖縄・那覇で設立。アジア・欧州を中心に沖縄県内・沖縄県外企業の海外進出・国際展開のサポートを実施しています。2022年7月には観光産業の伸びの著しい石垣市に八重山事務所を開設しております。
沖縄をハブに、台湾・中国・香港・ベトナム・タイ・マレーシア・シンガポール・インドネシア・オーストラリア・ニュージーランド・イギリス・ドイツ・ブラジル各国にパートナーエージェントを配置し、アメリカ合衆国・インドは提携先を設けていますので、現地でも情報収集、視察等も直接支援可能、幅広く皆様の海外展開とインバウンド事業をサポートしております。