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海外進出に貢献するグローバル人材とは ~ニーズが高まるベトナムの労働力~

掲載日:2018年07月26日

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少子高齢化による労働人口が減少している日本。対策として、政府はグローバル人材の拡大を目指し、労働力不足を補おうとしています。現在、大学でも外国人留学生を多く受け入れ、中国を筆頭に、日本の大学に進学するケースも増えてきています。また、企業でも積極的に外国人採用を行っており、海外進出やダイバーシティを目指しています。

その中でも、ベトナム人材は、中国に次いで日本で働いている外国人で2番目に多いとされています。日本企業でも、ベトナム現地でオフショア開発やベトナム進出を検討している企業が多くあります。

本稿では、ベトナム人材の特徴、現地と日本での採用について見ていきます。

1.グローバル人材がなぜ必要なのか

労働不足を解消するためのグローバル人材

日本では、少子高齢化に伴い超高齢化社会に突入しており、今や全人口の4分の1が65歳以上の高齢者になっています。今後も人口減少が続き、50年後の2065年には、9,000万人を割り、労働者人口も減少していくとの予測があります。これに伴い、安定した労働者を確保し、労働不足を解消するために「外国人技能実習制度」等の制度を設け、外国人労働者を受け入れています。

また、企業によっては、縮小する国内市場から海外市場への参入を果たすための橋掛かり役、社内の組織改革の為に、グローバル人材を雇うケースがあります。いずれにせよグローバル化が叫ばれて久しい世界で日本が生き残っていくためには、多様なバックグランウンドを持ったグローバル人材が必要になります。

そのようなグローバル人材の中でも、注目されているのがベトナム出身者です。ベトナムでは、日本語学習者も多く、実際に日本に留学・働く人が多いとされています。また、若年人口的にも増加傾向で、労働者人口も増える予測があり、日本の現状とは、真逆の状況にあります。次章からは、ベトナム人材の特徴、ベトナム現地・日本での採用について見ていきます。

2.ベトナム人材の特徴とは

働き手が多い

ASEANの一国であるベトナム。繊維・アパレル業が主産業であるベトナムは、約9,400万人の人口を有しています。その人口は、1970年代から右肩上がりです。ASEAN域内では、インドネシア・フィリピンに次いで3番目に多い人口数となっています。それに応じて労働者人口も増加しており、全人口の半数以上は、就業者で占めています。平均年齢も28歳と若く、今後の経済成長にも期待が高まっています。しかしながら、問題も抱えており、熟練労働者の不足や未経験の労働者が多いことから、労働者の質の改善が問題となっています。

今後もベトナムは人口が増加する見込みで、20年まで、人口ボーナス期が続くとされています。2049年には、1億870万人に達すると予測しています。その為、人口規模だけ見ても有望な進出先として見ることができます。

3つのベトナム人材の特徴

ベトナム人の特徴としては、


・プライドの高さ
・時間や仕事のルーズさ
・好奇心・向上心が旺盛

の3つが挙げられます。

プライドの高さとしては、ベトナム人の論理的な性格が要因となっています。仕事の際にもその仕事のやり方に意味やメリットを見出すことができなければ、仕事を放棄してしまう可能性があります。その一方で、仕事のミスや失敗を他人に知られることを恐れる傾向にあります。

時間や仕事のルーズさは、感覚的な性格から来ています。仕事を依頼する際も、その納品期間を重視するのではなく、その仕事を実行する能力があるかと解釈してしまい、更に、事前に確認する習慣が根付いていないため、時間や仕事の見積りが甘くなってしまうことがあります。

好奇心・向上心の旺盛さについては、ベトナム人の性格である「4K(器用・向学心旺盛・近視眼・カカア天下)」に代表されるように、仕事に生きる知識やスキルを身に着けることを「勤勉」であるとしています。また、そのような向上心がある為、自身の成長機会や働く環境、給料に関する意識も強く、自身が成長できない、もしくは給料が上がらない等の理由があれば、転職するという傾向にあります。

3.ベトナム人材が活躍できる場所とは

ベトナム人材を採用する場合、日本とベトナムでは、事情が違うようです。以下では、日本とベトナムでベトナム人材を採用する際の傾向について見ていきます。

ベトナムではIT・製造業の求人が増加

ベトナム国内では、ITや製造業で盛り上がりを見せています。ITでは、ソフトウェア開発の外注であるオフショア開発が主流となっています。国内では、大学や専門学校で実践的な教育を受けたITエンジニアが増加していることもあって、IT従事者は、増加しています。日本のエンジニアと同レベル、またはそれ以上のレベルを持つエンジニアを、日本で雇うより格安に雇える点が魅力的です。

製造業では、法人税の減税や免税制度など、外資系企業の進出を優遇している経済特区や工業団地があることから、ベトナムに工場を建設し、現地の労働者を雇っています。今後も工業団地や経済特区の建設は続く見込みで、日本企業問わず、外資系企業の進出は続く見込みです。

現地では日本企業の魅力が低下

ベトナムでは、IT企業やメーカーを中心にベトナム人材の求人が増えていますが、日本企業に対するイメージは低めになっています。主な理由としては、賃金の低さ、欧米企業の働き方に慣れている点が挙げられます。

ベトナムは、日本より実質平均賃金は低いですが、募集要件の能力にしては低い給与設定(月22万円程度で日本語検定N2以上など)となっており、ベトナム人は、より高待遇であるシンガポールやオーストラリアへ流れていく傾向にあります。また、ベトナムでは、多様性があり、実力主義の文化が根付いている欧米企業を好む傾向があり、現地では、日本企業への人気は他国の企業と比べると低いと言えます。

日本への留学が多いベトナム人

ベトナムからの訪日者数は、中国に次いで2番目に多いです。また、日本への留学者数も2番目に多い数となっており、その数も年々増加しています。ベトナム国内には、約5万人 の日本語学習者がいるとされていますが、実用的に使える人材(日本語能力検定N2以上)は少なく、常に人材不足という状況です。

その一方、日本に留学しているベトナム人は、日本語が堪能で、人によっては英語も堪能な人もいます。その為、日本で就職したいと考えているベトナム人、更にグローバル人材を増やしたいと検討している企業のニーズがマッチすれば、採用可能性が高まります。ベトナム現地では、日本語ができる人材を集めることは難しいかもしれませんが、日本で募集する場合は、現地より多く集めることができる可能性が高いです。

4.活躍が期待されているグローバル人材

以上よりベトナムの人材の特徴やニーズについて見てきました。ベトナム人の特徴を踏まえると、実力主義的な企業が好まれるのにも納得感があります。日本企業では、ベンチャー企業だけでなく、大手企業でも年功序列から実力主義へと転換している企業も多くあります。

今後、ベトナム人材だけでなく、グローバル人材を採用する場合は、企業の制度を見直す必要があるかもしれません。欧米企業を模倣するまではいかなくても、ある程度海外出身の従業員にも働きやすい環境を整備することで、外国人労働者の拡大に対しても対応できるに違いありません。

また、ベトナム人材だけでなく、グローバル人材は将来日本では、ある意味「キーマン」となり得る存在です。特に海外進出を目指す日本企業は、製造業・非製造業ともに全体の半数以上としており、海外売上比率を高めようとしている企業は多くあります。進出の際に重要になってくるのは、やはり人材であると言えます。

企業によっては、日本人が海外進出を推し進めていくケースもありますが、やはり対象国に進出する際には、その国をよく知っており、コネクションもあるその国出身の人を雇うのが賢明です。ベトナム出身の場合、日本企業のベトナム進出のキーマンとなることが期待されます。その他、人材不足の介護業界や地方創生でもグローバル人材のニーズがあります。

5.優良なベトナム人材紹介企業をご紹介

今後も安定した経済成長が期待されるベトナム。

その国の経済を支えているのは、豊富な若い労働力です。特にベトナムでは、オフショア開発が盛んであり、日本企業も多く進出しています。

「Digima〜出島〜」には、厳選な審査を通過した優良なベトナム人材を始め、世界130ヵ国の海外人材紹介企業が多数登録しています。当然、複数の企業の比較検討も可能です。

「ベトナム(海外)進出を検討していて現地に詳しいベトナム(海外)人材が欲しい」「オフショア開発で優秀なベトナム(海外)人材が欲しい」…といった、多岐に渡るベトナムおよび海外進出におけるご質問・ご相談を承っています。

ご連絡をいただければ、海外進出専門コンシェルジュが、御社にピッタリのベトナム人材および海外人材紹介企業をご紹介いたします。まずはお気軽にご相談ください。



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(参照文献)
・内閣府
平成29年度版高齢社会白書
・公益社団法人国際労働財団
ベトナムの基本情報
・SKETCH PRO
製造業とITで求人増、日本語人材5万人の姿
・日本人材ニュース(2015年4月30日)
海外事業拡大でグローバル人材の確保に苦戦
・Ckisk(2016年08月25日)
ベトナム人の国民性「4K」って知ってる? 一緒に働く上で知っておきたいこと
・外国人労働者新聞(2017年2月6日)
外国人労働者受け入れメリットとでメリット
・VIECOI.vn(2018年1月11日)
2017年のベトナム人採用市場を表す7つのトレンド
・岐阜新聞(2018年6月28日)
介護分野、日本と協力 ベトナム
・GLOCAL MISSION TIMES(2018年7月20日)
地方創生に必要不可欠な外国人材の活用/地域活性機構 リレーコラム

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